フェレットのお迎えから亡くなった葬儀まで
2019年4月19日
こんにちは 大森ペット霊堂の水野です。
今回はフェレットのお迎えからお見送りまでの話をさせていただきます!
目次
フェレットについて
フェレットという動物はご存知でしょう?
とても好奇心旺盛でマイペースな性格から多くの人を魅了し、ペットとしての人気がとても高い動物です!!
飼い主にもよくなつき、部屋に出して遊ぶと飼い主の後ろをちょろちょろと付いてくる姿はとても可愛らしいです。
また犬のように散歩もできるので、一緒に様々な場所へお出かけができるのも人気の高い理由の1つです。
私も2匹のフェレットと暮らしていますが、天真爛漫な姿にはいつも笑わせられます!
先日、桜を見に、近所の公園へお散歩に行きました!!お日様が気持ちよかったのか、2匹とも寝てしまいました。
フェレットをお迎えする
フェレットとの出会いの場はいくつかあります!
ペットショップからお迎えする
ペットして人気なフェレットは、ペットショップでもよくみられます。
フェレットの専門店などもあるので、気になる方は一度足を運んでみるといいかもしれません。
日本にいるフェレットは9割以上が海外から輸入されています。輸入されたフェレットのほとんどは避妊去勢をされ、輸入されてきます。ではフェレットはどこで産まれ、どこから日本に来ているのでしょうか?
海外には”ファーム”というフェレットの繁殖場があります。
このファームでフェレットは産まれ、避妊去勢手術をしたのちに、日本にやってきます。
ペットショップでみられる、フェレットは各ファーム名を付けて呼ばれています。
簡単によく見るファームのフェレットを紹介したいと思います。
マーシャルフェレット
性格は温和でおとなしい子が多いファームです。
噛み癖もほとんどなく初心者向けのフェレットです。
また右耳に入れ墨があり、マイクロチップが入っています。
マーシャルフェレットはアメリカのニューヨークにあるファームになります。
パスバレーフェレット
日本のペットショップでは流通量が多く、カラーバリエーションが豊富なフェレットです。
比較的丸顔な子が多く、わんぱくな性格の子が多いので、フェレットとたくさん遊びたい人におすすめなフェレットです。
パスバレーフェレットはアメリカのペンシルバニアにあるファームになります。
カナディアンフェレット
骨太な身体で筋肉質なため、抱っこをした時のずっしり感は強く感じます。
他のファームに比べると身体が大きいので、噛む力が強くしっかりとしつけをしなければいけません。
わんぱくな性格なので、一緒にたくさん遊びたい人向けのフェレットです。
カナディアンフェレットはカナダのバンクーバーにあるファームです。
他にも多くのファームがあり、ファームごとに性格も体系も違ってきます。もし今後フェレットを家族にお迎えする際は、いろんなファームの子を調べてからお迎えすることをお勧めします!!
それからペットショップにいる子はまだ小さい子供のフェレットが多いので、幼いころから飼いたい方はペットショップでの出会いをお勧めします。
フェレットの里親になる
フェレットの里親になるには、ペットの里親募集サイトなどで里親を募集していれば、里親になることができます。ペットとして人気なフェレットは多くの人に飼われていますが、転勤や引っ越しなどの様々な事情で飼えなくなってしまうことも少なくないかと思います。そんな時、里親を募集する為に、里親募集サイトへ掲載をして、新しい里親さんを探します。里親になるには、いろいろな条件がありますが、その条件をクリアできれば素敵なフェレットと出会えるでしょう。
フェレットを保護する
フェレットはまれにお家から脱走をして、迷子になってしまうことがあります。
フェレットは遊びながら、ベランダや窓を開けてしまうことがあります。
そのまま飼い主が気づかぬうちに外へ出てしまうと、完全に迷子になってしまいます。
もし近所にフェレットが1匹でいた場合、警察や愛護センターに保護してもらいましょう。
その後飼い主さんが現れなかった場合はそのフェレットと家族になることもできます。
私の家で飼っているフェレットの1匹は、道端で1匹迷子になっていた子です。
保護をしてから、飼い主さんが現れず、そのまま家族に迎え入れることにしました。
今では先住のフェレットと仲良く暮らしています!!
フェレットと家族になったら
他のペット同様、様々な費用がかかってきます。
食費やトイレ砂、病院代など。
またフェレットはおもちゃで遊ぶのも大好きなのでおもちゃやお散歩道具なども必要になってきます。
そしてフェレットは年に一度、予防接種が必要です。
ジステンパーという病気の予防接種です。
ジステンパーとは犬の仲間がかかる、感染症です。
ジステンパーにかかったフェレットは高確率で助かりません。なので必ず予防接種をしましょう。
それと同時にフィラリアの予防も必要です。5月~11月ごろまで月に一回予防しましょう。
フェレットの老い支度
大切な家族とはすっと一緒にいたいものですが、老いは必ずやってきます。
フェレットの平均寿命は”4~10歳”程です。
4歳になったあたりから、シニア期に入り、病気や体調の変化に気を付けなければなりません。
フェレットにもたくさんの病気があります。その子の体調変化は毎日過ごしている、飼い主にしかわかりません。
特に注意することは
- ごはんをしっかり食べているか
- 体重は減少していないか
- 下痢や血便はしてないか
- 嘔吐はしていないか
- だるそうにしてないか
- 脱毛してないか
- 四肢でしっかりと歩けているか
など、いつも一緒に過ごしていると一番気づきやすい変化だと思います。
もし少しでも異常があれば、病院で検査をする必要があります。
何か病気がわかった時には治療が必要です。手術をしたり、薬で治療をしたりと様々ですが、どんな治療でもそれなりにお金がかかります。
フェレットを飼う時はシニア期の治療費のこともしっかり考えなければいけません。
フェレットが亡くなって葬儀をする
いつかは必ず別れの時がやってきます。
たくさんの思い出をくれた、家族との別れはとても辛いことです。
避けることができない別れだからこそ、後悔の残らないお別れをしてほしい。
では後悔の残らないお別れをするにはどうしたらいいのでしょうか?それは飼い主さん自身が一番納得できるペット霊園での葬儀選ぶことです。
気になるペット霊園があれば、一度電話をしてみて、話を聞いてみるのがいいと思います。電話だけでも自分に合う・合わないというのは結構わかるものです。
本当に動物を思うペット霊園なら飼い主様にも亡くなった動物にも心から寄り添って、しっかりとした葬儀、供養を行うことができるでしょう。
最新記事 by 大森ペット霊堂 (全て見る)
- トイプードルとの最期の時を優しく迎える【愛するペットの終活】 - 2024年11月9日
- 珍しい生き物グリーンボアとその火葬の文化的意義を紐解く - 2024年11月8日
- イモリを心を込めて最期まで大切に。火葬とお別れの儀式ガイド - 2024年11月3日