ハムスターの寿命は短い?!長寿のポイントと後悔しないお別れのために
2021年6月12日
犬や猫に次いでペットとして大人気のハムスター。小さな体とつぶらな瞳が可愛らしいですよね。夜行性で雑食性のため、昼間忙しく働く人でも楽しく飼えることも人気の理由の1つ。
そんなハムスターは、実は寿命がとっても短いんです。長く一緒に過ごせると思っていた矢先、亡くなってしまったら後悔してもしきれませんよね。
そこで今回は、ハムスターの寿命が短いながらもできる限り長生きする飼い方のコツをご紹介します。悔いのないお別れの準備もお伝えします。
目次
ハムスターの寿命って何歳くらい?
ハムスターの寿命がどれくらいかご存知でしょうか?実は、動物の中でもかなり短命として知られています。どれくらい一緒に過ごせるのか、飼い主さんとしては気になるところですね。
ハムスターの平均寿命は2~3歳
ハムスターの寿命は、2歳~3歳とかなり短いです。ただ、種類によって若干寿命が異なります。
まず、ゴールデンハムスター。穏やかで人懐っこい性格が特徴で、大型のハムスターはこれに分類されます。3年前後生きるのが平均的です。
一方、小型なハムスターはドワーフという分類。
- ・ジャンガリアン
- ・ロボロフスキー
- ・チャイニーズ
- ・キャンベル
などの種類がこのドワーフに含まれます。臆病な性格が特徴的なドワーフの平均寿命は、2年前後と少々短めです。
ハムスターは最高寿命でも4歳半って本当?!
ギネス記録になっているハムスターの最高寿命は、4歳半です。短いように感じますが、ハムスターの平均寿命の2倍~3倍生きたと考えるとかなりの長生きですよね。
しかし、最高寿命が4年半というのは動物の中ではかなり短い部類になります。例えば、犬の寿命は10〜13年で、猫の寿命は10〜15年。インコは20年以上に渡ることもあり、ペットに多い動物は10年以上生きるのが平均的です。
ハムスターの最高寿命をもってしても、その寿命が動物の寿命の半分以下なので、ハムスターの寿命の短さがよくわかります。
なぜハムスターの寿命は短いのか
ハムスターの寿命が短いのには理由があります。というのも、ハムスターが歳をとるの速さは、人間のおよそ30倍。
ハムスターの心拍数は、人間の心拍数の6倍にも及びます。人の1日がハムスターにとっては4日に値するのでそれだけ速く歳をとっていくのも納得できますよね。
ハムスターは、生後2ヶ月で早くも繁殖ができるようになります。老化の兆しが見え始めるのは、1歳半。3歳になると人間で言うところの90歳に値するほど。短い時間の中で、濃い人生を送っている動物なのです。
ハムスターに長生きしてもらうには?
ハムスターは、飼い方次第で寿命をさらに短くしまうこともあります。老化や病気のサインを見逃さず、長生きさせてあげたいですね。
ハムスターの老化サインはどこに表れる?
ハムスターには、大体1歳半頃から4つの老化のサインがみられます。
- 1.背骨が曲がってくる
- 2.足腰が弱まって運動しなくなる
- 3.毛にツヤが無くなる
- 4.硬いものが食べづらくなる
背骨が曲がる現象は最も分かりやすい老化サインです。最初から丸い背中をしているハムスターですが、老化すると背骨がボコっと出るほどの丸みになります。
夜行性のハムスターは夜になると回し車で活発に走りますが、老化で足腰が弱まるとその様子がみられなくなります。また、毛のツヤがなくなってボサボサになるのも老化サインの1つ。毛が抜けることもあります。
さらに、歯が弱まって硬いエサが食べにくくなることもあり、エサを水に浸すなど工夫が必要です。
こんな様子は要注意?気を付けたいハムスターの病気
ハムスターがかかりやすい命に関わる主な病気は、
- 1.腫瘍
- 2.ウエットテイル(下痢)
- 3.外傷・骨折
です。
ハムスターは、腫瘍ができやすい動物です。特に1歳をこえて免疫力が低下するとできやすくなります。触った時にしこりなどがあったらすぐに病院に連れて行きましょう。
続いて、ウエットテイルつまり下痢です。免疫力低下により細菌に感染して起こります。お尻が茶色くなっていたら要注意。放置すると脱水に陥り危篤になりかねません。外傷・骨折も命に関わる大問題です。ケージの金網に引っかかって亡くなるケースもあります。
ハムスター長生きの秘訣とは
ハムスターの長生きの秘訣は、
- 1.温度調節
- 2.エサの管理
- 3.運動量
です。
ハムスターは、元々は地下巣を作って暮らす動物のため温度調節が必要。直射日光を避け温度変化の少ない所にケージを置きましょう。 5℃以下になると冬眠に入ってしまいます。
雑食のハムスターですが水分量の多い物は下痢の原因になるので与えすぎに注意です。また、ひまわりの種も肥満の原因になるので量に注意。ハムスターは肥満になりやすいため、ケージ内で運動できるスペースを確保し、回し車などの器具をつけましょう。
最愛のハムスターとのお別れの仕方を考える
悲しいことに、どんな生き物もお別れの時間は必ず訪れます。ハムスターの寿命は短いため、早くやってきてしまいますよね。でも、だからこそ一生後悔しない温かなお別れが大切です。
後悔しないお別れをするために
家族の一員であるハムスターとのお別れは辛いものですよね。しかし、だからこそ悔いのないものにして欲しい。そのためには、前もってお別れについて考えておく必要があります。
突然のお別れで気が動転してしっかりお別れができなかったという飼い主さんも多くおられます。冷静に考えられるうちの準備をおすすめします。
しかし、そんな事を言われても元気な内にお別れなんて考えられないですよね。大森ペット霊堂が行っている生前相談では、お別れ以外でも、ペットのことなら何でもお答え致しますのでお気軽にご相談ください。
悔いのないペット火葬なら大森ペット霊堂へ
ハムスターは体が小さいため、火葬後お骨がしっかり残らなかったなどというトラブルも多くあります。最後のお別れがそれだと後悔してもしきれません。
大森ペット霊堂は、多くの小動物の火葬実績を誇っております。すべての動物の命に尊厳をもち、火葬中に人の目による火力調整を入れているのでご安心してご依頼ください。
火葬当日は、ご自宅への送迎サービスをご用意しております。東京都内に限らず、神奈川県も送迎エリア内なので、県外の方もぜひご相談ください。
まとめ
- ・ 平均寿命は2〜3歳。最高でも4歳半と短命ながら濃い人生を送っている
- ・4つの老化サインと3つの病気を見逃さないこと。温度、エサ、運動量に注意
- ・ハムスターも人間さながらの葬儀を。生前相談でお別れの準備
ハムスターの寿命は短いですが、その人生は濃いものです。毎日小さい体で一生懸命に生きているんですね。そんな姿に自然と、長生きしてほしいという気持ちも湧いてきます。
それでもお別れが来てしまうのは命の悲しい性。丁寧にお別れをして、ハムスターの寿命が短く終わってもずっと想い続けていてくださいね。大森ペット霊堂がそのお手伝いをさせていただきます。
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