爬虫類の火葬はどこでするべき?たった1度きりの火葬だから失敗しないように!
2020年4月18日
爬虫類と言えば、どういう生き物を指すのでしょうか。
たとえば、ヘビやトカゲ、ヤモリ、ワニやカメなども爬虫類に該当します。
その爬虫類を好んで飼っている人は、非常に多いのではないでしょうか。
しかし爬虫類も、いずれは亡くなってしまうときがやってきます。
そんなときに爬虫類はサイズが小さいから近くの公園に埋めたり、個人で焼却したりなどを考えてしまうことでしょう。
そこで今回は、爬虫類を手厚く火葬してあげるためには、どこにお願いするべきなのかを見ていきましょう。
目次
爬虫類の寿命はどれくらい?
爬虫類によって寿命がまったく異なるため、種類によっては短い期間で亡くなってしまうこともありますし、逆に犬や猫以上に長生きするものもいます。
ある程度寿命を知っておけば、突然亡くなったときに慌てずにすみます。
ヘルマンリクガメ
ペットとしてとても飼いやすい印象のある爬虫類は、カメではないでしょうか。
当然、猫のように部屋を走り回るわけでもなく、犬のように散歩が必要もないため、非常に飼育しやすいペットとして人気を集めています。
そのなかでも飼育しやすいのが、ヘルマンリクガメです。
しかも、カメは万年という言葉があるようにとても長生きするというメリットがあります。
さすがに万年は生きられませんが、飼育下であれば30年~50年くらい生きられます。
クレステッドゲッコー
クレステッドゲッコーとは別名で、本当の名前はオウカンミカドヤモリと言います。
体長は20㎝程度と、とても小さく人懐っこいことから飼育にはとても向いている爬虫類と言えます。
クレステッドゲッコーの寿命はおよそ7年から10年くらいと、犬や猫に比べて少し短くなっています。
コーンスネーク
コーンスネークとは名前の通り、ヘビに該当する爬虫類のことを表します。
ヘビってなんだか危険そうだし、飼うと自分に危害があるのではないかと思ってしまいがちですが、コーンスネークはそうではありません。
ヘビのなかでもとても温厚な性格で、よほどのことがない限り噛みつかれることはありません。
当然、コーンスネーク自体に毒性がないため、万が一噛まれたとしても大きな問題はありません。
ただし、コーンスネークは大きくなれば120㎝~150㎝くらいと、人間の子どもくらいの長さになるため、それを見越して飼育するべきと言えます。
なぜなら、コーンスネークが大きくなりすぎて飼えないからと言って公園などに捨ててしまうと、とんでもない大騒ぎになってしまうからです。
コーンスネークの平均寿命は6年~10年くらいとなっています。
▶▶爬虫類の火葬に関連する記事はこちら⇒カメのペット火葬とは?埋葬を考えている方へ
爬虫類が亡くなったらどうするべき?
いざ爬虫類が亡くなってしまったら、どうやって埋葬してあげるかを迷ってしまうのではないでしょうか。
とくにはじめての出来事ですと、余計に焦ってしまうに違いありません。
自宅の庭に埋める
爬虫類を手っ取り早く埋葬するためには、自宅の庭や近くの公園などに埋めてあげる方法があります。
もちろん、自分自身が一軒家に住んでいて爬虫類を埋める土地も自分や家族のモノであれば問題ありません。
しかし、人によっては一軒家に住んでいない可能性のほうが高いといえます。
その場合は、近くの公園や山などに埋めてあげようと思うわけですが、それも注意が必要です。
なぜなら公園や山などの土地は、誰かが所有している可能性が高いからです。
仮に自分が山を所有していたとしましょう。
そこに見ず知らずの人のペットを次から次へと埋められてしまうと、嫌な気分になるはずです。
ですから、むやみに適当な場所に爬虫類を埋めないようにすることが重要です。
自治体に引き取ってもらう
一般的に爬虫類の火葬をしたいと思ったときは、市町村などの自治体に引き取ってもらうことになります。
手軽にそして、安い費用で利用できるため定評がありますが、ひとつだけ大きな問題があります。
それが、爬虫類はゴミとして焼却処分されるということです。
正直なところ、何年も一緒に家族同様に過ごしてきた爬虫類を、ゴミ同然に処分されてしまうと、とても悲しい気持になってしまうはずです。
爬虫類の気持ちは、わたしたちには解らないものですが、ゴミとして処分される爬虫類もきっと悲しむことでしょう。
爬虫類を取り扱っている民間の火葬業者にお願いをする
実は、最も安全で爬虫類を手厚く見送ってあげる方法があることをご存知でしたでしょうか。
それが爬虫類の火葬業者です。
民間のペット火葬業者は、イメージ的に犬や猫などしか対応していないのではないか、と思ってしまいがちですが、爬虫類でも対応しているところはとても多いです。
たとえば、トカゲやヘビ、カメなどあらゆる爬虫類の火葬に対応している業者が多い傾向にあります。
ただ、かなり特殊な爬虫類の場合はいちど相談してみてはいかがでしょうか。
爬虫類の火葬業者を利用するメリット
では、自治体ではなく火葬業者を利用するメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。
爬虫類でも丁寧に火葬をしてくれる
どうしても自治体に任せてしまうと、ゴミとして扱われるため、飼い主の精神的負担はとても大きいものと言えます。
対して民間の爬虫類の火葬業者は、まずペットをゴミとして扱うことはありません。
むしろ、人間が亡くなったときと同じように、最初から最後まで丁寧に取り扱ってくれるというメリットがあります。
飼い主からしても、感謝の気持ちをこめて最後までしっかり見送ってあげたいという思いは絶対にあるはずです。
ですから、最後まで責任をもって火葬をしてほしい、と思うのであれば爬虫類の火葬業者にお願いするべきと言えます。
臨機応変な対応をしてくれる
民間の火葬業者は、ただ爬虫類を火葬して終わりではありません。
たとえば、人と同じようにお別れをしたいと思うのであれば、住職や神主、神父などを呼び手厚く見送ってもらえるプランなどもあります。
また、合同火葬で他のペットと一緒に火葬をすることもできますし、個別で火葬をしてもらいお骨を納めることもできます。
爬虫類に愛情をもったスタッフがいる
すべての火葬業者に当てはまるわけではありませんが、ペットに愛情をもったスタッフが在籍しているケースがあります。
自治体のように流れ作業のように火葬をするのではなく、飼い主ひとりひとりの心情をうかがいつつ、寄り添ってくれます。
ペットがなくなりとても辛い日を過ごすわけですが、そのような心情を理解できるスタッフがいれば、何かと安心ではないでしょうか。
24時間365日対応してくれる
爬虫類を含むペットは、いつ亡くなるのかなんて解りません。
とくにペットは会話ができないため、余計に難しいところではあります。
深夜や早朝などにペットが亡くなると、まさにどうしていいのかが解らなくなりパニックになってしまうことでしょう。
爬虫類の火葬業者であれば、24時間365日で対応しているところがあるため、時間を気にすることなく受け付けてくれるというメリットがあります。
爬虫類の火葬のまとめ
爬虫類が亡くなると、本当にどうしていいのかが解らなくなってしまいます。
しかし、何年も一緒に過ごしてきたからこそ、感謝の気持ちを込めて最後まで見送ってあげるべきと言えます。
もし、爬虫類が亡くなって手厚く見送りたいとのことでしたら、大森ペット霊堂までお問い合わせください。
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