ペットの骨をきれいに残したい
2019年7月8日
こんにちは、大森ペット霊堂の水野です。
ペットが亡くなった時、皆様はその子の骨を手元に残したいと思いますか?
多くの飼い主さんが「手元に残したい」と希望されるかと思います。
大切な家族ですから、姿は変わっても共に過ごしたいですよね。
大森ペット霊堂では2種類のペットの個別火葬があります。どちらも飼い主さんの元に骨が帰るプランになります。
今回は2種類の個別火葬の違いについてお話します。
お立ち合い葬儀
こちらの立会い葬儀は一番手厚く、人の葬儀に最も近いものとなっています。
どの葬儀でも同じなのですが、送迎も行っています。
こちらまで直接来られるのが難しい方は、ご相談ください。
では、立会い葬儀の流れを説明いたします。
葬儀(お別れをするための儀式)
まず、お越しいただきましたら本堂で略式な葬儀を行わせていただきます。
お経を流し、ご家族様にお線香を手向けていただきます。
お葬儀が終わったら、ご家族様のみで過ごしていただく、お別れのお時間を設けさせていただきます。
その際に『末期の水』というお別れの儀式を行います。
”末期の水”とは別名「死に水」とも言われています。亡くなったペットは四十九日をかけて天国へ旅立ちます。
その旅路はとても長く、喉が渇くそうです。
その旅路で喉が渇かぬように、ご家族の皆様でペットちゃんにたくさんのお水を飲ませていただきます。
お見送り
葬儀が終わりましたら、最後のお見送りになります。斎場(火葬施設)のある最上階に移動します。
こちらではご家族様にペットさんを火葬炉に寝かせていただきます。
ペットさんを火葬炉に寝かせたら、身体の周りにお花やゴハン、お手紙など添えてもらいます。
スタッフが火葬炉を納めます。
こちらの斎場でも、少しばかりではありますがお別れのお時間を設けています。
火葬のお時間中は葬儀を行った本堂でお待ちいただきます。
外出もできますので、近くのファミレスなどでお時間過ごしていただくことも可能でございます。
収骨(家族様でお骨を拾っていただく)
スタッフでペットちゃんの骨をトレイに並べます。
ご家族様には並べた骨を見ていただき、ツボに収めていただきます。全てツボに収まったら、一緒にご帰宅となります。
尻尾の長いわんちゃんや猫ちゃんは、尻尾の先っぽまでしっかり出てきてくれます。
鍵しっぽの猫ちゃんだと曲がった尻尾の形が出てきます。
ペットの愛着のある部分の骨を見て、とても喜ばれるご家族様がとても多いです。
個別一任葬儀
こちらもペットの骨が手元に残るプランになっています。
個別一任葬儀の流れを説明いたします。
葬儀
立会い葬儀と同様に葬儀を行わせていただきます。
末期の水をご家族で行っていただきます。
その後にお別れのお時間として、ご家族様のみでのお時間を取らせていただきます。
個別一任葬儀の場合、ペットちゃんとはこちらでいったんのお別れとなります。
スタッフでペットちゃんの身体を預かり、火葬・収骨を一任いたします。
火葬の際、ご家族様には一度帰宅していただきます。お帰りの準備が整い次第、また迎えに来ていただきます。
送迎希望の場合はご自宅までお迎えに伺います。
個別一任葬儀で送迎希望の場合、ペットちゃんのみのお迎えになります。
ご家族様は一緒に来ることができませんので、ご自宅でしっかりとお別れのお時間をお過ごしください。
お帰りの際はペットちゃんをご自宅までお届けします。
立合い葬儀と個別一任葬儀の流れを説明しましたが、どちらにもメリット・デメリットがあります。
立会い葬儀は最後までしっかりペットを見送ることができますが、時間と費用がかかります。
個別一任葬儀は少ない費用と短い時間でしっかりと葬儀ができますが、最後のお見送りや収骨は行えません。
どちらの葬儀を選んでも、家族様に悔いが残らぬようスタッフ一同でお別れのお手伝いをいたします。
お気軽にご相談ください。
スタッフ 水野
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