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愛犬の命綱!犬の腎不全の初期症状から東京の専門病院まで

2024年8月16日

愛犬の健康は飼い主にとって何よりも大切なことです。特に腎不全は進行が早く、重大な症状を引き起こす可能性があります。本ブログでは、犬の腎不全についての基礎知識から、初期症状の見分け方、重症化した場合の症状、ステージ分類、そして東京で腎不全専門の動物病院を紹介します。愛犬の健康を守るために役立つ情報が詰まっていますので、ぜひご一読ください。

1. 犬の腎不全とは?急性と慢性の違い

腎不全は、犬の腎臓の機能が低下する状態を指します。この腎不全には、急性と慢性の2つのタイプがあります。

急性腎不全

急性腎不全は、犬の腎臓の機能が短時間で急速に低下する状態です。急性腎不全は、出血や感染症、中毒、心臓病、尿路疾患、腫瘍などのさまざまな原因によって引き起こされます。この状態は進行が非常に速く、数日で生命を脅かすこともあります。

慢性腎不全

慢性腎不全は、犬の腎臓の機能が長期間にわたって低下し続ける状態です。腎臓は血液から尿を作り、不要な老廃物や毒素を体外に排出する重要な役割を果たしています。また、血圧の調節やイオンバランスの維持、ホルモンの分泌も行っています。慢性腎不全は腎臓へのダメージにより、これらの機能が十分に働かなくなる状態を指します。

慢性腎不全は時間の経過とともに進行するため、高齢の犬では特に注意が必要です。また、特定の犬種においても慢性腎不全のリスクが高いとされています。初期段階では、多飲多尿などの尿の変化が見られる場合もあります。しかし、病気が進行すると食欲不振や体重減少、嘔吐、けいれん発作などの全身的な症状が現れることもあります。

2. 愛犬の腎不全を見逃さないための初期症状

愛犬の腎不全が発症すると、最初に現れる症状にはいくつかの特徴があります。これらの初期症状を見逃さずに早期に気づくことが大切です。以下に、愛犬の腎不全の初期症状をご紹介します。

水の摂取量の増加と頻尿

急性腎不全や慢性腎不全では、愛犬が通常よりも水をたくさん摂取するようになります。また、頻尿もみられます。愛犬が普段よりも多くの水を摂取し、頻繁におしっこをするようであれば、腎不全の初期症状かもしれません。

食欲不振と体重減少

腎不全が進行すると、愛犬の食欲が低下し、食事量が減ることがあります。また、体重も減少する傾向があります。普段よりも食欲がなく、体重が減っているようであれば、腎不全が疑われます。

嘔吐や下痢の症状

腎不全では、愛犬が嘔吐や下痢をすることがあります。胃腸の不調がみられることが初期症状として現れることがあります。もし、愛犬が頻繁に嘔吐や下痢をするようであれば、腎不全の可能性があります。

元気のなさと倦怠感

腎不全が進行すると、愛犬の元気がなくなり、倦怠感を示すことがあります。普段よりも活発さがなく、お散歩や遊びが減ったなどの変化がみられる場合は要注意です。

以上が、愛犬の腎不全の初期症状の一部です。もし、愛犬にこれらの症状が見られる場合は、早めに動物病院を受診することが重要です。腎不全は進行が早く、命に関わる病気であるため、迅速な診断と治療が必要です。愛犬の健康を守るためにも、定期的な健康チェックを行い、異常があればすぐに獣医師に相談しましょう。

3. 重症化した犬の腎不全はこんな症状が出る

犬の腎不全が進行し重症化すると、様々な症状が現れる可能性があります。以下では、重症化した犬の腎不全の特徴的な症状をいくつか紹介します。

1. 嘔吐と下痢

腎不全が進行すると、犬は嘔吐や下痢の症状を示すことがあります。これは体内の老廃物が蓄積されるため、消化器系統に影響を及ぼすためです。続く嘔吐や下痢が見られる場合は、速やかに獣医師に相談しましょう。

2. 脱水

腎不全により尿の濃縮機能が低下するため、犬は尿量が増える傾向があります。その結果、犬の体内の水分が大量に失われ、脱水症状が現れる可能性があります。脱水は深刻な状態であり、早急な治療が必要です。

3. けいれんと意識障害

腎不全の進行により、神経症状も現れることがあります。重症化すると、犬はけいれんや意識障害などの症状を示すことがあります。これは尿毒症による脳への影響が原因です。神経症状が見られる場合は、直ちに獣医師に連絡し治療を受ける必要があります。

以上が重症化した犬の腎不全の一部の特徴的な症状です。ただし、個体によって症状の現れ方は異なる場合もあります。愛犬の体調をよく観察し、何か異常を感じた場合は迅速に獣医師に相談しましょう。早期の診断と治療は愛犬の命を救うことにつながります。

4. 腎不全の進行具合を表すステージ分類の詳細

腎不全の進行具合は、ステージ分類によって示されます。このステージ分類は、血中老廃物の上昇具合や尿中のタンパク質の量などを基にして、腎不全の重症度を測るための指標です。

腎不全のステージ分類には以下のような分類があります。

ステージ1:初期の腎不全

ステージ1は、初期の腎不全を示すステージです。このステージではほとんど症状が現れませんので、血液検査や尿検査だけでは見落とされる可能性があります。平均生存期間は400日以上です。

ステージ2:軽度の慢性腎不全

ステージ2は、軽度の慢性腎不全を示すステージです。症状としては、ステージ1と同じく無症状や食欲不振、無気力状態が現れることがあります。平均生存期間は200〜400日程度です。

ステージ3:中等度の慢性腎不全

ステージ3は、中等度の慢性腎不全を示すステージです。このステージでは断続的な食欲不振や毛並みの変化、嘔吐・下痢、無気力、血尿などの症状がより頻繁に見られるようになります。平均生存期間は110〜200日程度です。

ステージ4:末期の腎不全

ステージ4は、末期の腎不全を示すステージです。ほとんどの犬がこれまでに挙げたすべての症状を経験します。最悪の場合には、支持療法(緩和ケアのようなもの)が行われることが多いです。平均生存期間の中央値は14〜80日です。

腎不全のステージが進行するにつれ、犬が経験する症状はより厳しいものになることが分かります。ステージの進行具合に応じて、早期の診断と適切な治療が重要です。もし、愛犬に腎不全の症状が心当たりがある場合は、早急に獣医師の診察を受けることをおすすめします。

5. 東京で腎不全専門の動物病院を探す

東京都では、数多くの優れた動物病院がありますが、特に腎不全専門の病院を探している場合は、以下の動物病院を検討してみる価値があります。

とちのき動物病院(東京都八王子市)

腎不全を診察する際に、とちのき動物病院は高い評価を得ています。数多くの口コミで、院長先生やスタッフの優しさと専門知識が褒められています。特に老犬のケアに力を入れており、入院よりも通院できる方法を提案してくれます。また、早朝から夜遅くまで診療を行っており、犬の健康を優先している姿勢が評価されています。

高ヶ坂動物病院(東京都町田市)

高ヶ坂動物病院は、腎臓病に特化した治療を行っています。腎臓病の診断では多角的な判断を行い、飼い主の疑問や不安にも丁寧に対応しています。腎臓病の特徴や治療法について、院長先生からの説明を受けることができます。また、診療時間も広く、通院しやすい環境が整っています。

西日暮里ペットクリニック(東京都荒川区)

西日暮里ペットクリニックは、アトピー治療に詳しい病院ですが、腎不全の治療にも力を入れています。病院のスタッフは患者と丁寧に向き合い、適切な治療方法を提案しています。飼い主の疑問や要望にも柔軟に対応し、病状の改善に向けたサポートを行っています。

以上の病院は、東京都内で腎不全専門の動物病院を探している方におすすめです。ただし、最適な病院を選ぶ際には、実際に受診してみて自身のペットとの相性や信頼感を確かめることが重要です。

まとめ

犬の腎不全は、急性と慢性の2つのタイプがあり、初期症状として水の摂取量増加や食欲不振、嘔吐などが現れます。腎不全が重症化すると、さらに深刻な症状が現れる可能性があり、早期発見と適切な治療が大切です。腎不全の進行具合はステージ分類で管理され、ステージに応じた治療が必要となります。東京には専門性の高い優れた動物病院があり、飼い主の不安に寄り添いながら、愛犬の健康を守るための最適な治療を提案してくれます。愛犬の健康を守るためには、定期的な健康診断と早期の受診が重要です。

よくある質問

急性腎不全と慢性腎不全の違いは何ですか?

急性腎不全は短期間で急速に進行する状態であり、感染症や中毒などが原因となります。一方、慢性腎不全は長期的に腎機能が低下し続ける状態で、高齢犬に多く見られます。進行が緩やかなため、初期症状が見落とされやすい特徴があります。

腎不全の初期症状には何がありますか?

多飲多尿、食欲不振と体重減少、嘔吐や下痢、元気のなさと倦怠感などが腎不全の初期症状として現れます。これらの変化に気づいたら、早期の受診と適切な治療が大切です。

重症化した腎不全の症状にはどのようなものがありますか?

重症化すると、嘔吐や下痢、脱水、けいれんや意識障害などが見られるようになります。これらの症状が現れた場合は、速やかに獣医師に相談し、直ちに治療を受ける必要があります。

腎不全のステージ分類とはどのようなものですか?

腎不全のステージは、血液検査や尿検査の結果に基づいて1から4までに分類されます。ステージが進むほど症状が悪化し、平均生存期間も短くなります。早期発見と適切な治療が重要です。

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