ペット火葬後の対応とは?納骨・供養について
2019年10月4日
ペット火葬を終えたあと、ご家族の方にとってはその後、お骨をどうするべきか悩む方をみかけます。ペット葬儀業者によっては、納骨堂を推奨しているところもあれば、ご自宅へ一緒に帰るといった方法を提案していることもあり、意見がバラバラです。ペットのお骨の取扱いに正解・不正解はありません。今回はペット火葬後の対応方法としてよくある方法についてまとめました。
目次
ペットの納骨とは
納骨とは、骨壷に収めた遺骨をお墓などに納めることをいいます。ペットの納骨は、ご家族のお気持ちに整理がついたときに対応するといいでしょう。その時が訪れたら、お骨は抱く存在から拝む存在へと変わります。手を合わせ拝むことで、ペットの旅立ちにつながります。何よりも大切なことは、家族の一員であるペットを供養する想いです。
もしご自身で気持ちの整理がつきそうにないということであれば、いつでもその悩みを私たちに打ち明けてくださいね。
ペット火葬後の対応方法
ペットの納骨に決まった方法はなく、ご家族の意向に合わせて選べます。納骨方法には、次の4つがあります。
自宅で供養する
ペットのお骨を自分の近くに置いて供養する方法を「手元供養」といいます。ペット火葬を終えたあと、ご自宅へと持ち帰る方は多いです。その理由には、ペットと離れたくない、人と同じ墓に埋葬したい、自宅の庭に埋葬したいなどがあります。
ご自宅に持ち帰り、お気持ちの整理がついてから納骨堂へ収骨する方もいれば、そのまま骨壷のまま仏壇に置いておく方もいます。いずれにしても、ペットの骨壷を置いたまま、ないがしろにしないように接しましょう。
納骨堂へ収骨する
現在、増えつつある納骨方法のひとつとして、納骨堂への収骨があります。その背景にはライフスタイルの多様化が後押ししています。自宅から納骨堂へのアクセスが良かったり、納骨堂のスタッフが代わり手入れしてくれたり、長い期間の供養ができたりするため、納骨方法のひとつとして選ばれます。
新たにお墓を購入する・お墓に納骨する
最近では、人とペットが同じお墓に入ることが許可された霊園が増えつつあるため、人のお葬式と同じようにペット火葬後にお骨をお墓へ収めに行く方もいます。また、将来を見据えてお墓の購入をする方も珍しくはありません。お墓を持つにあたって注意したいのが、お墓の継承です。ご自身の死後、お墓の管理者がいない場合、永代供養付きのお墓や納骨堂との契約を視野に入れておく必要があります。
メモリアル品を作る
ペットの存在を身近に感じたい方で、お骨を持ち歩ける「遺骨アクセサリー」や合同葬によって返骨がないため代わりに「位牌」を検討する方も中にはいます。大切なペットを失った悲しみからペットロスになる方も年々増えています。ペットロスの予防としてメモリアル品を持つこともオススメです。
大森ペット霊堂では、ご家族の意向に合わせて豊富な仏具・メモリアル品をご用意しております。詳しくは、こちらをご覧ください。
形にとらわれない納骨
お墓や納骨堂への納骨以外にも、樹木葬や散骨という方法も出てきました。樹木葬では、墓石が不要で管理がしやすく、そのまま永代供養ができます。散骨は、ペット火葬後のお骨を粉骨し、海などに遺骨をまくことです。
ただ、この方法はまだ認知されているわけではないため、専門のペット葬儀業者を通して行うようにしましょう。個人で行った場合、公共の土地への不法投棄と思われ、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金(法人の場合は3億円以下の罰金)、またはその両方の罰則が科せられる可能性があります。
ペットの納骨に決まりは無い
現在、良くも悪くもペットのお葬式には決まりはありません。そのため、ペット葬儀業者によってお骨の取扱いには雲泥の差があります。大切な家族を供養するために、「何を大切にしたいのか」をご家族で話あっておくことが重要です。ご家族のお気持ちがついたタイミングでの供養として、納骨を検討してみてください。
もしペット火葬後のお骨の取扱いについてお悩みでしたら、いつでも私たちにそのお悩みを打ち明けてくださいね。
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