ペットの供養には、永代供養?それとも手元供養?
2020年1月27日
ペットを供養したいと思ったとき、永代供養にすべきか、それとも手元供養にしようかと悩む人がいます。長い年月に渡り寺院や霊園が供養・管理する行為を「永代供養」といいます。一方「手元供養」とは、亡くなったペットを自宅で管理・供養する方法です。ご自身のライフスタイルに合わせて供養方法を選べますが、最近では飼い主が亡くなられた後、お墓の管理等の問題で納骨堂や供養塔を利用する人も増えてきました。それぞれの供養について、メリットとデメリットを見ていきましょう。
目次
永代供養のメリット・デメリット
永代供養では、いままでお墓の継承を子や孫へ引継いでもらっていましたが、その引継ぎを寺や霊園が代行します。ペットを飼う人にとっても、当たり前となってきた供養方法です。近年、家族間でのお墓トラブルは増えつつあり、その解決の糸口として永代供養を検討する人もいます。
永代供養のメリット
・飼い主に何かあったとき、代わりにペットの供養や管理を行ってもらえる。
・一般的に合同供養塔への納骨はコストが抑えられる。
・納骨堂や墓地といったペットの永代供養の種類を選べる。
・墓じまいを考えたとき、取次ぎ対応がスムーズ。
永代供養のデメリット
・ペット葬儀業者によって、永代供養費・管理費に違いがある。
・管理費は1年分をまとめて支払うことがある。
・依頼したペット葬儀業者が、普段どのように供養しているか分かりづらい。
・永代供養は、「永遠」ではない。
上記、デメリットは依頼前にペット葬儀業者へ確認しておくようにしましょう。もし回答があやふやなペット葬儀業者であれば、候補から除外することもひとつの手です。
手元供養のメリット・デメリット
亡くなった後にペットをご自身の近くにて供養することを手元供養といいます。手元供養といってもその供養方法はさまざまで、数が多いことが特徴です。
手元供養のメリット
・永代供養にくらべ、費用を抑えられる。
・ペットを身近に置いておける。
・骨壷を仏壇に置くだけでなく、ペンダントや写真など、手元供養のバリエーションが豊富。
・手間がかからず、場所をとらない。
手元供養のデメリット
・ご自身に万が一、何かあったときに対処ができない。
・ペンダントの場合、ペットを粉骨することに抵抗がある人にはオススメできません。
・他の人が気軽にお墓参りしづらい
手元供養の場合、費用が抑えられる分、人付き合いがネックとなります。ご自身に何か起きたときの対処方法を事前に用意しておきましょう。
ペットと一緒のお墓に入れる霊園が人気!
ご自身が亡くなった後に、ペットと一緒に入れる「共同墓地」があります。現在、ペット葬儀に関する法律がまだ明確になく全国各地でトラブルが生じているのに対し、人が入るお墓には「墓地埋葬法」が存在します。ペット寺院や霊園での供養に不安がある人であれば、ペットと一緒に入れるお墓があるのでオススメですよ。
ただ、ペットと一緒に入れる霊園の数はまだ少なく、都市部を中心に徐々に増えている段階です。そのため、検討の際には必ず霊園へ問合せましょう。
大森ペット霊堂での供養方法
今回、永代供養と手元供養についてお話ししてきましたが、どんな形であれペットの供養は、亡くなったペットにできる最後の恩返しです。ともに過ごして来たペットへ「ありがとう」を伝える方法のひとつとして、参考にしてみてください。
大森ペット霊堂では、供養方法に悩む方のお役に立てればと思い、専任スタッフを用意しいつでも気軽に相談できる環境を整えております。ペットと一緒に入れるお墓について、目黒駅から徒歩5分にあります「目黒御廟(ごびょう)」を紹介しております。大森ペット霊堂の紹介と目黒御廟のスタッフへお伝えいただければ、施設をスムーズに案内可能です。私たちと一緒にペットとあなたの今後について考えてみませんか。あなたからのご連絡をお待ちしております。
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