ペットのヘビも火葬をしてあげるべき理由と注意すべき点について
2021年1月31日
様々な色があり種類が多いヘビはペットとして人気がでてきています。ペットのヘビの子が亡くなったら、火葬や供養方法がわからずにゴミに出してしまう方もいらっしゃいます。
ヘビが亡くなってしまった後の対応はどのようにしたらスムーズに供養できるのでしょうか。「犬や猫の火葬は聞いたことがあるけれど、ヘビは火葬してもらえるのだろうか」など心配になる方もいらっしゃるでしょう。
ヘビは火葬するべきかどうか、供養方法の注意点などについても知っておくと後悔することなくペットのヘビの子をしっかりと送り出せますよ。
目次
ヘビが死んでしまう原因とは?
ペットのヘビの子の死因はどのようなものがあるのでしょうか。急に動かなくなったと思っても実は死んだふりをしている可能性もあるので注意が必要です。
細菌感染や肺炎などの病気
ヘビに限らず、爬虫類は細菌や寄生虫が原因で亡くなることもあります。寄生虫が体にいると、栄養がとられてしまい成長できなくなります。急に痩せたり、元気がない場合は病院で診てもらうのも良いでしょう。
また、湿度や気温が下がると、体調を崩して肺炎になりやすくなります。肺炎は放っておくと、死に繋がる可能性があります。呼吸の音が普段と違う、口がずっと開いているなどの症状があれば注意しましょう。
環境が悪くて亡くなることも
ヘビは適切な湿度や気温をしっかり管理しなければいけません。不適切な湿度や気温だと体調を崩し、そのまま亡くなってしまうこともあります。ヘビの種類によって、適切環境が違います。
ご自身の飼っているヘビの子がどんな種類で本来はどんな場所で暮らしているのかを知り、環境を整えることが大切です。
ヘビは死んだふりをする?
身の危険が迫ると死んだふりをするヘビもいます。単に動かなくなるだけではなく、ひっくり返ったり、もだえ苦しむふりをするヘビもいます。亡くなってしまったと誤解して火葬してしまったら大変です。
動かないなと思ってから少し時間をおいて、観察したり身体や頭を触ったりして死んだふりなのかどうかを確認してください。
ヘビが亡くなったらやるべきことは?
ヘビが亡くなった後で、まずやるべきことはどんなことでしょうか。ご遺体の安置などはどのペットの子でも行いますが、犬や猫などの哺乳類とは対応が異なります。
ヘビの安置は早急に行う
犬や猫などの哺乳類のペットの子と違って、ヘビは死後の腐敗が早いです。ですので、なるべく早くご遺体を安置してあげる必要があります。
気温の低い場所に安置し、保冷剤などを近くに置いてあげます。ご遺体が濡れないように、保冷剤にはタオルやキッチンペーパーなどを巻きましょう。身体が小さい子で、ご家族様が気にならないようであれば冷蔵庫に安置するのも良いでしょう。ご自宅での安置が難しい場合、ペット霊園に相談すると霊安室を使えることもありますよ。
ヘビを火葬できる場所に連絡をとる
ご遺体の安置ができたら、ヘビの火葬場所を決めましょう。ご遺体の腐敗が早いのでなるべく早く火葬してあげましょう。火葬はペット霊園や自治体で行っています。
ペット霊園では、火葬や葬儀に費用がかかりますが、ご遺骨を残せて納骨や供養がしっかりできます。最後のお別れを納得した形で行いたい方に一番選ばれている供養方法です。もちろんお住まいの自治体でも、ご遺体を引き取ってくれます。
費用はペット霊園での火葬に比べると抑えられますが、合同での火葬になるのでご遺骨は返還されません。また、自治体によっては、廃棄物として処理されてしまうこともあります。
ヘビを火葬して供養する
火葬する場所に連絡を取り、火葬の日取りを決めたら火葬場所へ連れて行ってあげましょう。ご遺骨が返還されるペット霊園での個別火葬の場合は、ペット霊園の納骨堂やご自宅にご遺骨を置いて供養します。
ペット霊園では、合同火葬の場合も合同墓地があるところがほとんどなので、火葬後もお参りをすることができます。
ヘビの供養方法について
ヘビの供養方法はどのようなものがあるのでしょうか。まだまだマイナーなイメージのあるヘビの供養ですが、ペット霊園によってはしっかりと供養ができますよ。
火葬後の遺骨はちゃんと残る?
ペット霊園での個別での火葬を行った場合、ご遺骨が残るように調整してくれて小さな骨まで残ります。身体の小さなヘビの子でも、安心して火葬してもらえます。収骨が可能ですので、骨壷に入れることができます。
骨壷はご自宅に持ち帰って、手元供養も可能です。ペット霊園には個別の納骨堂もありますので、そちらで供養することも可能です。
ヘビの土葬はトラブルに注意
ヘビの子をご自身の近くで供養してあげたいと思い、ご自宅の庭に土葬したい方もいらっしゃるでしょう。持ち家の自宅の庭なら土葬しても問題はありません。しかし、賃貸の家や空き地などに土葬するのは法律で禁じられています。
また、ご自宅の庭に土葬する際もヘビの遺骨があることで不動産トラブルになることもあります。ご遺体が土に還るのに時間がかかります。どうしても土葬したい場合はご遺体をそのまま埋めるのではなく、火葬してご遺骨になってから土葬する方が安心です。
まとめ
最近、人気がでてきているペットのヘビですが、火葬や供養方法を知らないと後悔する可能性があります。大切なペットの子なので、最後までしっかりお別れをしたいですよね。
ヘビはご遺体の腐敗が早いので、なるべく早く涼しい環境で安置し火葬してあげる方が安心です。たくさんの癒しをくれたヘビの子を納得できる形で火葬し、しっかりと供養してあげましょう。
大森ぺット霊堂では、トカゲ・ヘビ・亀などの爬虫類も大切な命として考えています。専門家のいる大森ぺット霊堂に任せていただければ、飼い主様も安心してお見送りすることができます。
「爬虫類が死んだらどうすればいいかわからない。」という方が多くいらっしゃいます。なかにはゴミとして出すしか選択肢がないとお考えの方もいらっしゃると思います。しかし、そうではありません。爬虫類の火葬も多く実績がございます。もし、飼っている爬虫類が亡くなり不安なことがあればお気軽にご相談ください。
🐍もっとヘビの供養方法について知りたい方はこちら→ヘビや爬虫類の火葬についての記事
🐍ヘビの火葬や供養方法を相談したい方はこちら→大森ペット霊堂HP
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