犬の寿命はどのくらい?20年生きる犬が増えているって本当なのか?
2024年5月17日
犬を飼っている方は、「犬の寿命はどのくらい?20年生きる犬もいるって本当なのかな?」と疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。
犬は人間よりも寿命が短いため、家族が看取らなければいけません。とはいえ最近は、犬の寿命が20年まで伸びているという話を耳にしますが、本当なのでしょうか?
もし本当なら、どのようにして犬の寿命を伸ばしているのか知りたいですよね。ぜひ愛犬にも長生きして欲しいです。
そこで、犬の寿命が昔と比べて伸びている理由を調査しました。今回は東京都大田区にある大森ペット霊堂が犬の寿命が20年に伸びているって本当なのかをテーマにお届けいたします。
目次
犬の寿命は何歳?20年生きる犬が増えているって本当?
犬の寿命はそもそも何歳なのでしょう?20年生きる犬が増えているって本当なのか気になりますよね。まずは平均寿命を見ていきましょう。
犬の平均寿命はどのくらい?
犬の平均寿命は、ペット保険のアニコム損保が調査した結果、14歳ということがわかっています。
参考元:https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_201912_3_2.pdf
また、大型犬より小型犬の方が寿命が長いことがわかっています。小型犬は1歳で人間の17歳相当まで成長しますが、そこからの成長スピードは緩やかになっていきます。
ですが大型犬の場合は1歳の時点で人間で例えると12歳ほど成長しますが、そこから成長スピードを上げるため4歳時点では小型犬よりも成長するのです。そのため寿命が小型犬より短く、犬種にもよりますが平均8歳〜12歳と言われています。
ギネス記録で29歳まで生きた犬がいる
犬の寿命が20年って噂を聞いた方が気になるのは、本当なのかということですよね。そこでギネス記録を調査してみました。
オーストラリアン・キャトルドッグという中型犬のブルーイーは、29歳5ヶ月まで生きた犬としてギネス記録に登録されています。1931年に亡くなったブルーイーですが、人間に例えると140歳の長生きなのです。
犬の寿命が20年って本当なのかな?と疑う気持ちもありましたが、ブルーイーのお話を聞くと、愛犬と20年一緒に過ごせるのは夢ではなさそうです。
犬の寿命は20年に伸びている!昔と比べて伸びている理由とは
犬の寿命は20年に伸びていますが、昔と比べて寿命が伸びている理由が気になりますよね。昭和では犬の寿命は8歳に満たなかったというお話もあります。そこで犬の寿命が20年に伸びている理由を調査しました。
犬の寿命が20年に伸びている…医療が発達したから?
犬の寿命が20年に伸びている理由を調べると、医療の発達が考えられます。動物病院は基本的に犬の全身、皮膚などに関して一貫して診察します。
人間のように専門医がいるわけではありません。ですが近年、専門的な知識を持っている獣医が増えてきており、紹介状を持って専門医に診察してもらうことが増えました。
そして昔と比べて室内飼いが増えており、快適な生活環境で暮らせることは長生きに繋がっているのです。
さらに去勢手術や避妊手術も昔と比べて増えてきて、睾丸や子宮の病気を無くすのはもちろんのこと、若いうちに手術することで異性の犬に発情しなくなるので、ストレスが軽減されるのです。
栄養価の高いフードが主流になった
犬の寿命が20年に増えた理由として、ドッグフードが昔と比べて栄養価の高いものが増えたことも一つの理由です。
近年、栄養バランスが考えられたドッグフードが主流となり、ライフステージにあったフードを食べていますし、体重に合わせて摂取量を調整しているので、栄養過多になることも栄養不足になることも無くなったのです。
また、犬の健康を考えて手作り食を作る飼い主さんも増えました。犬にとって消化の良いサツマイモなどの食材や、栄養価の高い鹿肉や馬肉を与えている飼い主さんも多く、より健康に長生きしてもらえるのです。
犬の寿命は20年でもいつかは訪れるお別れについて考えておく
犬の寿命は20年と言われる時代になってきましたが、それでも生き物にはいつかはお別れがくるもの…。いつかは訪れるその時に後悔しないためにもしっかり考えておきましょう。
愛犬に長生きしてもらうにはシニア期に備えて行動が重要
愛犬に長生きしてもらうためには、若い頃から健康管理を徹底することが大切です。
一般的にシニア期と言われるのは、
- ・小型犬は7歳ごろから
- ・中型犬は10歳ごろから
- ・大型犬は5歳ごろから
と言われています。
老化のサインとしては、
- ・白髪が増える
- ・目が白っぽい
- ・呼んでも聞こえにくい様子
- ・痩せてきた
- ・物にぶつかる
- ・つまづくようになった
- ・排泄の失敗
- ・睡眠時間が増えた
このようなものがあります。
シニアになって健康面を考えるのではなく、長生きしてもらうためにはできれば若い頃から食事面や運動量、ストレスのない生活、快適な生活環境を整えてあげましょう。
いくかは訪れるお別れを生前に考えておく
愛犬に長生きしてもらうために食事面や生活環境を工夫して力を尽くしてきても、必ずお別れの時は訪れます。わかっていてもお別れの時は深い悲しみに襲われて、酷く動揺する物です。
そんな時に、愛犬の葬儀のことや納骨について考えて決めていかなくてはならなくて、しっかり考えられないままに葬儀を行って、後になって後悔する飼い主さんが多いのです。
そのため大森ペット霊堂では、生前相談を承っております。愛犬がシニア期に突入したら、お別れ方法について考えておく時です。後悔しないように、しっかりと家族とペット霊堂と話し合い、最善の方法で葬儀・納骨を行ってあげれるように考え始めましょう。
大森ペット霊堂では様々な葬儀方法を用意しており、きっと愛犬とご家族にとって後悔のないお別れができるのではないかと思います。
まとめ
犬の寿命は何歳なのか、20年まで伸びているって本当なのかご紹介しました。
- ・犬の平均寿命は14歳
- ・大型犬より小型犬の方が寿命が長い
- ・ギネス記録されている最高齢のいには29歳5ヶ月
- ・寿命が伸びたのは医療の発達
- ・近年、栄養価の高いドッグフードが主流になったこと
- ・室内飼いが増えて生活環境が良くなったため寿命も伸びた
- ・犬に長生きしてもらうためにシニア期に備えておく
犬の寿命が20年に伸びてますが、いつかは必ず訪れるお別れについて考えておくことは大切です。深い悲しみで動揺しているなか、葬儀や納骨について冷静に考えられずに、後悔する飼い主さんを多く見てきました。
大切なワンちゃんとのお別れで後悔して欲しくない思いから、東京都大田区にある大森ペット霊堂では生前相談を承っています。
どのようなワンちゃんなのか、飼い主さんの思いや愛犬についてぜひお聞かせください。愛犬とご家族にとって一番良い形の葬儀をご提案させていただきます。
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