ペットが死亡したときはどうする?安置した後は葬儀の手配をしよう
2021年7月18日
ペットの急な死や闘病の末の死、安らかな死、どんな最期においても別れは悲しいものですよね。今はまださまざまな感情が襲ってくるかもしれませんが、遺体をそのままにしておく訳にもいきません。
ペットの死亡後どうする?と戸惑う方へ、遺体の安置方法や死亡後の手続き、葬儀の手配についてご紹介します。愛するペットの死を今はなかなか受け入れられなくても、遺体をきれいにして思い出を振り返り、葬儀・火葬・供養の手順を踏んでいけば、徐々に心が整理されますよ。
ペットが死亡してからどうするのがいいかお悩みの方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
ペットの死亡後どうすると迷わないために…安置方法と手続きについて
ペットが亡くなり葬儀を行うまでしばらくは自宅で過ごすこととなるでしょう。ますは遺体が傷まないよう安置しましょう。またペットの種類によっては死亡届の提出が義務付けられています。ペットの死亡でどうする?と混乱している方は1つ1つ終わらせましょう。
ペットの安置に必要なものは4つ
自宅にあるもので補うことができます。
- ① ダンボール箱・かご
- 棺桶の代わりとなるものです。ペットの体をきれいにしてからそっと遺体を寝かせます。
- ② 保冷剤・ドライアイス
- 遺体が腐敗しないよう遺体と一緒に入れます。
- ③ バスタオル・ガーゼ
- 遺体を包むのに使います。保冷剤やドライアイスも溶けて水浸しになるため、タオルで包んでから箱やかごへ入れましょう。ガーゼは遺体の体液が外へもれ出たときに使います。
- ④ 新聞紙・ペットシーツ
- 保冷材の水分や遺体の体液で床が汚れないようにダンボール箱やかごの下へ敷きます。
ペットの安置の手順
- ① 新聞紙などを敷いた上にダンボール箱やかごを置く
- ② 箱やかごの中にバスタオルを敷き、タオルで包んだ保冷剤やドライアイスを敷き詰める
- ③ タオルに包んだ遺体を寝かせ、腹部に保冷剤を追加する
- ④ 体液に備えて口や肛門などにガーゼを充てがう
葬儀まで日がある場合、遺体の腐敗をおさえるのに保冷剤やタオルはこまめに交換します。ペットが亡くなってから2~3時間で死後硬直が始まるため、それまでに遺体の手足をたたんで箱やかごへ安置しましょう。
死亡後は30日以内に市区町村へ死亡届を
ペットが猫・ウサギ・鳥・ハムスターの場合、死亡届を提出する必要はありません。しかし犬の場合は、狂犬病予防法により死後30日以内の死亡届提出が義務付けられています。その際犬鑑札と狂犬病予防接種済票が必要となるため準備しておきましょう。
死亡届の提出はネットからの電子申請となり、24時間いつでも届け出ることができます。ペットの死亡後はどうする?となにかと慌ただしいかもしれませんが、死亡届を提出しないと罰金20万以下、刑事罰に課せられることもあるため忘れないようにしましょう。
ペットの死亡・安置後はどうする?納得できる葬儀社で手配を
安置が済んだ後は葬儀の手配に入りましょう。しかし調べてみると多くの葬儀会社がヒットしどこがいいか迷ってしまうかも。自宅近くという選択肢もありますが、現在は送迎サービスなども充実しています。ペットの死亡後、葬儀の手配はどうする?と悩んだときに意識したいポイントについてです。
火葬・納骨・供養方法について問い合わせてみる
ペット葬儀はペット霊園や移動火葬車で行えます。違いは専門施設に出向くか、自宅近くで済ますかです。手厚く葬儀したい場合は霊園、時間がとれない場合は移動火葬車がいいでしょう。
火葬方法には個別火葬と合同火葬があり、違いは自身のペットだけで火葬するか、他のペット達と一緒にするか。個別火葬は手元にお骨が戻ってくるため自宅供養したい場合におすすめです。合同火葬は合同墓地へ納骨されます。
葬儀会社によってプランや費用、オプション内容がさまざまなため、どんな葬儀を行えるか問い合わせましょう。
相場と比べて適正な料金か確認する
後悔のない葬儀を行うためにも料金についても確認しましょう。参考までにペットの火葬相場についてです。個別火葬には飼い主が火葬場まで付き添える立会火葬と、火葬スタッフのみで行う一任火葬があります。どちらもお骨は戻ってきますが費用に差が。
- ペット霊園で葬儀する場合
- 個別立会火葬:3万~6万円
- 個別一任火葬:1万~5万円
- 合同火葬:5千円~4万円
ペットの種類や体重により費用は変わり、霊園にもよりますが葬儀や骨壺代は込みの価格。この他墓地への納骨や供養費用が別途かかります。コンパクトなお別れができる移動火葬車の相場は霊園よりも安めです。
知人の評判やネットの口コミを参考にする
身近に経験のある人がいれば体験談を聞いてみるのも1つの手でしょう。ネット上ではまとめサイトやGoogleなどで実際にペット葬儀を行った人々の口コミがみられます。
評価の高い葬儀会社は「遺体を丁寧に扱ってくれた」「最後の時間をゆっくり取ってもらえた」などスタッフの接客に対する良い口コミが多い傾向に。他にも葬儀プランや費用、設備に対して高評価がついているか見てみるといいでしょう。
ペットの死亡後、葬儀の手配はどうする?と悩んだときの1つの参考にしてみてください。
ペットの死亡後の葬儀どうする?とお悩みの際は”大森ペット霊堂”へ
大森ペット霊堂は、死亡後のどうする?にお応えします。24時間電話対応しておりますのでぜひ1度ご相談ください。プランは個別火葬(立会、一任)・合同火葬があり、オンライン葬儀や送迎サービスもあるため遠方の方にも安心です。
火葬後は納骨堂や合同墓地への納骨が可能、自宅供養したい方には返骨もしております。これまで哺乳類や鳥類だけでなく、爬虫類や両生類のペットをお見送りし、ペットと飼い主様の最期の時間が良いものとなるよう尽力させていただきました。
ペットの死亡後どうする?と迷われた際はお気軽にお問い合わせください。
まとめ
ペットとの別れはできれば味わいたくない経験です。ですが愛するペットが死亡してからどうする?と戸惑っている方も最期までしっかり見届けたい…そんな気持ちは沸き起こるはず。
亡くなった直後は自宅にあるもので安置しましょう。棺桶の代わりとなるもの、保冷剤、タオル、新聞紙があれば充分です。その後は葬儀会社へ問い合わせ、死亡届の手続きを。葬儀会社は3つのポイントを意識して決めてみてくださいね。
東京都大田区にある大森ペット霊堂は、自宅供養後の墓地への納骨も受け付けています。ペットの死亡後どうする?とお悩みの飼い主様が希望するお別れを実現いたします。
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