ペットのお見送りの合同火葬とは?~
2020年6月26日
ペットの葬儀ではどこでも合同火葬・合同納骨など種類があります。
でも、人の葬儀にはない選択です。今回は、合同火葬についてお教えしたいと思います。
ペットもお見送りで合同火葬って何?
大森ペット霊堂でご案内をしている葬儀形態では、ご遺体をお預かりして私共で火葬~収骨までさせていただく「個別一任葬」と、火葬~収骨まで一連の流れを共にしていただく「立会葬」とあります。
そして合同葬火葬というプランは、他のペットと一緒に火葬をし、色んな子たちが一緒に入れるお墓にお骨を収めることを指します。
ペットの葬儀で合同火葬をを選ばれる方の理由は
- 「以前飼っていた子も合同葬だったから」
- 「土に還したい」
- 「家に骨壺を置いておけない」
など様々です。
実際に葬儀の中で、火葬のお手伝いをしている私自身が毎回思うことは
「みんなと一緒に旅立ちができて寂しくないね」
と思いながら最後の点火ボタンを気持ち込めて押させていただいてます。
先日、担当させていただいた猫ちゃんのお話ですが、飼い主様は長年、地域猫活動もされながら、家猫としても多頭飼いされていらっしゃる方でした。
歴代、大森ペット霊堂で葬儀をあげられていて多くの子が合祀墓に眠っているということでした。
生前もたくさんの猫たちと共生していて、亡くなってからも虹の橋でたくさんの兄弟や友達が待ってくれている。
寂しいのは飼い主様だけで当の猫ちゃんは全然寂しくないかもしれませんね、と笑顔で話されていました。
ペットの葬儀形態に対する考え方も依頼される方それぞれあり、決まったカタチや正解のカタチなんてものはありません。大切なのは悲しみ悼む気持ちを持ち、感謝と労いの気持ちを込めて送ってあげることができているかが最も大切です。
家族の一員として過ごしてきた小さな命を、悔いの残らぬ様にお気持ち込めてお見送りをしていただきたいと思います。
自然に返してあげるペットの供養
合同葬にて供養いただいた多くのペット達を山梨県にある大森ペット霊堂合祀墓(金龍寺境内)へ埋葬してお参りをしてきました。
ペットの葬儀をし、合同火葬をした後はお骨を自然に還すということ。猿や鹿もみることができる自然豊かな場所で土に還り、新しい命となっていずれ再び飼い主様の元に現れてくれるのではないでしょうか。
これからも大森ペット霊堂では飼い主様、そして最愛のペット達のためにスタッフ一同、心に残るペットの葬儀のお手伝いをしていけるよう精進して参ります。
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