ペットを納骨した骨壺は持ち帰れる?自宅供養は?期間や注意点をご紹介
2021年6月16日
「大切なペットを火葬後、納骨せずに自宅供養したい…」そう思われる方は多いかもしれません。亡くなってからすぐはまだ離れたくなかったり、落ち着くまで一緒にいたいと思ったりしますよね。そう考える方は実際多く、自宅で供養する人が増えています。
ではみなさんどのように、ペットを納骨せずに持ち帰り供養しているのでしょうか。注意した方がいい点など合わせてご紹介します。ペットを墓地に納骨しないで手元供養したい方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
ペットの納骨や供養の方法はさまざま!種類をしって検討しよう
まずは火葬後の骨の扱い方、納骨場所はどういったところがあり、供養はどのように行われているのか見ていきます。ペットの納骨や供養方法に悩まれている方も、一通りの流れを知ると考えがまとまるでしょう。
納骨方法は骨壺や自然散骨!場所は墓地や納骨堂が多い
まず火葬後のペットの遺骨ですが、骨壺へ収骨する方法と粉骨して海や山へ散骨する方法があります。
自宅へ持ち帰りたい場合、骨壺への収骨がおすすめです。仏壇や供養棚を用意すればそちらに保管し供養することができます。自然散骨はペットを自然へ返したい、慣れ親しんだ場所へ返したい方におすすめです。その他アクセサリーなどに粉骨したものを納めて身に付ける方法があります。
骨壺へ収骨した場合ですが、自宅保管・供養のほか、ペット霊園や納骨堂へ納めるのが一般的です。ご家族の希望によって、自然葬(樹木の下へ骨壺・遺骨をそのまま埋葬)なども選ぶことができます。
供養したいときは自由にお参りでき定期的な法要も行える
散骨や自然葬、自宅供養の場合は自由にお参りができます。ペット霊園や納骨堂においても、参拝時間内であればいつでもペットに手を合わせることが可能です。ただ霊園や納骨堂では手厚い供養も行っています。
- ・49日忌、1周忌、3回忌に僧侶を招いた法要
・お彼岸やお盆など定期的な供養祭
・永代供養
節目節目で、人間と同じような追悼の機会を持てたら良いですよね。もし自身がお参りできなくなったときも霊園が代わりに管理や供養してくれるため安心です。
自宅でペットの納骨と供養は可能!選ぶべき火葬タイプと注意点
続いて、自宅供養を選んだ際の流れについて見ていきます。火葬方法によっては他のペットと合同となり遺灰が一緒になってしまうこともあるので注意しましょう。「ペットを墓地へ納骨せず自宅供養したままでいいの?」といった疑問についても見ていきます。
骨壺を持ち帰る場合は個別火葬か訪問火葬を選ぼう
合同火葬は他のペットと一緒に火葬後、合同墓地へ納骨されるため選ばないようにしましょう。
- ・個別火葬:ペット霊園等で火葬後、返骨される
- ・訪問火葬:移動火葬車が自宅近くまで来て火葬後、返骨される
以上のタイプが、骨壺に収骨した遺骨が手元へ返ってくる火葬方法です。返骨された後は、仏壇や供養棚を準備して安置しましょう。注意することは、陶器の骨壺は湿気に弱くカビが生えやすい点です。
長期間自宅で供養したい場合は大理石の骨壺を選んだり、骨壺をテープで密閉したりする必要があります。寒暖差が大きく湿度の発生しやすい部屋を選ばないこともポイントです。
自宅供養している人も多いが最後はペット霊園へ埋葬を
毎日手を合わせて供養ができるので自宅の庭へ埋葬する方もいます。自身が所有する土地であれば問題ありませんが、制限されている地域もあるため自治体への事前確認は必要です。
公園など公共施設や他人の所有地には埋葬できません。また自身の土地であっても引っ越し等で掘り起こさなければいけないときが来るかもしれません。衛生的にもトラブル防止のためにもやはり自宅供養の期間を定め、49日忌や1周忌にペット霊園や納骨堂へ納骨することが推奨されています。
一定の期間、自宅で一緒に過ごし気持ちが落ち着いたころに、墓地へペットを納骨・供養する方が多くなっています。
ペットの納骨・供養をお考えの方は”大森ペット霊堂”へ
当施設では葬儀・火葬をしていなくても、ペットの納骨・供養のみの利用が可能です。個別に骨壺を納める納骨堂から、たくさんのペットが眠る合同墓地への納骨までご用意しています。
年中無休で午前9:00~午後18:00の間にお参りいただけます。ペット同伴も可能なためぜひご一緒にお越しください。ご希望の方は周忌法要や供養祭も執り行うことができ、愛するペットを慈しむ機会を定期的にとることができます。
その他、海洋散骨や樹木葬も行っていますので、ペットの納骨・供養をお考えの際は、お気軽にお問合せくださいませ。24時間365日お電話にて対応しております。
まとめ
愛するペットとの別れはすぐにできるものではありません。葬儀や火葬を終えた後も、しばらく一緒にいたいからと遺骨を持ち帰る方はとても多いです。
最終的な判断はご家族の考えにもよりますが、遺骨にカビが生えたり埋葬でトラブルが起きたりする可能性は捨てきれません。長期的に見るとペット霊園での納骨・供養が確実で安心と言えるでしょう。
東京都大田区の大森ペット霊堂は、これまで哺乳類や鳥類だけでなく爬虫類や両生類のペット達をお見送りしてきました。命の重さに変わりはなく、動物を愛するスタッフが心よりお手伝いさせていただきます。自宅供養後、ペットを霊園に納骨・供養したいとお考えの際はぜひお任せください。
最新記事 by 大森ペット霊堂 (全て見る)
- 夜間も安心!東京で愛犬の体調が悪くなった時の対処法 - 2024年10月29日
- 愛する存在との永遠の絆「ペットの遺骨」の供養と手入れ方法 - 2024年9月20日
- ポメラニアンが亡くなった時の最期の方法 ~愛する家族へのお別れ~ - 2024年9月20日