犬も熱中症対策を心がけよう
2019年7月12日
こんにちは、大森ペット霊堂の立崎です。
梅雨もすっかり明け、夏本番になってきました。
日差しも強くなり、外に出れば汗はダラダラ。
日中外へ出るのもちょっと気が引けてしまいますよね…
犬や猫、他のペットちゃんたちも熱いのが苦手な子が多いのではないのでしょうか。
大森ペット霊堂ではこの季節になってきますと、ペットが熱中症で亡くなってしまった。
というお電話でのご相談で葬儀、火葬のご依頼をお受けすることが多くなってきます。
私たち人間もですが、ペットたちの熱中症にも気を付けなければいけません。
そこで今回は、「 犬と熱中症 」についてお話させていただきたいと思います。
犬たちの熱中症のサイン
- 呼吸がいつもより荒い
- 体温が高く感じる
- なんだかぐったりしている
- いつもより食欲がない
- 足取りが重そう、フラフラしている
- よだれがたくさん出ている
もし上記のような様子が見られたら、もしかするとその子は熱中症かもしれません。
また、これに加えて下痢や嘔吐、歯茎が青白くなっていたり、けいれんなどを起こし始めたらそれはその子が大変な状態にあるといえます。
その場合は、すぐに体を冷やしてあげ、動物病院へ連れていく、もしくは獣医師さんに相談をすることをしてください。
体を冷やすためにすぐできることとしては、濡れタオルや冷水をそのまま体にかけてあげたり、保冷剤などをあててあげるなどをしてあげてください。
時間が経つにつれ状況が悪化してしまう恐れが高いため、ペットたちの様子をしっかり見てあげましょう。
お散歩の際の注意点
外を歩く際は、人間より犬たちのほうが地面やコンクリートとの距離がとても近くなります。
また、手のひらで地面をさわってみて 熱い! と感じたとき、すぐに手をそこから離したくなるほどの時があると思います。
私たちでさえ熱いと感じているのですから、犬たちはそれと同じくらいもしくはそれ以上に熱さを感じているかと思います。
ではその地面を犬たちは歩き続けると肉球はどうなってしまうでしょうか…
もちろん火傷をしてしまいます。ひどい場合ですと地面に触れていた部分は赤くただれ、肉球の皮ががはがれ血がにじんできてしまうこともあります。
想像するだけでも痛いですが、実際に火傷してしまった部分はとても痛いです。
びっこを引きながらでないと歩けなかったり、治るまでは歩くのを嫌がる子もでてきてしまうほどです。
熱中症対策としてできること
- お散歩に出る時間を早くする、遅くする
- お散歩に出る前に、地面の熱さを確認する
- 外を歩く時間を短く分け、休憩をとる
- 水分補給をしっかりさせる
- ペットたちが過ごす場所の温度管理の徹底
上記のこと以外でも普段からできることはあるかと思います。
熱中症は、日常で起こりうる病気であり、また防げる病気でもあります。
これからの季節は、人間もペットも夏の暑さに負けないようにお互いに気をつけて過ごしていきましょう。
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スタッフ 立崎
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