ペットをお見送りする時に一緒に火葬できるものって?
2019年5月5日
こんにちは、大森ペット霊堂の水野です。
今日はペットと一緒に火葬できる物のお話をさせていただきます。
『生前にペットが愛用していた物はできるだけ一緒に持って行ってほしい...』
と、思う飼い主さんは多いかと思います。
ですが、ペットが愛用していた物の中には、骨に影響が出てしまう物もあります。
まずは一緒に火葬できる物を紹介します。
- よく食べていたゴハン・おやつ
- お花
- お手紙
- 写真
こちらは全く問題なく、一緒に火葬ができます。
よく食べていたゴハンやおやつも火葬する
ペットの楽しみの1つでもあるゴハン
ほとんどの子がゴハンを食べることが大好きなはずです。
芸やお利口にお留守番できた時にもらえるおやつも大好きだと思います。
ですがゴハンやおやつのあげすぎは肥満の原因になるので、あげる量を抑えてる飼い主さんが多いかと思います。
ペットが亡くなって、虹の橋へ旅立つ時、もう肥満を心配する必要はありません。今まで病気で食べれなかった子も、好きなだけ食べることができます。
お花
お花はお見送りの際に身体の周りに添えていただけます。
時々、飼い主さんからの問い合わせで、「お花は指定の物とかありますか?」
と聞かれることがあります。
お花に関しては特にこれといった決まりはございません。飼い主さんの好きな色のお花や、ペットのイメージカラーでお花を選んであげてください。
また造花はお体に添えての火葬はできませんので、ご注意ください。
手紙
ペットの火葬の際にお手紙を持って来られる方はとても多いです。
ペットへの想いはたくさんあって、伝えたくても伝えきれないことばかりです。
ペットに対するたくさんの気持ちを伝えるのに、手紙はとても良い手段です。感謝や思い出話、後悔や謝りたいこと。ペットが文字を読めるわけないとは思いますが、それでも手紙に綴った想いは必ずペットに伝わっているはずです。
私もペットが亡くなると、お別れの時に必ず手紙を書いています。
写真
火葬をするペットの単体写真ではなく、家族との写真を一緒に持っていってもらいましょう。
- 家族みんなが写っている写真
- 一緒に暮らしていた他のペットの写真
ペットの単体の写真も入れてもいいとは思いますが、
旅立つペットの身としたら、自分一人の写真より家族や大好きな仲間の写真の方が嬉しいはずです。
ここまでは一緒に火葬できる物を紹介しました。
では一緒に火葬が難しい物はどんなものでしょうか?
- 段ボール
- 分厚い毛布、ベッド
- 金属類
これらの物は一緒に火葬することが難しいです。
段ボール
ペットを霊園などに連れて行く時、段ボールに寝かせて連れて来られる方も多いです。
ですが段ボールは燃やすと黒い煙があがってしまい、骨が黒くなってしまう可能性があります。環境破壊にも繋がってしまうので、段ボールはお断りをしております。
分厚い毛布 ベッド
こちらも黒い煙が出てしまい、骨に影響がでる可能性があるのでお持ち帰りをお願いしています。
金属類
首輪やハーネスで金属やプラスチック製の物は骨にくっ付いてしまうので、
基本的にはお持ち帰りをお願いしております。
ただ、身体から離した場所なら骨に付く心配が少ないので、一緒に火葬もできます。
他によく着ていた洋服も一緒に火葬できますが、あまりに量が多いと
骨に影響がでる可能性があるので、特によく来ていた3~4着を一緒持って行ってもらいましょう。
おもちゃはゴム製の物や人形など、様々な物があるのでこちらも身体から離した所なら一緒に火葬ができます。
ただ、あまりたくさんの量はできないので、厳選したおもちゃにしましょう。
実際、見てみないと火葬できるかできないかがわからない物も多いです。なので火葬の際に一緒に火葬できるか迷った時は、一緒にお持ちください。
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スタッフ 水野
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