齋藤鷹一|ペット火葬、ペット葬儀を担当します。【退社。現在犬猫保護活動を遵守】
2017年11月16日
目次
齋藤鷹一(さいとうよういち)の自己紹介
- 1989年生まれ
- 東京都大田区出身
- 成城学園高校2008年卒
- 日本体育大学体育学部体育学科2012卒
2013年大森ペット霊堂入社。多くの火葬業者の動物の扱いの酷さ、獣医師とペット霊園の金銭癒着など、動物の尊厳を無視したペット業界に反目を向け意識改革に遵守する。
2018年に運営母体が変わり、大森ペット霊堂の代表に就任する。しかし翌年2019年にNPO法人SPA代表理事にも就任が決まり、一時現場を離脱。
現在は、捨てられてしまう動物達を救い、保護犬や保護猫を中心に新たな家族を見つける活動を東京を拠点として行っている。
それでもペット葬儀業界の意識改革を徹底するまで、大森ペット霊堂にも籍を置きながら指揮をとり、全国のペット火葬業者のモラル向上を目指している。
動物保護団体の【シンガポールSPCA】にお手伝いに行った時に統括マネージャーと一緒に撮影。抱っこしているのは保護をした野犬の子供
大森ペット霊堂とは、どんなところ??
今現在の大森ペット霊堂は、本当にスタッフが高い意識を持つ人材で構成されているので私自身も安心して大切なペットを預けることができます。
多くのペット火葬業は
- ・飼い主様に見せる表の顔
- ・従業員だけしかわからない裏の顔
この2つの顔を持つところが存在します。
大森ペット霊堂のスタッフは
- ・裏表がない事
- ・自分のペットを任せたいと思われる対応
これがしっかりと体現できているので、私も現場を少し離れることができました。
動物のことを大切にしてあげたい。その純粋な気持ちが故に不器用な所が難点でありますが、自分自身のペットでなくそれ以外の動物達まで心から大切に思ってあげようとする人材は中々いません。
大森ペット霊堂は、それが体現できている。私はこのような人たちと一緒に動物に関わるお仕事ができてとても誇りに思っております。
なぜ、ペット霊園で働こうと思ったのか?
私が入社したのは2013年のことですが、当時はあまり良い入社の仕方をしていません。
ペットの霊園だということを知らずに【ペット】と言葉が入っていたから軽い気持ちでペット用品店かなと思いながら入ったことが初めのきっかけです。やはり葬儀の現場は考えもしない飼い主様の涙、辛い場面を何度も見てきて本当に逃げたくなる思いでした。やめたいと数えきれないほど沢山ありました。一緒に泣きながら葬儀を担当していました。
ただ私が今日までお仕事を続けさせていただいている理由は、【火葬業界の裏側】を知ってしまったからです。上記にも記載していますが、間違ったペット火葬業者選びをしている人が多すぎる。それは飼い主様が悪いのではありません。ペット葬儀業界がそのように手引きしているのです。
飼い主様には暖かい対応をしてほっとした気持ちで帰っているけれど、
- ・実際には骨が少ししか入ってない。
- ・火葬しないでゴミに捨てる。
- ・個別火葬をしない。全部合同に火葬。
- ・別の動物の骨が入っている
というような利用する人たちがみえない所ではやりたい放題。お寺付属だから、全く関係ありません。
私はそんな火葬業者にペットを愛した人たちが家族を連れて行って欲しくない。絶対に変えなければいけないという使命感を持ったことが今日まで続けてこれた原動力です。
私が今現在一緒に生活している子は??
日本全国の動物保護施設、海外の保護施設に伺わなければいけないスケジュールでありまして自宅に帰宅することがあまりできず、私の実家で犬を2匹飼育させていただいてます。
コーギー・ペンブロークの【CoCo】とMIXの元々野犬だった【もみじ】がいます。いたずら大好きな子達ですが、動物たちが幸せに感じてくれるように行動学を学びながら一緒に暮らしていただいています。
自分のここだけは負けないところ
ラグビーを経験し、総合格闘技の道でプロデビューまでしたこともあり、精神力はこの業界の中では負けることはないかと思っています。
このペット火葬業界を正すために行動すると、ペット霊園からの圧力、獣医師からの圧力がかかります。一時は大森ペット霊堂を潰すと言われ、仕打ちされたことがありましたが、近年はSNSの情報ツールの発達、コンプライアンスの強化によって、少なくはなってきましたが嫌がらせはまだまだ続いています。
それでもそのようなことは全く屈しないので、やはり私の強みは精神力だと自負してます。
休みの日は何している?
あまり休みはとらず、働くことを専念しています。人が平等に与えられているものは【時間】です。他の人たちが休んでいる時でも、働くことが他との差がでる所だと思っています。まだまだ若いので毎日が勉強です。
【ちば愛犬フラワー学園】のペット専攻の学生さんと北海道研修に行き、あさひやま動物園に伺った時の写真です。
これからの目標
日本のペット火葬の業界を変えることです。
今の火葬業界は動物を物として扱う業者にペットと暮らす飼い主様が集まり、そこで通常のサービスを受ける。
丁寧だった。親切だったと言うが、実際のことを把握していないケースが多い。
もっと素晴らしい施設で、しっかりとしたお別れをしてみてください!
今は、全国の素晴らしい思いを持ったペット霊園達が活躍ができていない。この問題を必ず解決させます。
そして、今学校で動物のことを学んでいる学生さん達が活躍できる育成もしていきたいと思っています。
ペットの葬儀を探されている方へ
ペットの葬儀を迷っている方、どうしたら良いかわからない方。大森ペット霊堂のスタッフにご連絡ください。
全国津々浦々全ての方が、私どもで行うことが全てだと思っているわけではありません。
- ・安置の仕方を教えて欲しい
- ・火葬じゃなくて家で埋葬してあげたい
- ・ペットの火葬をしている立派な霊園を教えて欲しい
私たちの電話は、予約だけではありません。困った方を救うことが大森ペット霊堂の役目です。
ペットが亡くなってしまってどうしたら良いかわからない方のお声をお教えください。
私が信頼しているスタッフ達も含めて、誠心誠意サポートします。
動物のことを大切にしたいと思うスタッフだからこそ、私たちだけができることがあります。私以外のスタッフの紹介もありますので、どんな人物が大森ペット霊堂で働いているか是非ご確認くださいませ。
幸せに暮らしていた思い出をお聞かせいただき、家族様にもペットにも尊厳を持って真剣にご対応させていただきます。
大森ペット霊堂 アドバイザー
特定非営利活動法人SPA 代表理事
(社)高齢動物福祉協会 顧問
齋藤 鷹一
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