手元供養後にペットの納骨のみは可能?納得できる供養を考えたい方へ
2021年6月11日
大切なペットの子を火葬した後、すぐに納骨をせずにご自宅で手元供養されている方も多いことでしょう。でも、ご遺骨をずっとそのままにするわけにもいかず、「可愛いペットの子もいずれは納骨のみでも行いたい」という思いがありますよね。
ペットの火葬後の供養の方法を知っておくと、選択肢の幅が広がります。ペットのご遺骨を手元供養するときに正しく保管しないと後悔することにもつながります。正しい知識を知っておきましょう。
ペット霊園で納骨のみを行うとどんなメリットがあるのでしょうか。ご家族様が管理できなくなったときでも安心して任せられる理由があります。いろいろな方法を知って、納得できるペットの供養をしてあげましょう。
目次
ペットの火葬後の供養の方法は3つ
ペットの火葬後、手元供養以外は納骨のみと思っている方も多いでしょう。ペットの子を自然に還してあげる方法を選択することもできるんですよ。
①納骨堂やお墓におさめる
ペットのご遺骨をおさめることができる納骨堂やお墓があります。火葬後にそのまま納骨される方やペットの手元供養後に納骨のみで利用する場合もあります。
②手元供養をする
火葬後、ご自宅にご遺骨を持って帰り、供養する方法です。お別れの後、すぐには心の整理がつかないと思います。ペットの場合は、「四十九日で納骨しなければいけない」などの決まりはありませんので、飼い主様の区切りがつくまで一緒にいてあげて大丈夫です。
ペット霊園によっては、ご遺骨をパウダー状できます。一部を遺骨ペンダントやチャームなどのメモリアルグッズにして身に着けたり、持ち歩くこともできますよ。
③自然に還す供養
・海洋散骨
ご遺骨をパウダー状にして、海に散骨する方法です。自然や海が大好きだったペットの子に、死後も大自然の中で過ごして欲しいと願う飼い主様に選ばれています。
・樹木葬
お墓の目印を石などの墓標ではなく、花や木にすることです。自然に還れるように送り出す納骨方法ですよ。
ペットのご遺骨を手元供養するときの注意点
可愛がっていたペットのご遺骨を身近においておく方も多いです。しかし、正しい保管方法を知らないと、ペットの納骨のみをしようと思ったときに、ご遺骨の状態が悪化していることもあるんですよ。
間違えた方法で保管するとご遺骨はどうなる?
ご遺骨は湿気に弱く、湿度が高い状態だとカビが生えることがあります。また、骨壺の蓋の裏にできた結露がポタポタと落ちて、ご遺骨が溶けることもあるんです。ペットの納骨のみを行える霊園がみつかっても、ご遺骨の状態が悪くなっていたらとても残念な気持ちになってしまいますよね。
湿気を逃す工夫が必要
ご遺骨のカビや溶けるのを防ぐためにできることがありますので、長期で手元供養をされる方は試してみてくださいね。
・骨壺の中に珪藻土などでできた湿気とりをいれる
・たまに骨壷をあける
・湿気を吸収しやすい大理石の骨壷にする
・湿気が入らないように骨壺をテープなどで密閉する
どんなところに保管すると良いのか
部屋の気温が急激に上がったり下がったりすると、結露が生じやすいです。寒暖差がなく、湿度がこもりにくい風通しの良い場所で供養してあげると良いでしょう。
ペット霊園で納骨のみを行うのが良い理由とは
ペット霊園では、火葬だけでなく納骨のみも行っているところが多いです。どんなサービスがあって、どんな場所に納骨されるのかを知っておくと、安心して任せられますよね。
永代供養ができる
ペット霊園の納骨堂では、永代に渡って飼い主様の代わりに供養してくれるサービスがあります。永代供養をしても、お参りなどはできますので安心してくださいね。ご自分がお世話できなくなったときに備えることができますよ。ペットの納骨のみを申し込むときに一緒に永代供養を利用される方がいらっしゃいます。
供養祭や周忌法要を行っている
ペット霊園によっては、年に何回か供養祭を行っているところがあります。供養祭では、読経・焼香・法話などがあり、ペットの死を悼む時間になっています。ペットの納骨のみを行っても、供養祭に参加することができるようになりますよ。
周忌法要とは、四十九日・一周忌・三回忌などの節目のことを指します。個別で行うこともできますし、他のご家族様と一緒の法要もあります。周忌法要をすると、飼い主様の心区切りがつきやすくなりますよ。
納骨場所の種類が選べる
ペットを個別で納骨する場合、大きさや飾りなどで納骨する場所が分けられます。
・棚型
骨壺サイズの棚にペットの子ごとに並べていきます。ペット霊園の納骨堂で納骨したいけれど、納骨費用や維持費を抑えたい方に選ばれています。
・ロッカー型
ご家族様ごとの個室になっているタイプです。扉・飾りの有無や霊座自体の大きさで費用が変わります。
ペット霊園には、他のペットの子と一緒に納骨する合同墓地もありますよ。寂しくないようにたくさんの仲間がいるところで眠らせたいと考える飼い主様に選ばれています。
大森ペット霊堂ではペットの納骨のみも承っております
大森ペット霊堂は、東京都大田区にあるペット霊園です。東京都の他、神奈川の飼い主様にも多く利用していただいております。納骨堂の霊座は7種類からお選びいただくことができ、合同墓地も利用可能です。
納骨堂のご利用の他、海洋散骨や樹木葬も行っております。海洋散骨は東京湾・沖縄・日本海からお選びいただけます。樹木葬は、桜の木をシンボルとした形で行っております。火葬は別のペット葬儀社でも、納骨のみでご利用していただくことができますので、お気軽にご相談ください。
まとめ
ペットの子を火葬した後はすぐにお別れはできないですよね。ペットの納骨に決まりはありませんので、飼い主様の心の整理がつくまで一緒にいてあげてくださいね。ペット霊園では手元供養後に納骨のみを行えるところもあります。
ペットの供養は、納骨堂におさめるのみでなく、メモリアルグッズを作ったり、自然に還す方法もあります。長く手元供養する際は、ご遺骨の状態が悪化しないように、湿度に気を付けて供養してあげると良いですよ。
ペット霊園では、永代供養や供養祭・周忌法要などのサービスがあります。長く供養してあげられますし、飼い主様の心の性のにもつながりますよ。大森ペット霊堂では、納骨堂の利用のみも可能でございます。霊座の種類を選ぶことができ、海洋散骨等も行っておりますので、お任せください。
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