ペットが亡くなったお骨のことを考える
2019年9月3日
大森ペット霊堂の萩原です。
現在、犬や猫、小動物、熱帯魚などの魚、爬虫類などのペットを飼われている方はたくさんおられるかと思います。世論調査によると約40%がペットを飼育しているという結果が出ました。今では、ペットの飼育数がこどもの数を上回ったそうです。
このようにたくさんの人々から愛されているペットですが、私たち人間と同じように生きているからには終わりが訪れます。ペットは大切な家族です。皆様はペットが亡くなってしまった時のことをお考えでしょうか?
「まだ元気だから大丈夫」
「亡くなった時のことを考えるなんて可哀想」
などと思う方もいらっしゃるかと思います。ペットがまだ元気なうちに最期はどのようにお見送りしてあげたいか、ペット葬儀・火葬をしてくれるところはあるのか、などと事前の準備をしておくことはとても大切なことです。ペットが亡くなってしまった時は何も考えられないことも多く、悪徳なペット業者に大切なペットをお預けしてしまうかもしれません。そのようなことにならないためにも、事前に調べておきましょう。
ペットが亡くなったことを考える
お骨について
ペットのお骨といっても大きさや形はそれぞれです。もちろんお体が大きいほどお骨も大きくなります。その為、同じ種類でもお骨をおさめる骨壺の大きさが異なることもございます。
骨壺の大きさ
- ・特大犬・大型犬→6寸
- ・中型犬→5寸
- ・お体の大きな小型犬、猫→4寸
- ・お体の小さな小型犬、兎→3寸
- ・小動物、爬虫類→2寸
- ※お体が大きな子はお骨を崩させていただくこともございます。又、分骨や粉骨などのご希望も承っておりますのでお申し付けください。ペットのお体の大きさによっては骨壺のサイズが異なってまいりますので、目安としてご覧ください。
お骨の保管方法について
自宅でご供養されている方も多いかと思います。大切なペットのお骨をどう保管すればいいのか疑問も出てくることでしょう。実際に飼い主様からお骨の保管方法についてご質問を頂くことがございます。一番多いのは「カビ」についての質問です。お骨にカビが生えないかご心配な飼い主様も多くいらっしゃるかと思います。お骨にカビが全く生えないとは言い切ることは難しいですが、湿気の多い場所(お風呂場、キッチンなど)は避けたほうがよろしいかと思います。実際、約30年ほど前のペットのご遺骨にもカビは生えていませんでした。
もし、ご心配なようであれば乾燥剤を骨壺の中に入れたり、密閉度の高い骨壺にご遺骨を移すのもよろしいかと思います。
最後に・・・
ペットは大切な家族です。ご家族様によって供養の仕方はそれぞれ異なります。飼い主様が納得のいくご供養の仕方であればどのような形であれ、ペットは幸せなのだと思います。
たくさんの幸せをペットからもらったはずです。今、一緒に暮らしているペットの最期を考えることは飼い主様にしかできません。後悔なくペットをお見送りできるように考え、準備しておきましょう。
何かご心配なことや疑問などございましたら、一度大森ペット霊堂までご連絡ください。
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