私たちのスナネズミの死。火葬をしました。
2019年9月6日
こんにちは。大森ペット霊堂の荒井です。
先日、大森ペット霊堂の仲良しなふたり、スナネズミのあずきまるとくろまめが、ともに急死しました。
7月24日にあずきまるが息を引き取り、続けて3日後の7月27日に、後を追うようにくろまめが息を引き取りました。いつもふたり仲良く寄り添って寝ていたので、あずきまるを失い、くろまめは本当に本当に辛かったんだと思います。
自分も、ふたりのことが大好きだったので、とても辛くて寂しい思いです。ケージを開けると必ずこちらの顔を見て近寄ってくれる、愛嬌たっぷりの子たちでした。もっと親しくなれると嬉しいなと思っていましたが、自分の思っていた以上に早く別れが来てしまいました。
24日の朝、ご飯を用意してもふたりは顔を出してくれませんでした。いつもなら、とても食いしん坊なので、必ず顔を出してくれるのに。でも自分は「今日は起きないな」程度にしか考えず、そのまま気に留めませんでした。しかしその時には既に、あずきは亡くなっていたのです。午後になり、先輩の田島さんが亡くなっているあずきを発見しました。後ろ足にはくろまめが齧った跡がありました。あんなに仲良しだったのに齧るなんて。あずきが居なくなってからのくろまめは、極端に元気が無くなりました。自分はきっと、くろまめがあずきの後ろ足を齧ったのは、動かなくなったあずきを必死に起こそうとしていたんじゃないかなと思っています。
そしてあずきの火葬の日。田島さんがあずきに書いた「お手紙」を持って来ました。自分は「あっ…」と思いました。いつも飼い主様からご葬儀のご予約を受ける際、飼い主様に「お花やお写真、お手紙などを添えてあげて下さい」と申し上げているのに、自分の事になると、すっかり忘れてしまっていました。あずきの時に気がついたため、くろまめの時には、しっかりと「お手紙」を書いて気持ちを伝える事ができました。
生き物が亡くなった時、それは突然訪れるので、この日が来る事を覚悟していたとしても、やっぱり冷静ではいられなくなるものです。今回のことで、身をもって気づかされました。だからこそ飼い主様には、慌てて取り急がず、ひと呼吸置いてから、お別れの準備をしっかりとお取りして頂きたいと思っています。ご一緒に火葬する物は何か、遺したい物は何か、リストアップしておくと良いかも知れません。よく「ああ…アレも持ってくれば良かった」とおっしゃる飼い主様もいらっしゃいます。最期の最期に悔いの残ることが無いよう、私どもも最大限お手伝いさせて頂きますので、ご心配な点があれば遠慮なく、お申し出下さいませ。
スタッフ 荒井
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