愛犬を看取る準備の介護について
2019年12月14日
大森ペット霊堂の萩原です。
ご葬儀をさせていただいた飼い主様の中にペットの介護をされている方がいらっしゃいました。今は、ペットも寿命が延びており介護をする方が多くいらっしゃいます。私も以前は犬の介護施設で働いておりました。ご葬儀の事前準備もとても大切なことですが、同じくらい大切なことはペットを看取る準備だと思っています。今回は、犬の介護についてお話させていただきたいと思います。
目次
犬も介護が必要なの?
犬も人と同じように歳を取ります。それに伴い、病気になったり体の自由が利かなくなってきます。食事やトイレも介助がなければ難しい状況になってくることもあるかもしれません。そのような状況になった場合は、人間と同じようにペットも介護が必要となってくるでしょう。
ペット介護とは?
お世話の種類
- 食事の介助・・・自力で食べるのが難しい場合は、フードを口元まで持っていき食べさせる飲み込む力が弱くなっている場合は、流動食にするなどフードの工夫もする
- 排泄の介助・・・トイレをする姿勢を保つのが難しい場合は、体を少し支えてあげる
- 老化や病気により排泄が我慢できない場合は、オムツやマナーパットを利用する
- 自力で排泄ができない場合は、カテーテルや圧迫排尿、肛門を刺激するなどして排泄を促す
- ※必ず動物病院の先生にやり方を教わってから行ってください
- 歩行の補助・・・自力で立ち上がれない、歩行の際によろけてしまう場合は最小限の力で支えてあげる
- 市販の歩行補助用のハーネスを利用してあげる
- 体位転換・・・寝たきりの場合は、定期的に寝返りを打たせてあげる
- フセの態勢にし、顔を起こしてあげる
ペット介護の代表的なお世話は上記になりますが、その他にもシャンプー、グルーミング、投薬、リハビリなどたくさんの介護があります。寝たきりのペットの場合はこの他にもお世話が必要となってくるかもしれません。
今現在元気で走り回っているペットでも、もしかしたら介護が必要となってくる時が来るかもしれません。事前にペット介護について調べておいてみてはいかがでしょうか?
大切なペットを看取れるということは大変幸せなことだと思っております。たくさんの愛情を注ぎ、たくさんの楽しい思い出を一緒に作り、長年過ごしてきた大切な家族です。家族の介護や、葬儀のことを考えるのはなにもおかしいことではございません。たくさんの愛情をペットからもらったはずです。最期のお別れのお時間を悔いのないものにしていただきたく思います。
最後に
大森ペット霊堂では、ペット葬儀・火葬のことだけではなく「生前相談」も受け付けております。「まだ、元気なんだけど葬儀ってどのくらい費用がかかるの?」「ペット霊園って何?見学できるの?」など、どんな些細なご質問でも構いません。疑問に思ったことがございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
犬猫の葬儀や火葬を東京で行う大森ペット霊堂
東京都大田区大森東2−1−1
℡0120-176-594
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