1. TOP
  2. BLOG
  3. 人の初盆とどう違う?ペット供養の初盆でお迎えする準備
BLOG
ブログ

人の初盆とどう違う?ペット供養の初盆でお迎えする準備

2019年6月7日


夏の風物詩である、お盆。ご先祖様のお迎えのため、準備するご家庭もあるのではないでしょうか。人に対するイメージが強いお盆ですが、ペットをお迎えするために取り組む家庭も徐々に増えてきました。初めてのお盆準備で戸惑わないためのお迎え方法についてお話していきます。

ペットのお盆供養はやるべきか否か

結論からお伝えすると、お盆供養を行うかどうかは個々の考えに沿って行われます。必ずしも行わなければいけないものではありません。ですが、お盆を行うことで失ったペットへの気持ちを整理するために、「おかえりなさい」を形として伝えるために行う飼い主もいます。

自分なりの気持ちの伝え方も充分な供養ですので、肩肘張らずにペットと接してみてはいかがでしょうか。

お盆は地域によって異なる?

お盆は、旧暦の7月15日前後に先祖を供養するために行う儀式です。日本の全国各地で行われ、あの世から現世へ帰ってくる先祖のお迎え方は地域によって異なることがあります。基本的には、全国的に同じ内容のお盆が行われていますが、大森ペット霊堂でお迎え対応を行なっている1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)のお盆にはどのような特徴があるか見てみましょう。

東京エリア

東京都は、他県出身者が多いことから「東京盆」を新盆時期に行うことがあります。東京盆ができた背景としては、他県出身者が旧盆を出身地で行うために広まったようです。

神奈川エリア

神奈川県では、精霊馬などの他に砂山(砂盛り、辻ともいう)を作ります。砂山の形には決まりがなく、さまざまな砂山が玄関先に見られますよ。

埼玉エリア

埼玉県は月遅れのお盆(8月13日~8月16日)が主流のようですが、地域によっては7月にお盆を実施します。

千葉エリア

千葉県は、首都圏に近いため地域によって新盆・旧盆とばらつきがあるようです。特に佐倉市では、佐倉市指定文化財の一つに「上勝田の盆綱」があり、藁で作られた龍に仏様をのせ、迎え入れます。

初めてのお盆!準備編


初めてのお盆準備で何から手をつけていいか分からないということがあります。準備編では、必要なものや自宅準備、日程決めについてお話ししましょう。

基本的なお盆に必要なもの

準備するにあたって、主に下記の物が必要になります。

・ろうそく
・お線香
・ペットの好物
・お水
・お花

ペットの好物としてお菓子や餌、おもちゃなどを持ち寄ることが可能です。その際に、ペットのお墓が共同墓地にある場合、取り扱いができない食べ物があります。理由は、カラスなどの被害問題が関係しています。食べ物を持って行く前に、墓地管理所へ確認するといいでしょう。

自宅準備

ペットがあの世から現世へ戻ってくる際に、道に迷わずおうちに帰ってくるために下記のグッズを用意することも一つの手です。
・ 盆提灯
ペットがあの世から帰ってくる道のりを明るくするのに使われます。
・ 盆棚(精霊馬など)
盆棚の置き位置は、仏壇前や玄関など地域によって異なるようです。盆棚には、キュウリやナスで作った精霊馬を置きます。行きはキュウリで見立てた馬を使って早く帰ってきてもらい、帰りはナスで見立てた牛を使ってゆっくり帰ってもらうという意味が込められていますよ。

日程決め

新盆、旧盆で行うかは各地域によって異なります。初盆にペット仲間で親しい人たちを呼ぶ場合は、お盆予定日の1ヶ月前には声をかけておくといいでしょう。また、人の初盆と違いペットの初盆は家族で行いたいのであれば、ご家族が参加しやすい日程で調節することをオススメします。

初めてのお盆!お盆期間編


準備が整ったらいよいよペットを迎え入れます。一般的なお盆期間中の流れについて順を追ってみましょう。

 迎え盆

お盆初日は、朝に準備しておいた盆棚に位牌を置きます。ペットのお墓がある場合には午前中にお参りし、夕方にはペットを迎え入れるための迎え火を焚くといいでしょう。

 盆中日

お盆2~3日目にお坊さんに読経してもらい、その後に親族や親しい人たちで会食をすることが主な流れになります。

 送り盆

お盆最終日には、夕方に送り火を焚いてペットたちをお見送りしましょう。

1~3については、一般的な流れをお話ししましたが、中には諸事情によりお骨を持っていなかったり、読経を頼む暇がなかったりなどの方もいるかと思います。冒頭でお伝えした通り、あくまで自分なりの供養の仕方で構いませんので、ペットのことを慈しんであげて下さいね。

大森ペット霊堂の動物供養祭

大森ペット霊堂では、1都3県等で亡くなられたペットの葬儀を行なっています。ペットたちを供養するための行事は、年に4回あり、春に彼岸祭、お盆供養祭、秋の彼岸祭、年末慰霊祭の開催がありますよ。もちろん葬儀でご利用いただいた方もそうでない方も、動物供養祭にて毎年多くの方が参加します。

大森ペット霊堂の供養祭では、亡くなられたペットだけでなく学校内の飼育動物、交通事故で亡くなった野良犬や猫など、野生動物、動物園や水族館などの展示動物の供養も対応可能です。

供養祭当日は、ペットの供養として仏式によるお寺の住職にお越しいただき、読経してもらいます。読経時に、申込者の名前とペットの名前を住職に読経して頂き供養する流れなので、お申込時にお申し付けください。

愛するペットへの慈しみを忘れないため、私たちがお役に立てることは全力で応えたい。初盆や供養方法、供養祭について分からないことがあればお気軽にご連絡ください。

The following two tabs change content below.
大森ペット霊堂とは、東京都大田区にある20年以上数多くのペット火葬に携わり、多くのペットと暮らす家族や著名人からも信頼をいただくペット霊園。亡くなった命も生きている命も大切にする施設として、数多くのメディアに出演する。ボランティア火葬など、行き場のない動物達を無償で引き取りを行う日本で唯一のペット火葬施設である。また、動物の保護活動を行い、行き場のない動物達を施設内で育て、家族を探す活動を行っている。 【所在地】〒143-0012 東京都大田区大森東2丁目1-1 【TEL】※ペット火葬・葬儀24時間受付 0120-176-594

東京のペット葬儀・ペット火葬・納骨ご供養 大森ペット霊堂TOPへ

関連記事