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老犬が起き上がれない原因と飼い主がとるべき対処について

2021年5月28日

老犬が起き上がれない原因と飼い主がとるべき対処について

「老犬になって徐々に起き上がれなくなってきた…」
「老犬が起き上がれなくなる原因を知りたい…」
最近愛犬がなかなか起き上がれなくなって、心配になられている方はいらっしゃいませんか?今回は、東京都大田区にある大森ペット霊堂より、老犬が起き上がれなくなる原因と飼い主がとるべき対処をテーマにお届けしていきます。

老犬が起き上がれない原因とは?

まずは、老犬が起き上がれない原因について見ていきましょう。

椎間板ヘルニア

老犬が起き上がれなくなる原因は、椎間板ヘルニアがひとつ考えられます。椎間板ヘルニアは、老化や遺伝などが原因で椎間板に変性が生じ、背骨の中にある神経(脊髄)を圧迫する病気です。

起こりやすい場所として胸椎や背中、首が挙げられ、痛みや麻痺などさまざまな神経症状が起こります。軽度であれば痛みだけですみますが、脊髄の圧迫が重度になると、麻痺が強くなることで起き上がれなくなってしまいます。

変形性関節症

変形性関節症は、関節が変形してしまいそれにより痛みや炎症が起こる病気で、老犬には珍しくありません。

肥満は症状を悪化させる要因になりますので、変形性関節症と診断されれば緩和のために体重管理を徹底する必要があります。

筋力の衰え

人間と同じように、犬も加齢と共に筋力が衰えていきます。犬の場合、比較的後ろ足から衰えが進みやすいのですが、足を少し引きずるような歩き方をしたり、起き上がるまでに時間がかかるようであれば、注意が必要です。全く自力で起き上がれなくならないように、日頃の散歩などは意識しましょう。

老犬が起き上がれない場合に飼い主がとるべき対処

続いて、老犬が起き上がれない場合に飼い主がとるべき対処について見ていきましょう。

筋力の衰えによって起き上がれない場合

老化により筋力が衰えて自力で起き上がるのが難しい場合、筋力がさらに衰えて寝たきりの状態になってしまうことが考えられます。

なるべく筋力を維持するためにも、できる範囲で介助をして起き上がらせてあげましょう。

自力で起き上がれず寝たきりの場合

老犬が寝たきりになり、長時間横になる姿勢が続くと体の同じ箇所が圧迫されて血のめぐりが悪くなってしまいます。

床ずれ用のマットを用意して、定期的に体の向きを変えてあげましょう。

足腰を悪くしない予防について

老犬になれば、足腰が弱まってきますので無理をさせない範囲での、定期的な散歩が大切です。

今まで歩いていたアスファルトの道から芝生の上を散歩させるようにしたり、気温が高くなりすぎない時間帯に、散歩させたりといった工夫をしましょう。

まとめ:老犬が起き上がれない原因と飼い主がとるべき対処について

いかがでしたか?今回の内容としては、
・老犬が起き上がれなくなる原因は椎間板ヘルニアなどの病気が考えられる
・筋力が衰えると立ち上がりにくくなってくるので散歩などが大切
・寝たきりの場合には姿勢を定期的に変えてあげる
以上の点が重要なポイントでした。生き物には命がありますので、全く起き上がれなくなり、お別れが近くなれば、飼い主も覚悟しなければいけません。

現実を受け止めるのは大変辛いことではありますが、今までの思い出とともに残りの時間を大切にできれば、愛犬にも想いが伝わるでしょう。

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東京都大田区にある大森ペット霊堂は、葬儀・火葬・供養を執り行っており、これまで数多くの動物達のお見送りをしてまいりました。東京で心の籠ったペット葬儀をご希望の方は、大森ペット霊堂までお気軽にご連絡くださいませ。

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