後悔しないためのモモンガのペット火葬
2019年6月14日
小さい体に対して、空を滑空に飛ぶ姿が特徴的なモモンガ。ペットの代表例である犬や猫に比べ、飼育の難易度がやや高い動物ですが、可愛らしい姿からペットとして飼う愛好家が多いです。そんな大切なモモンガちゃんがある日突然、亡くなってしまったら・・・。命あるモノには、必ず終わりを迎える日が訪れます。そのときに、悔いが残らないお別れをするためにペット葬儀を利用する人が増えてきました。モモンガのペット葬儀について詳しくご説明しましょう。
目次
モモンガの突然死は多いの?
野生のモモンガは約5年、ペットとしてのモモンガは平均で10年前後の寿命といわれています。小動物としては比較的長生きですが、ストレスに過敏なため食欲不振からくる栄養不足や人の食べ物(お菓子など)を誤って食べてしまったことからくる消化不良など、病気にかかり易いです。
モモンガなどのエキゾチックアニマルを見てくれる動物病院が家の近くにあるかも調べておくと、いざというときに相談できますよ。
モモンガの安置方法
亡くなってしまってからペット葬儀をするまでの間、適切な処置をすることで、お家で長く、安心して過ごしてもらえます。モモンガの安置方法は、次の通りです。
モモンガのサイズに合わせた小箱を用意
モモンガちゃんが、ゆったり休めるようにモモンガちゃんの一回り大きいサイズ(幅12~15cm)がベストです。ゆとりがあるので、花やおもちゃなどを入れることができます。
体を清める
亡くなってから時間が経つにつれ、体からは体液が出てきてしまいます。水で少し湿らせたガーゼを使って、毛並みに沿ってなでてあげましょう。長くおうちで過ごしてもらうためには、清潔さを保つことがポイントです。
冷凍庫での保管もOK
モモンガなどの小動物は亡くなってから、腐敗が早く進んでしまいます。腐敗が早いということは、その分死後硬直も早いので、体を清めた後にペット葬儀をするまで日数が空いてしまうようであれば、冷凍庫で保管するといいでしょう。
もし、冷凍庫に保管することが偲びないというのであれば、風通しが良くて室温が低い部屋に置いてあげてください。ペット葬儀が当日もしくは翌日の場合であれば、問題ありません。
モモンガちゃんのペット葬儀
私たちペット葬儀を扱う側として、私たちの元に訪れた動物たちは皆、平等に接しています。ですが、預けたモモンガちゃんがどのように対応されるのか、気になるご家族も多いのではないでしょうか。モモンガちゃんのペット葬儀は大きく分けて次の5つから成り立ちます。
お迎え
モモンガちゃんが息を引き取った際に、私たちの元へお電話いただければモモンガちゃんのための安置方法や清め方、箱の手配などご不明点をしっかりお応えいたします。
ペット葬儀業者によっては、淡々とした対応が多いかと思いますが、私たちにはご依頼いただくモモンガちゃんの動物種をお教えください。ご希望の方には、ご自宅までお迎えに上がります。一都三県(東京、神奈川、千葉、埼玉)で対応可能ですので、お気軽にご相談ください。
お別れ
本堂内で僧侶による読経やお焼香を行います。その際には、モモンガちゃんの好きだったごはんやおもちゃ、お花などを入れることが可能です。プラスチック等は、一緒に火葬することでお骨へ支障が出ますのでご遠慮ください。
火葬
ご依頼の際には、必ず「動物種や大きさ」をお教えください。モモンガちゃんによっては、火葬の火加減が異なります。合同葬の場合、他のご家族と一緒の火葬になるためご返骨ができませんが、個別一任葬儀や立会い葬はご返骨がございますのでご注意ください。
お骨上げ
個別一任葬儀は、お忙しいご家族に代って専門スタッフが代理で骨壷へ収骨し、原則当日にご家族の元へお返しいたします。
立会い葬は、人の葬儀と同じように最初から最後までご家族の手で骨壷へ収骨を行います。
返骨・納骨
合同葬儀のあとは、大森ペット霊堂内にあります合同墓地へ納骨するので、365日いつもで参拝に来ることが可能です。
個別一任葬儀や立会い葬のあと、ご家族によってはそのまま納骨堂へ安置する方もいれば、ご一緒にご自宅へ骨壷を持ち帰る方もいます。ご家族のライフスタイルに合わせた納骨方法がありますので、お気軽にご相談くださいね。
大空を心地よく飛んでもらうために
体いっぱいに手足を広げ、滑空していく姿に癒されたご家族も多いことでしょう。ご家族に慣れるまでモモンガちゃんによっては、ビクビクしていたり、もしかしたら噛まれたりした方もいるかもしれませんね。ですが、共に過ごす日々が長くなるほど、ご家族に心開いた愛くるしいかけがえのない日々もあったと思います。
別れは時として、無常に訪れることがありますが、これまでの共に過ごした日々をどうか忘れないであげてください。あなたの胸に飛び込んでくるモモンガちゃんもきっとそれを望んでいます。不安なことや葬儀に対して疑問に思ったことがあればいつでもご連絡くださいね。
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