ハリネズミの寿命はどれぐらい?長生きしてもらうハリネズミの飼育方法
2021年6月9日
「ハリネズミはどれぐらいの寿命なんだろう…」
「ハリネズミに長生きしてもらうためにはどうすればいい?」
ペットとして近年人気となっているハリネズミですが、長生きしてもらうためには飼育環境を整える必要があります。今回は、東京都大田区にある大森ペット霊堂より、「ハリネズミの寿命や長生きしてもらうための飼育方法」をテーマにお届けしていきます。
目次
ペットで飼えるハリネズミについて
ハリネズミと一口に言っても種類はさまざまですが、日本でペットとして飼われているのはヨツユビハリネズミという種類で、名前の由来は後ろ足が4本しかないことから呼ばれています。ハリネズミの寿命は大体3年~5年程であり、中には5~8年程生きるハリネズミもいますが、基本は短命です。ハリネズミはストレスを感じると、針を立てるだけでなくシューシューと鳴いたり、噛みついてきたりします。
長生きしてもらうためにも!ハリネズミの飼い方
寿命をできるだけ伸ばして、長く一緒にいるためにもハリネズミの飼い方について見ていきましょう。
温度・湿度管理に気を付けること
ハリネズミが生きる為の温度は寒すぎても暑すぎても駄目で、24~29度が最適な温度とされています。そのため、エアコンやヒーター、温度計・湿度計は環境を作るために必須であると言えるでしょう。また、湿度も重要で40%を越えないように配慮する必要があります。
ストレスに気を付けること
ハリネズミは臆病であり警戒心の強い性格の持ち主で、緊張するとその名の通り針を立てる動物です。警戒心が強いため飼う場合には、なるべくストレスを与えない形で静かな環境で飼う必要があります。また、触りすぎるのはストレスの原因になりますので、スキンシップのとりすぎに注意しましょう。
夜行性であることを理解すること
ハリネズミは夜行性であるため、日中は薄暗いところにケージを設置し、過ごさせてあげましょう。直射日光があたらない、風通しが良い場所が最適です。夜になると活発に動きだしますが、ペットとして飼う場合には運動不足になりがちですので、回し車をケージの中に設置したり、部屋の中を歩かせてあげましょう。野生のハリネズミは、一晩のうちに数キロ移動することがあったり、穴を掘ったりよじのぼったりするのが得意です。ペットとして飼う場合に肥満になってしまいがちなので注意しましょう。
低脂肪・低カロリーの食事を与えること
低脂肪・低カロリーの食事を適量与えることが大切で、ハリネズミ専用のフードが販売されていますので、そちらを基本的に与えるようにしましょう。副食として、ササミ、ミルワーム、コオロギなどを与えてもよいですが、カロリーが高いものは与えすぎないように注意しましょう。
ハリネズミが死ぬ前の前兆
ハリネズミの体重が急激に増減したり、食欲がなくなり食事を口にしなくなると、それはお別れが近いサインかもしれません。また、通常の排泄物と違う色の便が出たりした場合には体調を崩している可能性があります。ハリネズミは短命ですので、ささいな変化にも気づいてあげられるようにしましょう。
まとめ:ハリネズミの寿命はどれぐらい?長生きしてもらうハリネズミの飼育方法
いかがでしたか?今回の内容としては、
・ハリネズミの寿命は3年~5年程
・長生きしてもらうには温度・湿度管理を徹底すること
・ストレスを与えないように注意すること
・ハリネズミは短命であるためささいな変化も見逃さないこと
以上の点が重要なポイントでした。ハリネズミは短命であるが故、お別れも早くきてしまいます。できるだけ長生きできるように環境を整えてあげ、ハリネズミにとって素敵な思い出をたくさん作ってあげましょう。
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東京都大田区にある大森ペット霊堂は、葬儀・火葬・供養を執り行っており、これまで多くのハリネズミのお別れを執り行ってまいりました。全ての動物を愛するスタッフが、心を込めてお別れのお手伝いをしておりますので、お気軽にご連絡くださいませ。
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