ペットの葬儀をする上で大切にしている言葉
2018年9月7日
ペット葬儀、ペット火葬を東京で行う大森ペット霊堂の齋藤です。
本日は、私が仕事をする上で尊敬をしている方を紹介させていただきたいと思います。
個人的なことで、ペット葬儀やペット火葬を緊急的に必要としている方には向いていないお話かもしれませんが、動物と一緒に暮らしている皆様には是非みていただきたく思ってブログを書かせていただきます。
私が尊敬をしている方は、大森ペット霊堂とも繋がりのある北海道旭川市にある〖あさひやま動物園〗園長、坂東元氏です。
私はこの坂東元氏の言葉を毎日朝読んでから勤務に望みます。その言葉を皆様に紹介したいと思います。
坂東園長のお言葉
生まれた命は、必ず死で終わります。
ヒトも動物、でも私たちはヒトだけが快適に暮らせるように環境を造り変え、独特な生命観を持ち生きています。動物達は与えられた環境の中で生き、食べる食べられる関係にある動物たちが、相手を排除することなく存在を認め合い調和し共存しています。
『食物連鎖という言葉はご存知でしょう。食べる食べられる、つまり殺す殺される関係の中ですべての命が輪になっています。いいとか悪いとかではなく、ちょっとした油断、ちょっとした衰え、ちょっとした能力の欠如が死を意味し、命が次の命に引き継がれていきます。動物は治療延命という概念はありません。皆が生物的な寿命まで生きたら皆が生きることができないのです。動物園は連鎖の中から動物を持ち出し飼育していますから、ある意味終われない命になります。でも終わりの時は必ず訪れます。』
『治療延命の概念、価値観を持たない動物、決して他種を信頼しきることのない野生の血。私たちはそんな命を預かっています。でも預かったからには飼育下という環境の中でその動物らしく暮らし、その動物らしく命を終わらせてあげなければいけないと考えています。命は大切といいますが、それはおそらく長く生きることではなくその動物らしく生きることなのだと思います。』
『私たちは、その動物らしく一生を過ごせるように日々観察と努力をしています。獣医師もその動物の一生を、いかにその動物らしく過ごせるかをサポートするんだということを常に意識しています。病気を発見したとき医学を追求したくなることもあるのですが、医学のために動物がいるのではないという原点を忘れないようにしています。』
あさひやま動物園 園長 坂東 元
ペットの葬儀をする上で大切にしています
私たちはペット葬儀やペット火葬、そして納骨をする家族と動物と対面をします。
でもそれは生きた証であり、死ということで、私たちに【いのち】を教えてくれていると考えております。
今では、そんなあさひやま動物園と共に動物のことを一緒に考えていける同志になれたことを誇りに思います。
こらからも、この想いを忘れることなくすべての動物達のためにできることを一つずつ全力で向き合ってまいります。
そして今現在でも、大森ペット霊堂に任せてくださる家族様のサポートをしっかりできる人材、そして想いをこれからも発信してまいります。
ペット火葬、ペット葬儀を東京で行う大森ペット霊堂
動物福祉、命を救うプロジェクト【友愛の会】
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