猫の元気がない時に考えらえる理由と症状…緊急を要する症状は?
2021年9月25日
猫を飼っていると、「猫の元気がない…。どうしたんだろう?」という心配な思いを経験したことがあるの人は多いのではないでしょうか。
大切な猫だからこそ、元気がないと不安になってしまいますよね。大きな病気になっていたらどうしようという不安がある一方で、どのような様子なら緊急を要して、どのような様子ならしばらく様子を見ていいのか分からないですよね。
今回は、東京都大田区にある大森ペット霊堂が、猫の元気がない時に考えられる理由と、緊急を要する症状をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
猫の元気がない…症状や病院への判断基準について
猫の元気がないときに、病院へ行くべきなのか判断がつかない時がありますよね。猫の元気がないけど、食欲はあったり、食欲がないけど、排便に変わった様子がなかったり…。病院へ行くべき症状をご紹介します。
猫の食欲がない
猫の元気がない時、愛猫の好きなキャットフードを与えてみても食いつきがあまり良くない場合は、病院へいきましょう。
猫が元気がない理由に、ストレスなどの心理的要因と、怪我や病気などの身体的要因が考えられます。
猫の元気がない時は、
- ・最近来客があったか
- ・家具の配置が変わった、引越しをした
- ・慣れない場所へ猫とお出かけしたか
これらを確認しましょう。猫は敏感なので、環境の変化や来客が苦手な子がいます。もし思い当たるところがあれば心理的な要因の可能性が高いです。
猫が嘔吐と下痢をしている
猫の元気がない状態で、嘔吐と下痢をしている場合は、どのくらいの頻度なのかが重要です。
猫は毛繕いをするので毛玉を定期的に吐き出しますが、その嘔吐なら問題ないケースが多いです。下痢もしている場合は、どのような下痢なのかをよくチェックします。
- ・水のような下痢をしている
- ・1日に何度も下痢をしている
- ・何度も嘔吐する
- ・吐物の中に毛玉はない様子
このような場合は動物病院へいきましょう。水のような下痢や頻回な嘔吐はウイルスに感染していたり、異物を飲み込み腸閉塞を起こしていたり、食物アレルギーを起こしている可能性があります。
知っておくべき!猫の元気がない時に緊急を要する症状
猫の元気がない時、緊急を要する症状はどんなものなのか知っておくと、少し安心ですよね。ここからはすぐに病院へ行くべき症状をご紹介します。
猫がぐったりしていて反応が鈍い
猫の元気がない時、よく見るとぐったりしていたり、名前を呼んだり撫でたりしても反応が鈍い時は早急に動物病院へ連れていきましょう。
猫がぐったりして元気がない理由としては、尿路結石や尿毒症などと命に関わる病気である可能性があります。このような場合は早急な処置が必要になります。
また、オシッコの回数は減っていないか?血が混じっていたり、排尿時に痛がった様子はなかったか振り返り、獣医に伝えましょう。
嘔吐や下痢が激しい場合は脱水になり危険
猫の元気がない時、嘔吐や下痢が激しい時は脱水になってしまうので早めに動物病院へいきましょう。
繰り返す嘔吐や下痢を放っておくと脱水になって、命に関わります。下痢をしたり嘔吐をしている場合は、猫の好きなチュールに少し水を混ぜて与えたり、猫用のミルクを与えて見るのも一つの手段です。応急処置として水分摂取させてあげましょう。
猫の元気がないまま亡くなってしまったらどうすればいいの?
猫の元気がないまま亡くなってしまったら、どうしたらいいのか分からなくなって混乱してしまいますよね。猫が亡くなったらどうすればいいのか、その手順をみていきましょう。
猫が亡くなったら適切に安置する
猫の元気がないまま亡くなってしまったら、2〜3時間で死後硬直がはじまります。硬直してしまう前に安置してあげましょう。
- ①猫の棺桶となるそこがしっかりした段ボールを用意する
- ②ペットシーツを敷いてその上からタオルを敷く
- ③猫を寝かせて、足や手を丸めてあげる
- ④硬く絞ったタオルで体を拭いて汚れを落とす
- ⑤ブラッシングをして毛並みを整える
- ⑥保冷剤をお腹やお尻あたりに入れてあげる
- ⑦薄いタオルをかけてあげる
このような手順で猫を安置していきます。猫のお気に入りだったおもちゃや、好物だったキャットフードをお供えしてあげると良いでしょう。
ペット霊堂に葬儀の手配をする
猫を適切に安置できましたら、ペット霊堂へ問い合わせて葬儀の予約と納骨方法について相談しましょう。
猫の葬儀方法としては、
- ・立ち合い葬儀
- ・個別一任葬儀
- ・合同葬儀
これらの葬儀方法が一般的です。立ち合い葬儀では、人間の葬儀のように火葬場まで立ち会うことができますし、お骨拾いをして骨壺に納めることができます。
個別一任葬儀は、ペット霊堂のスタッフに一任して葬儀から納骨までお任せできる葬儀方法です。合同葬儀は、他のペットちゃんと一緒に葬儀を行うので遺骨は手元に戻ってきませんが、寂しがりやだった猫ちゃんの飼い主さんに選ばれている葬儀方法になります。
ペット霊堂と家族の間で話し合って後悔の残らない葬儀にするために、生前相談を行っている大森ペット霊堂へご相談ください。
愛猫と飼い主さんの思いを伺って、一番良い形でお別れができるように最善を尽くしております。長年の経験から葬儀について様々なアドバイスもできますし、葬儀方法や納骨方法に疑問を抱いている方も、気軽にお問い合わせくださいませ。
まとめ
猫の元気がない時に考えられる理由や症状、そして緊急を要する症状についてご紹介しました。
- ・猫の元気がない時に考えられるのは心理的な要因と身体的な要因
- ・猫は敏感なので模様替えや引越しなどの環境の変化で体調を崩すことがある
- ・嘔吐と下痢をしている場合は回数や状態をチェック
- ・水のような下痢や頻回な嘔吐は動物病院へ連れて行く
- ・猫の元気がなくぐったりして反応が鈍い場合は早急に動物病院へ
猫の元気がない状態でそのまま亡くなってしまった場合は、2時間ほどで硬直してしまう前に適切な安置をしてあげなければいけません。
そして、ペット霊堂に葬儀や納骨の予約を取らなければならなくて、深い悲しみの中しなければならないことがたくさんあるのです…。気が動転した状態で大切な葬儀方法などを決めて行くと、どうしても後になって後悔しがちです。
ですが生前からペット霊堂に葬儀方法や納骨方法について話し合っておくと、結果的に後悔の残らない葬儀が行えます。
大森ペット霊堂では、飼い主さんと猫のお別れで後悔して欲しくない思いから、生前相談を承っております。ぜひ一度、ご相談くださいませ。
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