ペットの遺骨を思い出として残したい!
2021年2月7日
「ペットが生きていた証や思い出を残す方法とは?」
愛するペットが亡くなってしまった。
たくさんの楽しかった思い出をなにか形にして残したい。
実家で約5年飼っていた兎、母の実家で飼っていた私と同い年だった犬が亡くなったとき、私はこのことを考えたことがありませんでした。
というよりも、知らなかったというのが正しいかもしれません。
遺毛や遺骨を手元に残しておけば良かったと、今になって少し後悔している部分もあります。
そんな後悔のないように、大切なペットとの思い出を形として残すにはどんな方法があるのでしょうか。
写真
これは多くの飼い主様が残しているものではないでしょうか。
私も唯一写真だけは残してあります。
写真は、思い出の瞬間を切り取ったものです。
たくさんのペットとの思い出を残すには一番スタンダードな方法ではないかと思います。
遺毛
こちらも残している方はいるのではないでしょうか。
大森ペット霊堂でも、お見送りの最後に遺毛を残す方が多くいらっしゃいます。
ではその後、残した遺毛をどうすればいいのか。
もちろんそのままの状態で持ち歩くのもいいでしょう。
ですが、今では遺毛をペンダントやブレスレットにすることもできます。
画像のように形をハート型や扇形ににして綺麗に残しておくことができたり、実際に触れるようにストラップの一部として残せることが魅力の一つです。
また、加工せずそのままの状態で残しておきたい方は
遺骨
こちらは大森ペット霊堂で、多くの飼い主が手元に残されているものです。
基本的には骨壺に納めますが、いつも骨壺を持ち歩くわけにはいきません。
でも大好きなペットとはいつも一緒にいたいですよね。
そのような方には、カプセルやネックレスに納めるのがオススメです。
カプセルには、指・尻尾の先・爪のような小さな骨を納めることができます。
ネックレスには、小さな骨をパウダー状に粉骨して納めれるものがあります。
また、通常の骨壺とは別で小さい骨壺に納める、分骨というものもあります。
DNA
先日、当施設にて行われた法要にて、とある飼い主が小さな木のブロックをお持ちになっていました。
尋ねてみると、DNAと遺毛が入っているとおっしゃられており、とても驚いたことがあります。
DNAは、その子が生きていたという証を永久に残すことができます。
最近では、お守りや位牌・写真にその子の命の証としてDNAを残す方が多いようです。
足跡
いつも握っていてやわらかかったあの子の手。
肉球もその子によって大きさや形は様々です。
例えば朱肉につけて紙に残したり、粘土に押し付けて残すのを想像する方が多いと思います。
でも元気なうちは、足跡をとるためにじっとしているのはなかなか難しいですよね。
そのようなペットには、インクパッドといって足が汚れず簡単に足跡を残せるものがあります。
また、残した足跡をデータとして保存することもできるので、手持ちの物に印刷して一つのグッズとして持ち歩くこともできます。
位牌
位牌にも多くの種類があります。
上記でも上げたようにDNAや足跡をそのまま閉じ込めて残せるもの。
かわいいペットとの思い出の写真やメッセージ、命日や誕生日を添付したもの。
家の仏壇に飾れるような、スタイリッシュなデザインのもの。
さらに作られる素材も木製のものからガラス製のものまで、大きさも様々です。
その子に見合った位牌を選びましょう。
まとめ
このように、ペットが生きていた証や楽しかったペットとの思い出を残す方法はたくさんあります。
亡くなってしまったときの悲しみはとても大きいですが、大切なペットとの思い出を残すことは、その子の供養にもつながります。
また上記の物以外にも、いつも使っていた水入れや首輪・リードなどを手元に残しておくことも一つの方法です。
いつまでも忘れずにその子を思い続けることが、何よりもペットにとって一番嬉しいことです。
私も愛犬、愛兎が亡くなってから二年ほど経ちますが、大好きな二匹を忘れたことはありません。
しかし、何十年経ってもペットを思い出すことが辛いという飼い主もいます。
ただそれは、亡くなるまでにたくさんの愛情を注いでいたという証拠です。
最新記事 by 大森ペット霊堂 (全て見る)
- トイプードルとの最期の時を優しく迎える【愛するペットの終活】 - 2024年11月9日
- 珍しい生き物グリーンボアとその火葬の文化的意義を紐解く - 2024年11月8日
- イモリを心を込めて最期まで大切に。火葬とお別れの儀式ガイド - 2024年11月3日