愛犬の弔い。東京都での犬の葬儀で必ずするべき3つのこと
2020年9月29日
近年、日本はペット大国として知られるほど、ペットの需要が上昇しています。ペットは人間を癒し、愛くるしいその姿から誰もが魅了されてしまいますよね。中でもペット代表と言ってよいほど人気なのが犬なのではないでしょうか?犬は世界中で人間のパートナーとしても親しまれています。しかし、パートナーといえど命あるもの、いつかは必ず来る別れも、受け入れなければなりません。
長年連れ添った愛犬が、日に日に衰えて亡くなってしまった人。そして、中には突然の別れに悲しみ、明け暮れる人…。
それぞれ事情はさまざまですが、覚悟をしていても毎日一緒に過ごしてきた愛犬がいなくなるというのは、誰でも悲しいものですよね。そんな時、最期まで素敵な終わりにしてあげたいと思うのが、飼い主の愛情ではないでしょうか。そこで近年、犬の葬儀が世の飼い主の間で常識となりつつあります。
そして、ペットが亡くなってしまった際には、必ず行わなくてはいけない事もあるのです。
目次
葬儀の習慣の背景、ペットの供養3つの方法とは?
では犬の葬儀はなぜ行われるようになったのでしょうか?意外な事実ですが、犬の葬儀に関しては一切法律での取り決めもなく、葬儀自体も必ずしなければいけないという訳ではありません。そのため、犬は亡くなってしまうと廃棄物として扱われてしまいます。
しかし、ペット霊園になど埋葬されている遺体は、火葬を行い供養として埋葬されている点から、廃棄物に該当しません。そんな点からも、近年犬の火葬を行う家庭が急激に増え、さまざまなタイプのペット霊園や葬儀業者が増え続けています。
そして犬の供養方法にも全く違った3つの方法があります。
自治体で行う
この場合の供養は、倒産などの可能性もなく圧倒的に安価で行えます。しかし一般廃棄物として扱われてしまうため、他のペットと一緒に火葬されたり、お骨は戻らないといったデメリットもあるため注意が必要です。
民間業者で行う
民間業者での葬儀は近年需要拡大していて、自治体より割高にはなりますが、特に立合い火葬をして、お骨上げまでしたいといった飼い主におすすめです。出張火葬をしている業者もありますし、お墓に埋葬してあげたいなど、手厚い供養を検討している人向けです。
飼い主が行う
業者などに依頼をせず、飼い主が自宅の庭に土葬する人もいます。しかし、マンションなど自分の所有していない土地では、法律違反に当たるため注意が必要です。
愛犬の弔い…必ずするべき3つのこと
①まずは綺麗にお清めをしてあげる
葬儀までにご遺体を清めてあげる必要があります。まずはブラシで毛並みを整えて、まぶたや口を閉じてあげましょう。体液が滲みだすこともありますので、一番下にペットシーツなどを敷いてあげてください。
保冷剤をタオルに包んでお腹のあたりに一緒に入れて、ご遺体をしっかり冷却をしましょう。
②それぞれに合った火葬をしよう
火葬にも様々なタイプがあります。自治体では他のペットも一緒に火葬されることがほとんどですが、民間業者ではプランの幅も広く、飼い主の意向に沿った火葬をできる半面、自治体よりも割高になります。愛犬の火葬の際には、事前にどのような方法があるのかを知っておく必要があります。
合同火葬
他の家のペットと一緒に火葬をする方法です。お骨上げや返骨は不可となり、個別葬より費用を抑えられます。
個別葬:1匹ずつ個別に火葬をする方法で2種類あり、返骨を希望する人向けの方法です。
- ・立合個別葬:火葬からお骨上げまでを、全て飼い主立合いのもと行います。
- ・個別一任葬:葬儀社に火葬やお骨上げを任せて、後日お骨を受け取ります。
③犬にだけ必須な届け出がある?
飼い犬が亡くなってしまった時には、必ず市町村へ死亡届の提出を行わなければなりません。
提出方法は2つあり、「死亡届用紙」へ記入をしたのち、登録保健所や保健センターに直接持っていくか、電子申請として入力フォームに記入して届ける方法があります。
この際、鑑札及び注射済票を添付して提出する事も必須です。この登録抹消の届け出は飼い主の義務であり、手続きをしないと「狂犬病予防接種の案内」が毎年送られてくることになります。
東京都の霊園探し、重視するべき点とは?
東京都のような都心では多数の霊園が存在しますが、どれを選んでも良いという訳でもなく、その分悪徳業者によるトラブルも多く発生しているため注意が必要です。
また、霊園探しをするうえでは、飼い主の負担を減らすための葬儀社の対応や、お得で便利な方法も知っておくと良いでしょう。
セットプランがある霊園
オプションとして棺や献花、遺影を用意してくれる霊園があります。このような場合にはお得な料金で葬儀が出来る他、持ち込みの準備も不要なため、飼い主の負担も軽減されます。
遺体の引き取り、送迎付きの有無
手厚い霊園では、お家から葬儀場まで送迎をしてくれるサービスや、葬儀当日まで愛犬の遺体を預かってくれるものまであります。都心での公共機関を使えない場合におすすめです。
設備が存在するのか
葬儀場としての実態がないにも関わらず、霊園として営業をしている悪徳業者も存在します。事前に相談・見学をすることや、口コミサイトで評判をチェックするなど、違法な運営はされていないか確認することも重要です。
まとめ
家族のように大切な愛犬との別れ…たくさんの思い出が溢れていることでしょう。
「いままでありがとう、天国でも元気にね…」と快く見送ることで、あなたにも愛犬にとっても、美しいままお別れが出来ます。大森ペット霊堂では20年間、多くの方の大切なペットのお見送りに寄り添って参りました。
多くのペット霊園や移動火葬者を営む施設が、心から動物のことを考えられるように、私たちは走り続けます。
セットプランやお別れセットの無料貸出も行っておりますので、是非一度お問い合わせください。
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