ペットが亡くなる前の行動
2018年6月20日
大森ペット霊堂 笹本です。
ペット葬儀に来られる方で、ペットが亡くなった時の話をお話して下さる飼い主様が多くいらっしゃいます。
今回はそのお話をさせていただきます。
ペットが亡くなる前の行動
亡くなる少し前の行動はいつもとは少し違った行動をする子が多いようです。
私の亡くなった愛犬ジェイは私が家を出るまで頑張っていたのに家を出て数分で亡くなりました。
私がお話を聞かせていただいたペットたちの最期はずっと寝たきりだった子が急にご飯をねだって来たり水を飲みに立ち上がったり。
あとは、自分でトイレにいったりと、具合いの悪かった子が突然自分の力で動くことが多いようです。
急に鳴き始めたり、甘えて来たり。いつもは全然触らせてくれない子が亡くなる前の日に急に寄り添ってきた。
などというお話も伺ったことがあります。
本当にいろんな最期があります。
どの子も共通していつもと何かが違った。という話をお聞きします。
ペットは亡くなる前に自分の死期を感じることができる?
私がお話を聞く中で最期の時に自分でどうしたいのかきめている子が多い気がしました。
苦しくても、家族のみんなに最期を看取ってほしくて行動する子。
飼い主様が寂しがらないように、最期の時を見せないようにする子。
私はいろんなペットの最期のお話を聞いてその子の性格が何となく現れているんじゃないかなと感じます。
もし自分の愛するペットの様子がいつもと違うと思った時、最期にしっかりと撫でてあげて下さい。
苦しんでいたとしてもそれはわかりやすく飼い主様に伝えるために我慢するのをやめたのかもしれません。
私は愛犬のジェイの最期を看取れなくてとても後悔しています。あと5分でも長く家にいれば、ちゃんとお別れしてあげれたのにと。
何年も経った今でもその時のことをはっきりと思いだします。
しかしそれは、ジェイ自身が決めたことで私にだけは見せないように。としてくれたジェイの最期の優しさだと思って受け止めることにしました。
皆様が愛するペット達はその子によって最期も様々です。
しかし、どんな子も飼い主様が大好きなんだという事はたしかなことです。後悔はもちろんあると思います。それでも後悔の気持ちよりも感謝の気持ちを沢山、その子に伝えてあげて下さい。
私が担当したペットの葬儀に来た皆様への気持ち
私が今までペットの葬儀を担当させていただいたご家族様そのペットちゃん達、その子たちひとりひとりが違った性格であり、そして違った最期があると思います。
先ほども言ったように飼い主様が大好きだという事だけはどの子も同じです。
その部分だけはすべての飼い主様に自信を持っていただきたいと思います。
しっかりとしたペット葬儀・ペット火葬そして供養をして、最後の最期まで沢山の愛情をあたえてあげてください。
飼い主様が愛情を与えていた以上に愛情をもらっていたことに気付くはずです。
最愛の子の最期についてなど
何でもご相談下さい
大森ペット霊堂は動物と人の共生を目指します
スタッフ 笹本
最新記事 by 大森ペット霊堂 (全て見る)
- トイプードルとの最期の時を優しく迎える【愛するペットの終活】 - 2024年11月9日
- 珍しい生き物グリーンボアとその火葬の文化的意義を紐解く - 2024年11月8日
- イモリを心を込めて最期まで大切に。火葬とお別れの儀式ガイド - 2024年11月3日