猫の埋葬方法を知って納得した供養を!埋葬以外の方法や便利グッズも
2021年7月25日
猫が亡くなった後、どのように供養したら良いか迷いますよね。埋葬には、3種類あります。猫の埋葬方法によっては、注意しないと法律に触れてしまうこともあるんです。
土に還す場合、用意するもの・手順・どのくらいの穴を掘るかを知っておくと、トラブルを防ぐことができますよ。大切な猫をしっかりとした埋葬方法で供養してあげましょう。
ペット霊園によっては、猫を埋葬以外で供養する方法もあります。猫ちゃんの生き様や飼い主様のライフスタイルに合った供養ができたらいいですよね。
目次
猫の埋葬方法3つと埋葬以外の方法
猫を埋葬すると、ずっとそばにいてくれるような気持ちになりますよね。どんな状態で猫を埋葬するのかで方法が3つに分かれます。
ご遺体のまま「土葬」する
小柄な猫ちゃんなら、ご遺体のまま埋めてあげたいという方もいらっしゃるでしょう。火葬費用をかけたくない方も土葬を選択されます。
ですが、土葬すると土に還るまでに10年以上かかってしまうので、土葬で起こるトラブルがあります。
- ・腐敗臭がする
- ・野生動物に荒らされてしまった
- ・土地を売ったあとでミイラ化した状態で掘り起こされた
このような困ったことを防ぐために、火葬はしておくのが良いでしょう。
火葬後に「埋骨」する
猫を火葬した後で埋葬する方法を埋骨といいます。土葬と違って腐敗臭はしないので、動物に荒らされる心配はありません。
ご遺骨のまま埋骨すると、4〜5年ほどで土に還ります。ご遺骨をパウダー状にすると、さらに土に還るまでが早くなるので、土地売買のトラブルも防ぐことができますよ。
納骨堂や霊園に「納骨」する
ペット霊園の納骨堂や墓地に納骨するのも、猫の埋葬方法の1つです。管理費等がかかりますが、ペット霊園の職員がしっかり管理してくれますので、供養を安心して任せることができます。
ペット霊園によっては、永代供養もあるので、ご自身が手入れをできなくなってもずっと供養してもらえますよ。
埋葬以外の供養の仕方
- ・手元供養
- 火葬後にご遺骨を骨壷に入れて、ご自宅で供養する方法です。納骨をいつにするかの決まりはないので、飼い主様の心の整理がついたときまで一緒にいることができます。
- ・散骨
- パウダー状にしたご遺骨を海などに撒く供養方法です。自然に還してあげたい方に選ばれています。
猫の埋葬で土葬と埋骨に手順や必要なものとは
猫の埋葬方法の中で、土に埋めるのが土葬と埋骨です。埋める場所に注意する必要があります。また、手順や必要なものを知っておくことで、土に還しやすくすることができますよ。
ご自身の私有地以外には埋めない
猫は亡くなった後、法律上では廃棄物という扱いになってしまいます。ですので、私有地以外に埋めると「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」違反になってしまいますので、注意しましょう。
私有地の踏まれない日当たりの良い場所に埋葬してあげましょう。風水などを気にされる方は鬼門・裏鬼門である南東と北東を避けると良いですよ。
土葬に必要なものと手順
土葬をするときは、次のものを揃えましょう。
- ・穴を掘るもの
- ・タオル
- ・石灰
- ・墓標などの目印になるもの
猫の埋葬は土葬と埋骨で方法が異なります。土葬の場合は野生動物に荒らされないよう、穴を深く掘るのが特徴です。次のようなで手順で埋めます。
- ①猫らしいフォルムになるよう、ご遺体の手足を曲げて体全体を丸く整える
- ②土に還る素材のタオルでくるむ
- ③猫の体より一回り大きく、深さは1~2mの穴を掘る
- ④ご遺体をそっと寝かせる(お供えなどがあれば添える)
- ⑤石灰をかける
- ⑥土をかぶせて、墓標をたてる
埋骨に必要なものと手順
埋骨するときは、穴を掘るものと墓標となるものは必ず用意しましょう。土に還る骨壺やプランター葬キットなど、埋骨するときに便利なグッズもありますよ。
埋骨は次の手順で行います。
- ①骨壺からご遺骨を取り出す
- ②1m程の穴を掘る
- ③ご遺骨をいれる
- ④土をかぶせて、墓標をたてる
猫の埋葬方法でお困りの方は大森ペット霊堂へご相談ください
大森ペット霊堂は、東京都大田区にあるペット霊堂です。24時間年中無休で電話相談を行っておりますので、「猫が亡くなって何をすればよいか困っている」「猫の埋葬方法をどのようにするか悩んでいる」という方は、お気軽にお問い合わせくださいませ。
個別火葬ではご遺骨の返還が可能です
弊社は、ペットとしての猫の火葬や埋葬はもちろんのこと、ボランティア葬なども行っており、火葬の経験が豊富です。猫ちゃんに合わせた火葬方法で行い、小さな骨まで残すことができます。
猫の埋葬方法で迷われている方の中でも、埋骨・散骨・納骨・手元供養・樹木葬をしたい方はご遺骨の返還が可能な個別火葬を行うことをお勧めしております。
手元供養後に納骨堂を利用することができます
亡くなった後は寂しい思いでいっぱいですよね。手元供養をし続けたいという方も多くいらっしゃいます。手元供養をしていくうちに心の整理がついて、猫の埋葬方法を納骨にする場合は、弊社の納骨堂をご利用くださいませ。
霊座の種類を選ぶことができますし、供養祭や周忌法要を行い、しっかりと供養致しますので、お任せください。
火葬プランや埋葬方法の相談をいつでも承っています
弊社では、個別立会い葬・個別一任葬・合同火葬の3つの火葬プランからお選び頂けます。大切な猫ちゃんを見送るために、読経がついた葬儀プランや花祭壇プランなど豊富なオプションプランをご用意しております。
火葬から時間が経っていても大丈夫です。猫の埋葬方法や手順についてのご相談も電話やメールでいつでも承っております。
まとめ
猫が亡くなって埋葬の方法を悩んでいる方は多いでしょう。埋葬には、土葬・埋骨・納骨があります。納骨は、ペット霊園の納骨堂や墓地に猫を埋葬する方法です。土葬・埋骨は、土に還す方法なので、土地の売買の時や野生動物に掘り起こされるトラブルが起こる可能性があります。
トラブルを避けるために、埋める場所は必ず私有地にしましょう。埋めるときは十分な深さの穴を掘り、間違えて掘り起こさないように墓標をたてる必要があります。
大森ペット霊堂では、猫の火葬や埋葬の方法についてのご相談をいつでも承っております。手元供養後でも弊社の納骨堂を利用していただけますので、心の整理がつきましたら、お気軽にご相談くださいませ。
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