モモンガのような小動物の火葬、葬儀の申し込みが増えている
2017年11月28日
最近モモンガの火葬がとても多く増えてきました。
モモンガはペットとして飼われている小動物のひとつですが、ハムスターやウサギなどとくらべて、ポピュラーとはいえません。ただ、そのかわいさにファンが急増しているのも事実です。
モモンガを飼っていて、もし亡くなってしまったらゴミとして処分することはできません。どうしても火葬が必要になります。
モモンガの特徴や、火葬につきまして記載させていただきます。
目次
モモンガの種類
「〇〇モモンガ」と名前のつく種類はたくさんありますが、
ペットショップで扱っているモモンガはアメリカモモンガとフクロモモンガの2種だけです。
私達は初めのうちは知らなかったのですが、モモンガにはリスの仲間のモモンガとカンガルーの仲間のモモンガがいるんです。
アメリカモモンガはリスの仲間で、フクロモモンガはカンガルーの仲間です。
【アメリカモモンガ】
全体的に薄い茶系の毛色で、お腹は白毛が特徴です。一見リスのような外見で、尻尾はふさふさしています。大人になるとこちらも尻尾を入れず、13cm程の大きに成長します。
精神的に強い性格のため、警戒心が強く、赤ちゃんから慣れさせないとなかなか心を開いてくれないようですが、比較的飼いやすい個体が多いようです。
【フクロモモンガ】
全体的に薄いグレーの毛色、頭から細長い尾にかけて黒い縞があり、その尾は自分の体より大きめな個体が多いのが特徴で、小さなサルのような外見です。
その名前の通り、メスにはお腹に赤ちゃんを入れるための袋がついています。尻尾を入れないで13-15cm程に成長します。寂しがりやで人懐こく、甘えん坊な性格の子が多いようです。
そのうちアメリカモモンガはとても数が少ないので、ペットとしてのモモンガならフクロモモンガがポピュラーでしょう。
フクロモモンガの飼い方
フクロモモンガは群れで生活する動物です。一匹で飼う場合は、飼い主が「仲間」になって、フクロモモンガと遊ぶ時間をつくることが大切です。
遊ぶ時間を十分に取れない場合は、複数飼いがおすすめです。繁殖をする場合はオスとメスのペア、繁殖しないのであれば、メス同士が良いでしょう。(オス同士は、けんかになりやすい)
慣れるまでは威嚇して、ギーギー鳴きます。巣箱に飼い主の着古した衣類の切れ端を入れたり、抱っこをして毎日一緒に過ごし、根気よく飼い主の臭いを覚えさせましょう。
フクロモモンガは暑さにも寒さにも弱い動物です。室温は、わたしたち人間が快適に暮らせる温度(約18℃~28℃)がベストです。寒いと体温が下がって危険です。また、暑いと熱中症になる恐れがあります。
夜行性だからといって、日光が全く必要ないというわけではありません。カルシウムをつくるために日光(紫外線)を浴びる必要があります。
カーテン越しや、光を壁に反射させ、直射日光の当たらない場所にゲージを置きましょう。夏はクーラーの風にも当てないように気を付けましょう。
私たちの施設である大森ペット霊堂の2F受付に、フクロモモンガのシュガーがいます。
慣れるとこんな風に甘えてきてとっても可愛いです。
モモンガの火葬につきまして
大森ペット霊堂でのモモンガの火葬につきまして
モモンガの火葬は大森ペット霊堂にお任せください。
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