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愛するペット爬虫類との最期の別れ方 – 火葬の全知識

2024年5月17日

 

ペットとして爬虫類を飼う方が増えてきたことから、近年では爬虫類の火葬をし、供養する方が高まっています。本ブログでは、爬虫類の火葬について詳しく解説しています。火葬が増えている理由、火葬までの流れ、死亡確認のポイント、火葬方法の選択肢、ペット火葬業者の選び方など、爬虫類の火葬に関する様々な情報をまとめています。ペットロスに直面した飼い主の方々の参考になれば幸いです。

 

爬虫類の火葬が増えている理由

近年、爬虫類を飼う人々が増えてきたことから、爬虫類の火葬も増加しているようです。特にイグアナ、トカゲ、ヘビ、カメレオン、カメなど、骨が残る爬虫類については、火葬が可能です。

爬虫類をペットとして飼うことが一般的になった理由は、以下のような要因が考えられます。

  1. エキゾチックな飼育体験を求める人々の増加:犬や猫とは異なる生態系や飼育方法に興味を持つ人々が増えています。爬虫類はその中でも特に魅力的な存在とされており、珍しいペットとして愛されています。
  2. インターネットの普及:情報の発信が容易になったことで、爬虫類の飼育方法や特徴についての情報が簡単に入手できるようになりました。このため、より多くの人々が爬虫類を飼うことに興味を持ち始めました。
  3. 爬虫類の飼育の魅力:爬虫類は犬や猫とは異なる性格や見た目を持ち、飼い主との関係を築くことができます。また、飼育の手間やコストが比較的少ないことも魅力の一つです。

 

以上の要因から、近年では爬虫類をペットとして飼う人々が増え、それに伴い爬虫類も家族として考え、火葬も増加しているのではないでしょうか。

爬虫類の火葬には、専用の火葬業者に相談することが必要です。すべての火葬業者が爬虫類の火葬に対応しているわけではないため、事前に確認することが重要です。

次のセクションでは、爬虫類の火葬までの流れについて詳しく説明します。

 

 

爬虫類の火葬までの流れ

爬虫類の火葬までの流れは、以下の通りです。

 

死亡確認をする

まずは、爬虫類が亡くなったかどうかを確認します。冬眠している可能性があるため、死亡確認は重要です。冬眠中の爬虫類は、呼吸が浅く胸やお腹が動かないことが特徴です。また、刺激に反応しない場合も死亡の兆候です。

 

遺体を安置する

爬虫類の遺体は腐敗が早いため、適切な安置が必要です。遺体の下にペットシーツや新聞紙を敷いて、箱に入れることができる場合は入れます。遺体を冷やすために保冷剤を使用することも重要です。

 

火葬方法を選ぶ

火葬する方法には、以下の4つの選択肢があります。

  • 合同火葬:他のペットと一緒に火葬される方法
  • 個別一任火葬:自分のペットだけで火葬する方法
  • 個別立会火葬:火葬に立ち会うことができ、費用が高額になります
  • 訪問火葬:自宅まで火葬業者が迎えに来てもらう方法

 

 

火葬を依頼する

火葬を行ってくれるサービスに火葬を依頼します。火葬場が決まっている場合は、連絡をして日程の確認と予約を行います。火葬後の供養に関してもサービスに相談し、希望に沿った方法を選択することができます。

 

火葬を実施する

火葬当日は火葬場の指示に従いましょう。火葬にかかる時間は、爬虫類の大きさによって異なりますが、手厚くお別れをしたい場合は時間にゆとりをもってスケジュールを組むことが大切です。

 

火葬後の供養をする

火葬後は、遺骨の納骨場所や供養方法を選択します。ペット霊園では納骨堂や墓地の利用が可能であり、訪問火葬サービスでも納骨堂などの施設を紹介してもらえます。供養方法や場所は個々の希望に合わせて選択しましょう。

 

以上が爬虫類の火葬までの流れです。この流れを把握しておくことで、スムーズに手続きを進めることができます。

 

 

死亡確認のポイント

爬虫類のペットが亡くなってしまった際には、まずは死亡を確認する必要があります。ただし、冬眠している可能性もあるため、慎重に対応することが重要です。

以下は、爬虫類の死亡確認におけるポイントです。

 

冬眠の可能性を考慮する

爬虫類は変温動物であり、寒くなると冬眠に入ることがあります。したがって、動かずに食事を摂らない場合は、冬眠している可能性を考慮する必要があります。

以下の項目に注意することで、冬眠と死亡を見分けることができます。

  • 胸やお腹の上下の動き:冬眠中は眠っている状態で浅い呼吸をしているため、胸やお腹が上下に動いているか確認しましょう。
  • 反応の有無:しっぽや手先に刺激を与えて、反応があるかどうか確認します。

 

死亡後の変化に注意する

爬虫類が亡くなった後は、顔の表情が変わることがあります。しかし、筋肉の硬直が緩んでいるため、生き返る可能性はありません。これは冬眠中でも同じ現象です。

特に注意が必要なのは、死後数時間で硬直が始まり、24時間経過すると融解してしまうという点です。見た目が亡くなっているように見えても、硬直が始まる前に遺体処置を行うことが重要です。

 

獣医に相談する

自信を持って死亡を確認できない場合は、かかりつけの獣医に相談することをおすすめします。獣医は経験と知識を持っており、冬眠や死亡の判断を行うことができます。

また、獣医に相談することで、適切な遺体処置方法や火葬の手続きなどについてもアドバイスを受けることができます。

 

以上のポイントに注意しながら、爬虫類の死亡確認を行いましょう。

 

 

火葬方法の選択肢

ペットの火葬方法には様々な選択肢があります。以下では、ペットの火葬方法について詳しく説明します。

 

ペット霊園に依頼して火葬・供養を行う

ペット霊園に依頼する方法では、専用の火葬炉を使用して火葬を行うことができます。霊園内には納骨堂や墓地が完備されており、火葬後の供養も相談することができます。ご遺骨を残すことも可能です。この方法では、ペットとじっくりとお別れをする機会が提供されます。

 

自宅までお迎えに来てもらう

自宅まで爬虫類を迎えに来ていただき、火葬を代行していただくことが可能です。多くのペット霊園では、このように送迎の無料サービスがありますので、爬虫類の火葬が可能です。ご自宅にいながら、火葬を任せることができますので、火葬業者によって、遺骨を残すことも可能です。

 

行政にご遺体の引き取りをお願いする

自治体によっては、爬虫類のご遺体を引き取ってくれる場合があります。引き取り料は安価で、約3,000円程度です。この方法ではペットの火葬は行われませんが、廃棄物として処理されてしまうので、供養をすることができかねます。

 

ご遺体を庭などの敷地に埋葬する

自宅が私有地であれば、庭などにご遺体を埋葬することができます。小型のトカゲの場合、プランターに埋葬するという方法もあります。この方法では、費用をかけずにスムーズにご遺体を埋葬することができます。

 

これらが爬虫類の火葬方法の選択肢です。各方法には特徴やメリットがありますので、飼い主の方は自身の状況や希望に合わせて最適な方法を選ぶことが重要です。火葬方法を慎重に考え、ペットへの最後のお別れを大切にしてください。

 

 

ペット火葬業者の選び方

ペット火葬業者を選ぶ際には、いくつかのポイントに注意することが重要です。以下では、ペット火葬業者の選び方について詳しく説明します。

 

複数の会社を比較する

最初から1つの業者に絞らず、複数の会社の金額や説明の丁寧さを比較することが大切です。複数の見積もりを取ることで適正な価格を把握することができます。

 

信頼性を確認する

ペット火葬業者の信頼性も重要なポイントです。信頼できる業者かどうかを見極めるために、口コミや評判を調べることもおすすめです。実際に爬虫類の火葬を対応してもらったのに、遺骨が全く残らなかったなどクレームも存在します。また、業者のホームページや資料を確認して、長年の実績やサービス内容を確認しましょう。

 

直接足を運ぶ

予約をする前には、電話やメールだけでなく、葬儀会社に直接足を運んで確認することをおすすめします。すぐに火葬をしなくともすぐに腐敗が進むわけではございませんので、ご安心ください。爬虫類の火葬業者の施設や設備を見学することができ、どのくらいのグレードの火葬炉を使用しているのか確認をし、しっかりと遺骨が残るのか確認をすることも重要です。火葬の質や清潔さを判断することができます。

 

 

費用の明確化

爬虫類の火葬業者には様々なプランがあり、それぞれの費用も異なります。業者には必ず見積もりを依頼し、費用やサービス内容を明確にすることが大切です。隠れた費用などがないかも確認しましょう。

 

追加サービスの有無を確認する

爬虫類の火葬業者には追加サービスがある場合があります。例えば、ご遺骨の受け取りや供養の手配などです。業者に直接確認し、必要がなければその旨お伝えをし、ご希望に合ったサービスが可能なのか確認しましょう。

 

特別な要望への対応

特別な要望や希望がある場合には、爬虫類の火葬業者がそれに対応しているかどうかも確認することが重要です。例えば、特定の宗派や宗教儀式に基づいた火葬を希望する場合などです。業者に相談し、要望への対応が可能かどうかを確認しましょう。

 

以上が、爬虫類の火葬業者を選ぶ際のポイントです。しっかりと比較し、自分の希望に合った業者を選ぶことが大切です。爬虫類の最期の時間を大事に迎えるためにも、信頼できる業者を選ぶことをおすすめします。

 

 

まとめ

爬虫類のペットが亡くなった場合、適切な死亡確認と遺体の取り扱いが重要です。その上で、ペット霊園の利用や移動式火葬車の活用など、さまざまな火葬方法を検討することができます。信頼できる業者を慎重に選び、ペットへの最後の供養を大切に行うことが大切です。本記事で紹介した内容を参考に、ペットの逝去に備えておくことをおすすめします。

 

よくある質問

 

爬虫類の火葬はどのように行われますか?

爬虫類の火葬は、他のペットと一緒に行う合同火葬や、自分のペットだけで行う個別一任火葬、火葬に立ち会える個別立会火葬、そして専用の車が自宅まで来る訪問火葬など、さまざまな方法があります。遺骨の納骨や供養の方法も選択できるため、飼い主の希望に合わせて最適な方法を選ぶことができます。

 

爬虫類が死んでいるかどうかをどのように確認すればよいですか?

爬虫類が冬眠している可能性があるため、呼吸の動きや反応の有無を確認することが重要です。また、死亡後は短期間で硬直が始まり、融解してしまうため、早めに遺体処置を行う必要があります。自信が持てない場合は、獣医に相談することをおすすめします。

 

爬虫類の火葬業者の選び方は?

ペット火葬業者を選ぶ際は、複数の会社を比較し、信頼性や費用、追加サービスの有無など、さまざまな点を確認することが重要です。火葬したのに、綺麗な遺骨ではなかったケースやトラブルが爬虫類の飼い主から意見が多発しています。直接業者の施設を見学して、サービスの質や清潔さを確認するのもおすすめです。特別な要望にも対応できるかどうかも確認しましょう。

 

爬虫類の火葬を行わない場合はどうすれば良いですか?

自宅の敷地内に埋葬することも可能です。小型のトカゲなどの場合は、プランターに埋葬するという方法もあります。また、自治体によっては無料で引き取ってくれる場合もあるため、行政に相談するのも一つの選択肢です。

 

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大森ペット霊堂とは、東京都大田区にある20年以上数多くのペット火葬に携わり、多くのペットと暮らす家族や著名人からも信頼をいただくペット霊園。亡くなった命も生きている命も大切にする施設として、数多くのメディアに出演する。ボランティア火葬など、行き場のない動物達を無償で引き取りを行う日本で唯一のペット火葬施設である。また、動物の保護活動を行い、行き場のない動物達を施設内で育て、家族を探す活動を行っている。 【所在地】〒143-0012 東京都大田区大森東2丁目1-1 【TEL】※ペット火葬・葬儀24時間受付 0120-176-594

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