1. TOP
  2. BLOG
  3. 愛猫との最後の別れ方 〜猫の火葬に関する徹底解説〜
BLOG
ブログ

愛猫との最後の別れ方 〜猫の火葬に関する徹底解説〜

2024年4月18日

 

はじめに

愛するペットを失うことは、飼い主にとって辛い出来事です。しかし、猫の最期を尊重し、適切な方法で供養することは、亡くなった猫への最後の愛情を示す大切な行為です。猫の火葬は、そのための選択肢の一つとなります。この記事では、猫の火葬について、方法や料金、供養の仕方など、さまざまな観点から詳しく解説していきます。

 

火葬の選択肢

猫の火葬には、大きく分けて以下の3つの方法があります。

 

合同火葬

合同火葬は、最も費用が抑えられる方法です。他のペットと一緒に火葬されるため、立ち会いや遺骨の返却はありません。民間業者が提供するペット火葬サービスはこの方式が多く、料金は15,000円程度から設定されています。費用を最優先する場合に適した選択肢です。

一方で、供養の意味合いが弱い点や、遺骨が返ってこない点がデメリットとなります。合同火葬を選ぶ際は、この点を十分に理解しておく必要があります。

 

個別一任火葬

個別一任火葬は、ペットを個別に火葬する方法です。立ち会いはできませんが、遺骨の返却が可能です。料金は20,000円程度から設定されており、合同火葬よりは高額になります。

飼い主が立ち会えないものの、遺骨を手元に置いて供養することができるため、供養のニーズに応えられる選択肢といえます。ただし、立ち会いができない点がデメリットです。

 

個別立会火葬

個別立会火葬は、最も手厚い方法です。飼い主が立ち会いでき、お骨上げや納骨までの供養ができます。一方で、費用が高額になるのが難点で、40,000円以上の料金設定となっています。

大切な家族として猫を見守り、最期までしっかりと供養したい場合に適した選択肢といえます。費用面での負担は大きくなりますが、猫への愛情を示す意味合いは最も強くなります。

 

 

火葬の手順

猫の火葬を行う際の一般的な手順は以下の通りです。

 

遺体の安置

猫が亡くなったら、まずは遺体を適切に安置する必要があります。段ボールやタオル、毛布などに包み、保冷剤や氷を使って20度以下に冷やすことが大切です。これにより、腐敗を遅らせることができます。

自宅で安置する場合は、冷蔵庫に入れるのがよいでしょう。火葬までの数日間、ペット霊園で預かってもらうサービスを利用するのも一案です。

 

火葬業者の選定

火葬を行う業者を選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。

  • 料金体系が明確かどうか
  • ホームページなどの情報が充実しているか
  • 電話やメールの対応が丁寧かどうか
  • 高額請求や不適切な対応をする業者ではないか

特に、電話対応や情報開示の状況は、業者の信頼性を判断する上で重要なポイントとなります。

 

火葬当日の準備

火葬当日は、猫の遺体を適切な容器に入れ、持参する必要があります。お花や好物、愛用品なども一緒に入れることができます。ただし、霊園によっては制限があるため、事前に確認しましょう。

立ち会い火葬を選んだ場合は、火葬の様子に立ち会うことができます。この際、心の準備をしっかりと整えることが大切です。

 

 

料金相場

猫の火葬料金は、体重や火葬の形式によって大きく変わります。概算の相場は以下の通りです。

猫の体重 合同火葬 個別一任火葬 個別立会火葬
2kg~5kg 15,000円~18,000円 20,000円~23,000円 22,000円~25,000円
5kg~10kg 20,000円~23,000円 23,000円~25,000円 23,000円~27,000円

自治体による火葬は5,000円程度と安価ですが、ゴミとして扱われ、また遺骨が返ってきません。また、個別一任火葬をやってくれない自治体がほとんどです。

料金だけでなく、供養への想いや予算などを総合的に勘案し、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

 

供養の仕方

猫の火葬後は、さまざまな供養の方法があります。

 

自宅での供養

遺骨を自宅に持ち帰り、供養するという方法です。庭に埋葬したり、仏壇に遺骨を置いて手元供養を行ったりするのが一般的です。費用がかからず、いつでも供養できるというメリットがあります。

一方で、引っ越しの際の対応が難しくなる点や、骨化に時間がかかる点がデメリットです。庭に埋葬する場合は、将来の引っ越しにも配慮が必要になります。

 

ペット霊園での供養

ペット専用の霊園に遺骨を納め、そこで供養を行う方法です。立派な納骨堂があり、しっかりとした供養ができるメリットがあります。また、ペットロスからの回復にもつながります。

一方で、費用がかさむ点や、遠方に行かなければならない点がデメリットです。ペット霊園の選定は慎重に行う必要があります。

 

その他の方法

ペット火葬業者によっては、立ち合いと遺骨拾いが可能な移動式火葬車サービスを提供している場合もあります。海やキャンプ場など、思い出の場所で供養することもできます。

自宅や霊園以外にも、さまざまな選択肢があるので、猫との思い出を大切にしながら、ご家族で相談して決めるとよいでしょう。

 

 

まとめ

猫の火葬は、大切なペットとのお別れの仕方の一つです。合同火葬、個別一任火葬、個別立会火葬といった選択肢があり、費用や供養への想いに応じて、最適な方法を選ぶことができます。

火葬後の供養方法も様々で、自宅や霊園だけでなく、思い出の場所で供養するなどの選択肢もあります。猫と過ごした思い出を大切にしながら、ご家族で話し合い、猫にとって最良の方法を選んでいきましょう。

 

よくある質問

 

猫の火葬にはどのような方法がありますか?

猫の火葬には、合同火葬、個別一任火葬、個別立会火葬の3つの方法があります。合同火葬は最も費用が抑えられますが、遺骨が返却されないのが欠点です。個別一任火葬では遺骨の返却が可能ですが、立ち会いはできません。個別立会火葬は最も手厚い方法で、飼い主が立ち会えますが、費用が高額になります。

 

猫の火葬にはどのくらいの費用がかかりますか?

猫の火葬料金は、体重や火葬の形式によって大きく変わります。概算の相場は、2kg~5kgの猫の場合、合同火葬が15,000円~18,000円、個別一任火葬が20,000円~28,000円、個別立会火葬が35,000円~45,000円程度です。自治体による火葬は5,000円程度と安価ですが、ゴミとして扱われ、また、遺骨が返ってきません。

 

猫の火葬後の供養方法にはどのようなものがありますか?

猫の火葬後の供養方法には、自宅での供養やペット専用の霊園での供養などがあります。自宅では庭に埋葬したり、仏壇に遺骨を置いて手元供養を行ったりできます。ペット霊園では立派な納骨堂で供養できますが、費用がかかります。その他にも、思い出の場所で供養するなど、さまざまな選択肢があります。

 

猫の火葬を検討する際の注意点は何ですか?

猫の火葬を検討する際は、料金体系の明確さ、業者の情報開示や対応の丁寧さなどに注意が必要です。また、料金だけでなく供養への想いや予算なども総合的に勘案し、自分に合った方法を選ぶことが大切です。さらに、引っ越しなどの今後の対応も考慮する必要があります。

 

The following two tabs change content below.
大森ペット霊堂とは、東京都大田区にある20年以上数多くのペット火葬に携わり、多くのペットと暮らす家族や著名人からも信頼をいただくペット霊園。亡くなった命も生きている命も大切にする施設として、数多くのメディアに出演する。ボランティア火葬など、行き場のない動物達を無償で引き取りを行う日本で唯一のペット火葬施設である。また、動物の保護活動を行い、行き場のない動物達を施設内で育て、家族を探す活動を行っている。 【所在地】〒143-0012 東京都大田区大森東2丁目1-1 【TEL】※ペット火葬・葬儀24時間受付 0120-176-594

東京のペット葬儀・ペット火葬・納骨ご供養 大森ペット霊堂TOPへ

関連記事