STUFF VOICE
スタッフの声
⽯塚 ⼣耶(イシヅカ ユウヤ)埼⽟県出⾝
所有資格:愛玩動物飼養管理⼠
2019年 埼⽟県⽴熊⾕農業⾼等学校卒業
2021年 専⾨学校ビジョナリーアーツペット科アニマルセラピー専攻卒業
学⽣時代は⼈と動物が良い関係になれる動物トレーニング⽅法を専攻し、ペットと⼈の共⽣について勉学に励む。学⽣時代のアルバイトでは、⽝のトリミングのスキル向上の為に、ブリーダー施設の⼦のグルーミングを担当。現在は⼤森ペット霊堂のスタッフとして、亡くなった家族への対応や霊園施設内で保護をしている。動物達のお世話に関しても積極的に飼育管理をしている。
- なぜペットの⽕葬を仕事にしているのか?
- ⽣きている動物だけでなく、亡くなった動物も幸せにしてあげたい。
- ⼤森ペット霊堂の好きなところ
- スタッフがみんな動物を⼼から好きでいること
■ インタビュー
- 亡くなった動物と接する仕事をする上で⽯塚さんはどんな覚悟を持っていますか?
- 宗教とかそのような概念関係なく、⽣きている⼦達も命だし、⼼臓が⽌まった⼦達も命だと思っています。命を扱っているということを常に意識しています。
- ⽯塚さんが思う、亡くなった⼦達も命ということについて詳しく教えてください。
- 昔⾒たTVで、⼩学⽣に向かって「命はどこにありますか?」という問いかけがありました。その⼩学⽣達は「左胸」と答え、私も同じように左胸にある⼼臓だと思っていました。
- 私⾃⾝もそのように思います。
- 「では、命は⼼臓ですか??」と再度、⼩学⽣達に問いかけた場⾯を⾒た時、そうじゃないかも。と感じたのがきっかけです。⼼臓が動いている、動いていないなどは関係なく、命というのは「⼼」ではないかと思いました。その⼼こそ、亡くなった⼦も命という認識です。
- とても考えさせられるお⾔葉ですね。それでは、なぜ⼤森ペット霊堂に⼊社を決めましたか?
- 前に飼っていた猫を亡くした時に、⼗分なお別れができず、何年経った今でも後悔をしています。学⽣時代に⼤森ペット霊堂のインターンでペットの葬儀を⾒て、⾃分もここで猫を弔ったら、今は後悔していなかったのだろうと感じました。その時に⼊社を決め、後悔ないお別れをする側になりたいと思いました。
- 素晴らしいです。⾊んな動物のお仕事がある中で、⼤森ペット霊堂へインターンしようと思ったのは、命の話のことを忘れていなかったからですか?
- それもあるのですが、学校の進路説明会で卒業⽣の話を聞いた⾔葉が私の背中を押してくれました。その説明会で、動物保護活動に尽⼒をしている⽴崎真紀さんという卒業⽣に出会いました。⽴崎さんのお話は、私が過去に感じた経験と同じようなことを話されていて、とても感銘を受けました。今ある⾃分は、⼤森ペット霊堂で亡くなった⼦達に対して接することができたからだと話してくれました。
- 卒業⽣の⽴崎さんは⼤森ペット霊堂のスタッフとして活躍されていたのですか?
- はい。現在の保護活動をされる前、⼤森ペット霊堂に就職され経験したことが⾃分の糧になっているとお話してくださいました。
その機会で⼤森ペット霊堂のことを知ることができ、インターンを申し込みました。 - ⼤森ペット霊堂に⼊って、イメージは変わりましたか?
- 飼い主様を⼤切にしている姿や、⼀⽣で⼀回しかないペットの葬儀を間近で観させていただき、素晴らしいペット霊園だなと今でも感じています。
- ペットの葬儀を毎⽇経験し、本当に⼤変なお仕事だと感じます。⽯塚さんの休⽇はどんな⾵に過ごしていますか?
- ⼀⼈暮らしをしているので実家に帰ることがほとんどです。実家にも⽝と猫がいて、普段でしたら毎⽇⼀緒に過ごしていましたが、今は週に1 回ほどしか会えません。その⼤切な家族達との時間を有意義に過ごしています。
- いつも動物と⼀緒にいるのですね。最後になりますが、ペットを亡くされた家族に⽯塚さんから伝えたいこと、是⾮お願いいたします。
- 私はペットの葬儀を経験される皆様に、気持ちを明るくしてもらおうと思っていなくて、ペットの死をしっかりと受け⼊れてもらえるきっかけになれればと考えて葬儀を担当しています。その受け⼊れる気持ちが何週間後でも何年後でも、その⼦を思い出した時に温かい気持ちになってくれたら幸いです。私が担当させていただいた暁には、少しでも家族の皆様が安⼼してペットちゃんを任せていただける⼈でいたいという気持ちで、精⼀杯お⼿伝いさせていただきたいです。