ペット火葬、ペット霊園の歴史
2018年1月14日
こんにちは、大森ペット霊堂の笹本です。
みなさんは、大森ペット霊堂を知る前、大森ペット霊堂に来る前、ペットの霊園があることを知っていましたか?
私は大森ペット霊堂に入るまで、ペット霊園に行ったことも見たこともありませんでした。ペット葬儀、ペット火葬ということも知りませんでした。
昔飼っていたジェイも祖父の家で飼っていたクルツも太郎もみんな祖父の家の敷地内で土葬して
眠っています。学校でも亡くなったうさぎがいれば敷地内に、土葬して、みんなでお花を摘んで、手を合わせていました。
でも、よく考えてみると引っ越しとかした時に、土葬していると、そのあと掘り返されりしたら大変ですもんね。。昔の私はそんなこと考えたこともありませんでした。
人のお墓にペットを入れることが出来ることは知っていましたが、それ以外の方法は、全くと言っていいほど知りませんでした。
私は動物に関してのボランティアを行っている会社を探していて、大森ペット霊堂にたどり着き、そこからペット霊園やペットの火葬の存在を知りました。
そもそもペット火葬、ペット霊園というのはいつ頃からあったのでしょうか?
大森ペット霊堂はできてから、20年ほど経ちました。
ペット霊園というのは、新しい業種だと言われがちで、私も知人によく言われます。しかし、意外にもペット霊園には古い歴史があります。
公的な資料はないので、断定的にはいえませんが、戦前から営業されていたペット霊園もあります。
しかし当時のペット霊園は一般の人に向けではなかったようです。その頃のペット霊園は、皇族のペットであったり、総理大臣など、財閥関係者のペット。大スターと呼ばれるような芸能人のペットが眠っているような所だったそうです。
葬儀などが行われていた訳ではなく、有名人のペットの墓地だったそうです。昭和30年代には、一般向けのペット霊園が増え始めました。
人の火葬が広まるにつれてペットも火葬が主流になり引き取るだけではなくペットの葬儀も行おうと段々変わっていきました。
今の大森ペット霊堂もの著名人も来堂しますが、みなさま同じ動物たちを愛する飼主様としていらっしゃいます。
身分の高い方達のペットだけが家族として扱われるのではなく、どの家のペットも、どんな動物であっても家族と認識されている今の時代の流れも関わってきているのでしょう。
私はペットの葬儀、霊園についてまだまだ初心者で、知らないことがたくさんあります。これからもたくさん学んで行きながらも、常に同じ気持ちで動物たちと向き合っていきたいと思っています。
笹本
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