後悔しないペット葬儀のために必要なペット葬儀業者の見分け方
2019年5月31日
私たち大森ペット霊堂では、生前相談へ訪れた皆さん一人ひとりとお話しています。大切な家族であるペットがある日突然、息を引き取っていたら…。もしその状況になった際、納得の行くペット葬儀が出来るかと心配するご家族を目にします。後悔しないペット葬儀を行うためにはどういったポイントを見ればいいのか、なぜペット葬儀業者を見極める必要があるのかについて見て行きましょう。
目次
多様化したペットの葬儀方法
ほんの数年前は、ペット葬儀を行うことはメジャーではなく、市区町村によっては清掃局の方へ亡き骸を引き取ってもらったり、自宅の庭で土葬してあげたりと弔っていました。今では、ペットブームによってペット市場が大きくなったため、ペット葬儀・ペット火葬業者は増加の一途をたどっています。業者の規模は大小関わらず東京都内だけで、100以上の施設・斎場などがあります。さらに、最近では場所を取らない移動式火葬車というスタイルのペット葬儀が出てきました。今後、人のライフスタイルに合わせて、さまざまなペット葬儀の形式が出てくるかもしれません。
納得の行くペット葬儀を行うために
さまざまなペット葬儀業者が増えたからこそ、依頼する側にはペット葬儀業者を見極めるスキルが求められています。とはいえ、何を基準に選べばいいのか、後悔しないペット葬儀は何か、考え出したらキリがありませんよね。一言でペット葬儀といっても、先ほど挙げた葬儀形式だけでなく費用やサービス、供養方法など選ぶべきポイントは多岐に渡ります。ご家族がペット葬儀に何を大切にするべきか、その優先順位を決めておくだけでも業者選びの基準となります。
後悔しないペット葬儀のために見るべきポイント
ペット葬儀で何を大切にするか優先順位を決めたら、いよいよペット葬儀業者の見分け方についてです。次に挙げる3点が当てはまるかどうかがポイントですので参考にしてみてくださいね。
葬儀方法の提示
ペット葬儀方法で重要視するべき、お骨の取扱いについて。ペット葬儀業者によっては、方法を開示せずあやふやなことが稀にあります。大森ペット霊堂では、合同葬儀、個別一任葬儀、お立会葬儀の3つの方法で対応しています。下記に違いをそれぞれの葬儀の違いをまとめてみました。
合同葬儀 | 個別一任葬儀 | お立会葬儀 | |
---|---|---|---|
事前相談 | 可 | 可 | 可 |
当日の流れ | 他家のペットと共に火葬 | 火葬以降はスタッフ対応 | 終始ご家族で対応 |
費用(詳細こちら) | 動物種による | 動物種による | 動物種による |
返骨 | 無 | 有 | 有 |
情報集め
情報集めとして、有効なツールにインターネットを活用する方が増えてきましたね。気になるペット葬儀業者を見つけたら1つ目に口コミ、2つ目にSNS、3つ目に提携企業先のチェック、4つ目にポータルサイトが考えられます。
口コミ
口コミは、第三者目線の情報のため、個々によってとらえ方は千差万別です。口コミは半分信じて、半分疑うという気持ちでとらえておきましょう。
SNS
業者によっては、日々の情報発信としてSNSを活用しています。気になるペット葬儀業者がどのような活動を行っているか、その情報は最新のものなのかなど、チェックしてみるといいでしょう。
提携企業先のチェック
ペット葬儀業者の中には、動物に関する知識が乏しいこともあります。知識や信頼があるペット葬儀業者を選ぶための方法として、提携企業はあるのか、またどのような提携先があるのかをみてみましょう。提携先に動物関連団体がある場合、動物のプロと対等に接しているペット葬儀業者と推察できます。
ポータルサイト
ポータルサイトは、全国のペット葬儀業者が一覧で掲載され、検討項目によって並べ替え等ができるので便利です。掲載業者はポータルサイトごとのルールに則って提示されます。ポータルサイトはたしかに便利ですが、コンプライアンスが定められているポータルサイトを参照するようにしましょう。
施設見学をする
事前相談(または生前相談)で施設内を必ず見に行きましょう。このとき、1社に限定するのではなく、比較するためにも2~3社は見学することをオススメします。納得の行くペット葬儀のために、自分の目や耳で確かめましょうね。その際に、金額提示があやふやだったり、質問したことへの返答が不明瞭だったりする場合は、要注意です。
施設選びだけでなく、その場で働く人を見られるのも施設見学の魅力のひとつです。スタッフの身だしなみや言葉遣い、設備や管理状態、適正価格の提示など、気になることはとことん聞きましょう。
安心して任せられるペットの葬儀業者とは
私たち大森ペット霊堂では、長年に渡ってペットを慈しむご家族の方に寄り添った、ペット葬儀を一任してきました。その際に、私たちが心がけていることがあります。それは、私たちペット葬儀業者側が犬猫に関わらず、種別を分かっているかいないかです。飼い主さんのことを理解し、そのペットのことを第一に考えているのであれば、犬の種別、猫の種別をはじめどんな動物種でも必ず種別を聞くでしょう。ペット葬儀業者側に思いやりがあるかないか判断できるポイントだといえます。残念なことに、いまだに火葬のみを営むペット葬儀業者がいるため、動物に関する知識をないがしろにしていることがあるようです。ペット葬儀業者選びを失敗しないためにも生前相談は積極的に行いましょう。
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