犬、猫のペット介護について
2019年4月30日
大森ペット霊堂の萩原です。
今回は、ペット(犬、猫)の「介護」についてお話させていただきたいと思います。
みなさまは介護に対してどのようなイメージをもたれていますでしょうか?
ペット(犬、猫)も介護が必要なの?と驚かれる方も多いと思います。
介護に関するお悩みで多いものは・・・トイレ(排泄)のお世話なんです。
当たり前のことですが、私たちと同じようにペットも排泄をします。
毎日、生活する中で欠かせないお世話です。
部屋の決まった場所や、お散歩時にトイレをさせている方も多いのではないでしょうか?
今までは失敗などしなかったのに・・・などと思うことも多くなってくると思います。
そんな時は改めて、ペットの様子を注意深く見てあげてください。
もしかしたら、老化や病気が原因かもしれません。
- ①足腰は弱ってきていないか?
- →足腰が弱り、トイレの場所まで行くことができず失敗してしまってるかも
- ②トイレの回数は減った?増えた?
- →膀胱炎や尿路結石などの病気かも
- ③食事の際の食べ方や、量は?
- →以前と比べて異常に食べたり、食べ物ではないものを食べるようになった場合は痴呆や病気の症状かも
定期的に動物病院で健康診断などを行うのもいいかと思います。
トイレ(排泄)のお世話
- ①自力で歩くことができる
- →排泄の際に姿勢を保っていられるように少しだけ支えてあげましょう。
- できるだけ自力で姿勢を保っていられるように、最小限のお手伝いに留めましょう。
- ②前足は動かせるが、後ろ足は動かせない
- →排泄の際に、普段トイレをする時の姿勢にしてあげましょう。
- 車いすのような補助器具を使用してもいいかと思います。
- ③自力で歩くことができず、寝たきりの状態
- →体がまだ動くのであれば、上半身だけでも起こし、排泄させてあげましょう。
- 寝たまま排泄するより、体を起こしてできるだけ全ての尿を出せるようにしてあげましょう。
- ④トイレを我慢できず、お漏らししてしまう場合
- →オムツやマナーパッドを利用する。
- オムツは赤ちゃん用のもののほうが、吸収力や素材も優れているのでいいかと思います。
- 人間用を使用する際は、しっぽの穴を開けてあげましょう。
- ⑤自力では排泄できない場合
- →動物病院に通い排泄させてもらうか、膀胱を押して出してあげましょう。
- ※圧迫排尿は危険なので、必ず動物病院で教えてもらうようにしてください。
今は元気に走り回ってるペットでも、もしかしたらトイレのお世話が必要になってくる時が来るかもしれません。
少しの情報ですが事前に知っておくだけで、飼い主様の不安な気持ちを和らげることができると思います。
ペットが元気な間にすべきことの一つとして、亡くなった時のことを考えるのも大事なことだと思っています。
ペット霊園がどのようなところなのか知るのもとても大切なことです。
大森ペット霊堂では、ペット(犬、猫)の火葬や供養のご相談はもちろんのこと
生前相談や施設の見学なども行っておりますので、なにか不安なことやお困りのことがございましたらお気軽にいつでもご相談くださいませ。
The following two tabs change content below.
大森ペット霊堂とは、東京都大田区にある20年以上数多くのペット火葬に携わり、多くのペットと暮らす家族や著名人からも信頼をいただくペット霊園。亡くなった命も生きている命も大切にする施設として、数多くのメディアに出演する。ボランティア火葬など、行き場のない動物達を無償で引き取りを行う日本で唯一のペット火葬施設である。また、動物の保護活動を行い、行き場のない動物達を施設内で育て、家族を探す活動を行っている。
【所在地】〒143-0012
東京都大田区大森東2丁目1-1
【TEL】※ペット火葬・葬儀24時間受付
0120-176-594
最新記事 by 大森ペット霊堂 (全て見る)
- トイプードルとの最期の時を優しく迎える【愛するペットの終活】 - 2024年11月9日
- 珍しい生き物グリーンボアとその火葬の文化的意義を紐解く - 2024年11月8日
- イモリを心を込めて最期まで大切に。火葬とお別れの儀式ガイド - 2024年11月3日