準備は大丈夫?ペット葬儀のノウハウと東京での葬儀社選びのポイント
2020年10月8日
大切な家族であるペットが亡くなったらどうしたらよいのか・・・。あまり考えたくない事ですよね。
考えたくはないけどそろそろ考えなくてはいけない時期かな・・・でもそれを受け止めきれない気持ち。
私も経験があるのでよくわかります。
おそらく多くの方がペットを飼い始める前にいつかお別れが来ること、それは案外早くやってくることを覚悟して飼われたことと思います。
しかしいざその場になると気が動転してしまい迅速に行動できないということもあります。
大切な家族だからこそ最後のお別れの時まで愛情を注ぎ見送ってあげたいですよね。
そこで今回はペットが亡くなった時にやる葬儀までの準備と東京でのペット葬儀社の選び方をご紹介します。
準備をしておくことで少しだけ心安らかにペットとのお別れの時を過ごせるはずですよ。
目次
ペットの葬儀方法を選択
まずペットが亡くなったときにどのような葬儀方法を選択するのかを決めておく必要があります。
火葬にするのか埋葬にするのか、火葬にした場合はお葬式も行うのか、など様々な選択肢があります。
埋葬の場合
犬や猫などは衛生上の問題から火葬にする方が多いですが、ハムスターや小鳥などは埋葬を選択される方も少なくありません。自宅の庭に埋めるまたは小動物であればプランター葬というやり方もあります。
これらはコストがかからない事と、いつまでもそばに居たいという思いを叶えるメリットがあります。
しかし注意しなければならない点があります。それは埋める場所です。
ペットの遺体は法律上で一般廃棄物として扱われます。そのため飼い主が所有権を持たない土地・場所に埋める事は不法投棄に当たり5年以下の懲役、または100万円以下の罰金が課されます。
ですので必ず自宅の庭もしくはプランターに埋める必要があります。
火葬の場合
ペットの火葬は近年主流になってきており各自治体で行ってくれるところもあれば、民間のペット葬儀社に依頼し火葬する場合と選べます。
東京都は自治体での火葬を行ってくれる区がとても少なく民間のペット葬儀社に依頼する方がほとんどです。
その場合火葬にも種類があり希望の火葬方法を選択できます。
「個別一任火葬」「個別立会火葬」は一家族のペットのみで火葬します。
個別立会火葬は火葬に立ち会いその後骨上げをし骨壺に納めるまで行うことができます。お葬式という形で執り行いたい場合は個別立会火葬がおすすめです。
個別一任火葬は一任なので個別で火葬してくれますが、立ち会いはできないので遺体を預けた所で最後のお別れとなり、火葬後に遺骨を受け取ることができます。
また「合同火葬」というものもあり、いくつかの家族のペットとともに火葬します。
合同で火葬するため遺骨は混ざってしまうので返骨はないのが一般的です。
返骨されたペットの遺骨をどうするか
火葬を選択されなおかつ個別火葬の場合は火葬後に骨壺に入った遺骨が返骨されます。自宅でいつでもそばにいる存在として自宅供養される方もいれば納骨を希望される方もいるかと思います。納骨される場合は葬儀社に納骨堂があるのかを確認する必要があります。
また納骨でも個別に納骨することができるのか、合同の納骨になるのかしっかりと確認したうえで相談されると良いでしょう。
納骨のほかにも散骨や樹木葬という方法もあります。よく海に散歩に出かけたなど思い出の深い海に散骨する海洋散骨などは近年とても人気が高まっています。
樹木葬として墓石ではなく樹木をお墓の目印にすることができる樹木葬も人気です。お参りは散骨した海に会いに行き、思い出に浸る。
花がきれいに咲く時期にお参りをし亡きペットに会いに行き思いをはせる。風情がとてもあると思います。
東京でのペット葬儀社・霊園の選び方
東京は前述した通り自治体でペット火葬を行ってくれる所が少ないため葬儀業者に頼むのが一般的。ペット葬儀社は東京都内だけで90社以上にも上ります。東京都はペットを飼う人も多く、またマンションやアパートなどの住環境が多いため自宅埋葬を選択される方が少ないのも理由の一つです。そんな東京で理想のペットの葬儀業者を選ぶのはとても大変です。
選び方のポイントを抑えておきましょう。
明確な料金体系
ペット葬儀において料金トラブルは実はありがちな話なんです。
料金トラブルなどにより閉鎖したペット霊園は珍しくありません。
トラブルにならないためにホームページなどで事前に料金を確認したうえで相談しましょう。
霊園の場所とお迎え
東京という立地ではお迎えをしてくれる霊園・斎場は多いですが、確認が必要です。
当然あると思っていると当日ペットの遺体を持参してくださいと言われ車もなく遺体を抱え電車に乗ることも出来ず困ったというケースもあります。
車を所有している方は問題ないかもしれませんが車を所有していない方は特に注意が必要です。
納骨堂の確認
東京は小さな霊園や斎場が多いため納骨堂の広さなども重要です。
はじめは個別納骨だったにもかかわらず納骨スペースが圧迫され歳月が経つにつれ合同になっていたというケースも。個別納骨を希望の場合は確認が必要です。
大切なペットとの最後のお別れは辛いもの。あなたの気持ちに寄り添う大森ペット霊堂
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まとめ
- ・ペットが亡くなったときの為にまずは葬儀の方法を検討しましょう。
- ・埋葬は飼い主所有の土地であることが条件。それ以外は廃棄物処理法違反になります。
- ・火葬の場合は火葬の方法を選択しましょう。
- ・返骨された遺骨は納骨するか自宅供養にするか散骨や樹木葬にするかなど考えておきましょう。
- ・東京で霊園・斎場を探すポイントは料金・場所とお迎えの有無・納骨堂の確認
ペットとの生活は癒しそのもの。しかし必ずやってくるお別れは避けて通れないものです。その時が来た時に心安らかに迎えられるよう準備をしておきたいものですね。
大切な家族であるペットとのお別れを特別なものにできるように祈っております。
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