老犬の目が開かないときに考えられる原因と予防について
2021年5月28日
「老犬になってから目が開かなくなった…」
「もしかして目が見えにくいのかな…?」
人間と同じように犬も目のトラブルにより、目が開かなくなったり、目が見えにくくなってしまうことがあります。実際に目が開きにくくなったと感じれば心配になってしまいますよね?そこで今回は、東京都大田区にある大森ペット霊堂より、老犬の目が開かないときに考えられる原因と予防をテーマにお届けしていきます。
目次
老犬は病気になりやすい
老犬になれば免疫力が低下することによって病気にかかりやすくなり、何等かの原因により視力が失われたり、目ヤニが増えたり、目が開けにくくなるという事態が起こります。
事前に病気について知っておくことで、早期発見や予防につながるでしょう。
老犬の目が開かないときに考えられる原因
それでは、老犬の目が開かないときに考えられる原因を見ていきましょう。
結膜炎
結膜炎は、まぶたの内側にある粘膜部分に炎症が起きてしまい、腫れて赤くなってしまう病気です。また、目ヤニや涙が多く出るようになり、痛みやかゆみにより目を開けなくなってしまいます。
結膜炎になる原因は、細菌やウイルスによるものだったり、ほこりや砂などの異物が刺激となって起こります。
結膜炎の予防
結膜炎の予防としては、定期的に動物病院へ受診することが第一に挙げられます。人間も健康診断が病気の早期発見のために重要であるように、目の病気だけでなくあらゆる病気を防ぐことができます。
再発しやすい結膜炎ですが、何度も繰り返すようであれば、結膜の炎症を防ぐ目薬で対処しましょう。
角膜潰瘍
角膜潰瘍は、その名の通り外傷や感染が原因で目の角膜に、潰瘍(組織の欠損)ができてしまう病気です。症状としては、目をシパシパさせたり開かなくなる、充血等が挙げられます。
欠損した部分の深さにより重症度が異なりますが、対応が遅れることで最悪の場合角膜に穴が開いてしまう角膜穿孔に至ることもあります。
角膜潰瘍の予防
角膜潰瘍の予防としては、角膜に傷がつかないように目の周りを定期的にカットしてあげたり、シャンプーの際に液が目に入らないようにすることです。
また、実際にかかってしまった場合には、エリザベスカラーを着用させて、目をかかないようにするのが大切です。
老犬がかかり得るさまざまな病気
上記で上げた角膜潰瘍や結膜炎以外にも、ドライアイや流涙症、白内障など犬の目の病気は多く存在します。
中には白内障のように視力が低下していき、失明の危険性がある病気もありますので、老犬になれば今までになかった異変はないかをチェックする習慣をつけましょう。
まとめ:老犬の目が開かないときに考えられる原因と予防について
いかがでしたか?今回の内容としては、
・老犬になると免疫力の低下により目の病気含めさまざまな病気にかかりやすくなる
・老犬の目が開かないときには結膜炎や角膜潰瘍などが考えられる
・定期的に病院に行くことで目を含めた様々な病気の予防につながる
以上の点が重要なポイントでした。老犬になると心配事は増えていきますが、少しの変化でも見逃さないことが長生きしてもらう秘訣です。
東京のペット葬儀・火葬・供養・霊園と言えば大森ペット霊堂
犬も人間と同じ命を持つ大切なパートナーだからこそ、最期を迎えれば葬儀や供養をすることが大切ではないでしょうか?東京都大田区にある大森ペット霊堂は、葬儀・火葬・供養を執り行っており、これまで数多くの動物達のお見送りをしてまいりました。スタッフ全員が動物を愛し、誠心誠意お別れのお手伝いをしておりますので、葬儀社をご利用になる際は大森ペット霊堂までご連絡いただければと思います。
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