ペット火葬にダンボールを一緒に燃やしていいの?
2019年9月24日
大森ペット霊堂の萩原です。
近頃ではペットが亡くなってしまったら、葬儀や火葬を希望される方も増えています。ご葬儀の際に、ペットをダンボールのお箱にお寝かせをして、お連れ頂くことが多いように見受けられます。実際、大森ペット霊堂ではご遺体をご移動させていただくときに、ダンボールのお箱をお持ちしております。どのようなお箱でお連れいただいても問題はございませんが、ご火葬させていただく場合では異なります。
目次
ダンボールはペットと一緒に火葬できない?
ペットをお連れ頂く分には、ダンボールのお箱でも問題ございません。しかし、ご火葬の際はご遠慮いただいております。
- ・ダンボールを燃やした時に黒い煙が上がってしまい、お骨に影響が出る可能性がある
- ・環境破壊にもつながる
上記の理由から、大森ペット霊堂ではダンボールのお箱でのご火葬はご遠慮いただいております。中には、ダンボールのお箱にメッセージなどを書いてくださる方もおられますが、もし可能であればお手紙でペットに気持ちをお伝えください。お手紙であれば、全く問題なくご火葬が可能でございます。
どのようにペットを火葬するの?
犬・猫・兎
直接火葬炉にお寝かせをし、ご火葬させていただいております。お立会い葬儀であればペットを火葬炉にお納めするところまでお見送りができます。直接ペットの体を火葬炉にお寝かせするのに抵抗がおありの方もいらっしゃると思います。そのような場合は、バスケットタイプの棺もご用意させていただいておりますのでお申し付けください。生花はお体のまわりにお手向けいただけます。ごはんなどはお体から少し離した場所でのご火葬となります。
鳥・小動物・爬虫類・魚
専用の容器にお寝かせをし、ご火葬させていただいております。お体の小さなペットはお骨がとても繊細です。ご火葬の際に風圧などで飛ばされることのないようにさせていただいております。生花やごはんは容器の周りにお手向けいただけます。
一緒にペットと火葬していいものってなに?
- ・生花
- ※造花はお骨に影響がでる場合がございますのでご遠慮いただいております。
- ・お写真(2枚程度)
- ・お手紙
上記のものは、問題なくご火葬ができますのでよろしければご準備ください。
その他にペットが生前愛用されていたものがございましたらお持ちください。ご火葬可能なものであれば、一緒にご火葬させていただきます。
一緒にペットと火葬できないもの
- ・ダンボール
- ・金属
- ・ゴム製のもの
- ・プラスチック製のもの
上記のものはお骨に影響が出る可能性があるため、ご遠慮いただいております。
最後に・・・
大森ペット霊堂では動物を第一に考えご葬儀やご火葬をさせていただいております。飼い主様が大切にしておられたペットです。できるだけきれいなお骨でお戻りいただきたいと考えております。その為、愛用されていたものでもご火葬をご遠慮いただくことがございます。ご了承くださいませ。ペットがまた飼い主様の元へお帰りいただいたときに、お隣に添えていただければと思います。ペットもきっと喜んでくれるはずです。
その他何かご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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