ペットが死んだらどうする?うさぎの変化と飼い主が考えるべきこと
2021年8月23日
大切なペットとのお別れは、想像したくないことですよね。うさぎを飼っている方は、犬や猫よりも情報が少なく、不安に感じている飼い主さんも多いと思います。
うさぎは草食動物なので、犬や猫などの肉食動物とは違う特徴があります。小さな変化に気づいてあげられるかどうかで、うさぎの寿命は変わってきます。
うさぎが亡くなる前に起こる体調の変化や、ペットが死んだらどうすればいいか、うさぎとのお別れの方法についても知っておきましょう。ペットのうさぎも大切な家族の一員です。
目次
ペットとして飼育するうさぎの寿命や気づいてあげたい体調の変化
「ペットが死んだら…」となる前に飼いうさぎの寿命や、うさぎが亡くなる前の兆候について知っておきましょう。
うさぎの寿命は7〜8年
自然界でうさぎは弱い立場の生き物です。気温の変化にも弱いため、野生のうさぎの平均寿命は1〜2年とされています。
飼いうさぎの平均寿命は、7〜8年です。最近はペットとしてうさぎを飼う人が増え、飼育に関する正しい知識が広まったこともあり、平均寿命を超えて長生きしているうさぎが増えています。
うさぎは具合が悪いことを隠す生き物
うさぎ弱っているところを見られると、肉食動物のターゲットにされてしまう可能性があるため、具合が悪くても隠す性質があります。
飼いうさぎも、具合が悪くても飼い主に悟られないよう、元気に振る舞うことが多いです。うさぎが体調が悪い様子を見せた時には、症状がかなり進行し、手遅れの状態ということも。
うさぎを飼うのであれば、食事の量やトイレの様子などを常にチェックし、いつもと少しでも違うと感じた場合は、病院に相談するようにしましょう。
うさぎが亡くなる前に見られる体調の変化とは?
老衰により骨や筋肉が衰えると、動きが鈍くなり、寝ていることが多くなってきます。体力がなくなり、自分で毛繕いができなくなることも。その場合は昔と比べて、毛並みが悪くなるなど、見た目の変化が出てきます。
うさぎは、食べ物の繊維質を原動力として、消化器官を動かしています。うさぎが全く食べ物を食べなくなった場合は、かなり危険な状態です。
大切なペットがもし死んだら…うさぎの場合飼い主がすべきこととは?
大切に飼っていたうさぎが急に倒れてしまったら、まずはうさぎの状態を確認する必要があります。ペットが死んだら、うさぎの飼い主さんがすべきことについてもご紹介します。
うさぎは死んだふりをする
うさぎは死んだふりをすることがあります。うさぎが急に倒れてしまった場合は、うさぎの状態を確認しましょう。
・呼吸の有無
お腹が動いていないか、鼻や口から息が漏れていないか確認します。
・心拍の有無
うさぎの体に手をあて、脈がないかを確認します。
・瞳孔の反応
目に光をあて、瞳孔が反応するかを確認します。
もし亡くなっていたら…旅立ちの準備をしてあげる
うさぎの状態を確認し、もしペットが死んだら、大切なうさぎの旅立ちの準備をしましょう。
・体勢を整え、身体を綺麗にする
体を眠っている時のような体勢に整え、目を閉じてあげます。体が汚れている場合は、布で優しく拭き、毛並みを整えます。
・ご遺体を安置する
ダンボールなどの箱にペットシーツなどを敷き、うさぎを寝かせます。保冷剤を一緒にいれ、タオルをかけてあげましょう。
・火葬業者へ連絡する
ペットの火葬をおこなっている業者へ連絡します。
ペットが死んだら…うさぎと後悔のないお別れをする大切さとは?
ペットが死んだら、うさぎの火葬や葬儀をしてくれるところを探すのは大変ですよね。ですが、大切なペットとのお別れは、後悔のないお別れにこだわることがとても大切です。
飼い主さんがペットロスになってしまう原因
ペットが亡くなったら今回のうさぎに関わらず、ショックや後悔の思いから、ペットロスになってしまうことがあります。ペットの死を経験した飼い主さんの多くが、ペットロスを経験しています。
家族同然のペットですが、ペットの具合が悪くても、ずっと付き添ってあげることが難しい場合も。ペットの死に目に会えず、その後悔がペットロスに繋がってしまう場合もあります。
ペットロスを軽減させるためには、ペットの死と十分に向き合う時間を取ることが大切です。
ペットロスを軽減させる「後悔のないお別れ」とは?
ペットロスから少しでも早く立ち直るためには、「最期に後悔のないお別れができたかどうか」が非常に重要です。家族同然のペットに手厚い供養をしてあげたい方は、ペットのお葬式をしてあげるのがおすすめです。
ペットのお葬式はペットのためだけ儀式ではなく、飼い主さんの気持ちを整理するためも大切な儀式です。「後悔のないお別れができた」という思いは、飼い主さんの心の支えとなります。
大森ペット霊堂で大切なペットと後悔のないお別れを
大森ペット霊堂では、大切なペットの旅立ちのお手伝いをさせていただいております。後悔のないお見送りができるよう、精一杯サポートさせていただきます。
ペットは動物の種類に関係なく、大切な家族の一員です。ペットが死んだら、うさぎをはじめ、リス、モルモットなどの小動物とのお別れも、大森ペット霊堂へお任せください。
お仕事等で火葬に立ち会うことができない場合も、スタッフが責任を持って対応いたします。生前相談もおこなっておりますので「後悔のないお見送りをしたい」という方は、お気軽にご相談ください。
まとめ
ペットのうさぎは、自然界のうさぎよりも長い時間生きることができます。長生きさせてあげるためには、うさぎの性質を理解し、ストレスをかけない環境を作ってあげることが大切です。
うさぎは24時間食べ物を食べないと、非常に危険な状態になります。食べ物を食べなくなってしまった場合は、すぐに病院に連れていきましょう。
もしペットが死んだら、大切なうさぎがの旅立ちの準備をしてあげましょう。最期に体を綺麗にして、感謝の気持ちを伝えてあげてください。
後悔のないお別れをしたい方は、ペットのお葬式がおすすめです。大森ペット霊堂では、うさぎのお葬式もできますので、お気軽にご相談ください。
最新記事 by 大森ペット霊堂 (全て見る)
- トイプードルとの最期の時を優しく迎える【愛するペットの終活】 - 2024年11月9日
- 珍しい生き物グリーンボアとその火葬の文化的意義を紐解く - 2024年11月8日
- イモリを心を込めて最期まで大切に。火葬とお別れの儀式ガイド - 2024年11月3日