押さえておきたい!大切なペットの納骨方法や供養について
2018年12月14日
ペット葬儀を実際に行なった後、納骨や供養の方法が分からず、骨壷を家にぽつんと置いてそのままにしているという話を耳にします。最近では、家族形態が多様になったためペットに対する接し方が幅広くなり、納骨や供養の方法をご自身のライフスタイルにあわせやすくなりました。そんなライフスタイルに合わせた納骨や供養の方法についてご紹介します。
目次
ペット火葬によって異なる納骨条件
ペット葬儀を行う前に、必ず皆さんに知っておいて欲しいことがあります。それは、ペット火葬の方法によって、手元にお骨を残せるかどうかです。それぞれの違いについてみてみましょう。
合同葬儀
合同葬は、他の家族のペットたちと一緒に火葬を行います。そのため、お骨は手元に戻りませんのでご注意ください。
個別一任葬儀、立会葬儀
個別又は立会いでの葬儀の場合、葬儀後にお骨は手元に戻ります。お骨は原則、当日中にご返骨します。当日の予約状況やお迎えに上がる時間によっては、ご返骨が翌日の場合があります。
納骨のタイミング
葬儀後にそのまま納骨堂や合同墓地への納骨ができますが、葬儀後に一度自宅に骨壷を持ち帰りたいと願うご家族も多いかと思います。大森ペット霊堂では、お骨をご自宅へ持ち帰ることができますので、慣れ親しんだ場所でゆっくり休ませてあげてください。その後に、気持ちが落着いてからご家族でこれからのことをしっかり話し合ってみましょう。
ご家族によっては納骨のタイミングを人の法要と同じく四十九日に納骨する方々もいます。その他に百箇日や一周忌などの法要に合わせて納骨することも可能です。大切なのは、ご家族が納得するタイミングで納骨をしてあげることです。もし納骨のタイミングで悩んだときはお気軽にご相談くださいね。
ライフスタイルに合わせたさまざまな供養方法
少し前まではペットは家の外で飼う人が多かったのに対し、家の中で飼う人や旅行に一緒に連れて行くなどペットの接し方が変わってきたと感じます。私たちの生活スタイルが日々変わるのに合わせて、ペットとの暮らしにも変化が出てきました。ペット供養の方法も私たちの生活スタイルに寄り添ってさまざまなものがあります。それぞれの供養方法をみていきましょう。
合同墓地を使う
合同墓地を使う理由として、今まで飼っていたペットが合同葬だったから、家に骨壷を置くスペースがないから、費用が安価で供養の専門家にお任せできるからなどがあります。また、合同葬にて供養したペットたちは一定期間を霊堂内で供養し、その後山梨県の金龍寺へ埋葬まで一貫して行います。参拝の際は、自分の好きなタイミングで気軽に霊堂へ足を運んでいただけます。
納骨堂を使う
家で飼っていたペットたちが一緒に過ごせるから、好きなお花や供物を置けるからなどの理由で納骨堂を使う方がいます。骨壷のまま管理してもらえるので、家のスペースが気になるがお盆などの法事には自宅へ向かえ入れたいという方もいます。納骨堂を使う場合、いつでも自由にお参りができ、毎日定時に読経をしてもらえます。
お墓を使う
お墓を使う人の中には、ペット用のお墓を用意しているから、人とペットが一緒に入れるお墓だからという理由の方もいます。墓地によっては、人と動物が共に納骨可能な場所があるので、気になる場合には墓地管理者へ確認しておきましょう。ご自身の死後もペットと一緒に過ごせて管理してもらえます。
もしご自身の死後にペットのお墓の管理をする方がいない場合、ペット葬儀業者によっては合同墓地へ移動することが可能なことがあります。その点についても調べておきましょう。
遺骨アクセサリーを使う
遺骨アクセサリーとは、ペットの存在を身近に感じたいという方から人気がある手元供養のひとつです。遺骨アクセサリーを使うには、骨壷からお骨を分骨しカプセル型のアクセサリーの中に粉状にした遺骨を納めます。最近では、ペットロス予防のためにこの手元供養を利用する方が増えつつあります。その背景に核家族化や一人暮らしのご家庭が増えたことも後押しになっていると思います。今まで支えてくれたパートナーの存在を感じる方法としてオススメです。
まとめ
納骨方法は、決して1つではありません。ご家族の事情や気持ちの整理に合わせて、納得の行く納骨方法を選ぶのが何よりも重要です。大森ペット霊堂では、飼い主に寄り添った供養方法を一緒に考え、そのお手伝いをしています。もし、納骨のタイミングや供養方法などの不明点や疑問点がありましたら、いつでも私たちに打ち明けてください。
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