家にあるペットのお骨を供養してあげよう!
2019年4月27日
大森ペット霊堂の吉津です。
ペットを火葬後、家にあるお骨をどうしたらいいのかわからないと困っている方もいらっしゃると思います。
お骨をどうしたらいいのか、主に次のことがあります。
- 手元供養をする
- 個別納骨をする
- 合同納骨をする
- 自宅の庭に埋葬をする
- 散骨をする
- 分骨をする
目次
ペットのお骨を手元で供養をする
手元供養とは、ペットの遺骨を自宅に置き供養することをいいます。
納骨の相談を受ける際に、人間と同じように納骨をしなければならないと思っている方も多くいらっしゃいます。
人間では四十九日を過ぎると埋葬を行う方が多くいますが、ペットの場合には決まりがありません。
自宅でずっと一緒に過ごしてきたペットと離れたくないという方が多く、実際返骨されている方の9割の方が手元供養を選ばれています。
個別で骨壷のまま納骨をする
個別の納骨堂に納骨をして供養する方法もあります。納骨堂を併設しているペット霊園も多く、そこに納骨する方や今は人間と一緒に入れるお墓や納骨堂があります。
納骨をする時期については決まりはありませんので、四十九日や一周忌、後は飼い主のタイミングで納骨の時期を決めるのが良いかと思います。
合同に納骨をし自然に還す
ペット霊園の合同供養墓に埋葬をする方法です。
手元供養や個別に納骨をしていたが、自分の年齢もあり、いざという時にペットの居場所がなくなってしまう心配がある方や、他の犬や猫達が埋葬されている場所で楽しく過ごしてほしいと埋葬する方もいます。
合同納骨の時期は、個別納骨と同じように四十九日や一周忌、後は飼い主のタイミングで納骨の時期を決めるのが良いかと思います。
ただ合同納骨に関しては一度納骨をしてしまうと他のペットの遺骨と一緒になってしまいますので取り出すことができません。
合同納骨をするときは、よく考えてからお決めください。
自分の庭にペットのお骨を埋葬する
ペットの遺骨を自宅の庭に埋葬しても問題はないのでしょうか?
この質問も頂くことがあります。
人間には墓埋法という法律がありますが、ペットにはそのような法律は存在しません。なので、ペットの遺骨を自宅の庭に埋葬しても問題はありません。しかし、ペットの遺骨は「産業廃棄物の可燃ごみ」として扱われますので、遺骨の扱いについては、産業廃棄物についての法律が適用されます。
自宅の庭に埋葬するのは全く問題はありませんが、他人の土地や公共の場所等に埋葬をすると産業廃棄物の不法投棄とされ、法に触れる可能性がありますので注意してください。
ペットのお骨を散骨をする
遺骨をパウダー状にして、海や山、ペットが好きだった場所に撒く方法です。先程も書きましたが、ペットの遺骨は産業廃棄物扱いとなります。埋葬と同じく、自宅の庭に散骨することは何の問題もありませんが、
その他の場所は産業廃棄物についての法律が適用されるため、科料に処せられる場合がありますので注意が必要です。散骨を希望される場合には必ず散骨専門業者を介して行うようにしましょう。
お骨を二つに分け、分骨をする
ペットの遺骨を骨壺とは別に取り分けることをいいます。
親族で遺骨を分けたい方や、肌身離さずに持ち歩きたい方が分骨を希望されます。
遺骨カプセルや分骨用の骨壺を取り扱っている霊園も多くあり、今はインターネットで購入することも出来ます。
最後にペットのお骨を供養したいと思っている家族様へ
大切なのは、愛するペットを供養し成仏してもらうことです。愛するペットを忘れずに思い出してあげることだけでも供養になるのではないのでしょうか?
スタッフ 吉津
最新記事 by 大森ペット霊堂 (全て見る)
- トイプードルとの最期の時を優しく迎える【愛するペットの終活】 - 2024年11月9日
- 珍しい生き物グリーンボアとその火葬の文化的意義を紐解く - 2024年11月8日
- イモリを心を込めて最期まで大切に。火葬とお別れの儀式ガイド - 2024年11月3日