犬の肉球の秘密
2018年2月3日
こんにちは。
吉津です。
今年は戌年ということで、何かと犬が注目されています。
今年は雪が降ったり、朝晩の散歩が寒くてツライ時期ですね。
愛犬は外に出たがるのに、雪だったり路面が凍っていたり・・・。
雪が降ると犬は喜びますが、
お正月に北海道に帰省した時に、雪の中を喜んで走り回る愛犬をみて
犬ってこんなに冷たい雪や氷の上を裸足で歩いてもどうして平気なのか?
と気になったので調べてみました。
犬の肉球はペンギンやイルカと同じ構造
犬の足にはちゃんと凍えないシステムが備わっているため、
道路が雪でも凍っていても大丈夫だそうです。
あのプニプニしていて触ると気持ちいい、
見た目も愛らしい私の大好きな肉球に
そんなシステムが備わっているなんて驚きですよね。
犬の肉球には『動静脈吻合』(どうじょうみゃくふんごう)という
毛細血管を間に挟まずに、動脈と静脈が直接つながっている構造を持っています。
これにより、肉球が冷たくなると自律神経が働いて
動静脈吻合が拡張し、血流量が増加して凍傷を防ぐんだそうです。
それと同時に静脈血の冷えすぎを防ぐことができるそうです。
これは寒い地域で暮らすペンギンのくちばしや、イルカのひれなど、多くの動物にも見られる仕組みだそうです。
このことから犬の祖先は寒い地域に住んでいたのではないかという説もあります。
犬の肉球を比べてみる
北方の犬の代表「北海道犬」と南方の犬の代表「チワワ」の肉球を比べてみると
確かに、北海道犬の方が冷たさに耐えられそうな厚みのある
たくましい肉球をしています。
北海道犬の肉球は、私が小さい時に飼っていたMIX犬の
肉球にとても良く似ています。
触るとザラザラしていて、とても硬かったのを覚えています。
硬い肉球も好きですが、個人的にはやっぱりプニプニの肉球が好きです・・・。
しかし、そんなすぐれた仕組みをもつ犬でも注意点があります。
犬種や地域、年齢によっても犬の感じ方は異なりますし、凍傷になる犬もいます。
必ず犬の様子を見ながら無理をさせずに、お散歩を楽しんでくださいね。
私は、普段の肉球ケアとして、家にあるワセリンを塗って
潤いを保つようにしています。
肉球ケア用品なども市販されていますが、色々試した結果、
家にあるワセリンが一番使い心地が良い気がします。
肉球が乾燥すると、ひび割れをおこしたり、肉球の皮がむけてしまったりする
原因になるので、かなりこまめにケアをしています。
ついでに肉球マッサージをしたり、スキンシップにもなるので
皆さんも是非、肉球のケアをしてあげてくださいね。
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