動物霊園はどこを選ぶのが正解?たくさんあるなかから最適な動物霊園を探す方法
2020年7月6日
大切なペットが亡くなってしまう。
考えたくはありませんが、ペットを飼った以上はいつかそのときがやってきます。
また、すでにペットが亡くなって悲しみのどん底にいながら、この記事にたどり着いているのかもしれません。
しかし、亡くなったペットをずっと家に置いておくわけにはいきませんし、ペットのためにもしっかりと供養をしてあげるべきと言えます。
そこで今回は、ペットが亡くなったときの動物霊園についてお話しますので、参考にしてみてください。
目次
ペットが亡くなったら真っ先にやらないといけないこと
もし、突然自分のペットが亡くなった場合、どういうことをすればいいのかをご存知でしたでしょうか。
もしペットが亡くなることがはじめての場合は、何をするべきなのかを考えられないかもしれません。
ペットが亡くなったという事実を認識する
まずはペットが亡くなったのであれば、その現実を受け入れなければなりません。
落ちこむのは当然のことですが、そのままペットを放置してしまうと、あとあと困ることになってしまいます。
ですからペットが亡くなったのであれば、その現実を受け入れ次の行動をとるようにしましょう。
動物(ペット)霊園に問い合わせをする
人間が亡くなった場合、悲しいからと言ってずっとそばにいてあげるわけにはいきません。
なぜなら、亡くなった生き物は放置すればするほど腐敗していきますし、見た目も変わってしまうからです。
それはペットでも同じことが言えます。
亡くなったペットと一緒にいたい、そばにいたい、という気持ちは解りますが永遠に安置できるわけではありません。
そんな環境が長く続けば、きっと亡くなったペットも嫌がることでしょう。
ですから、ペットが亡くなったのであれば、はやい段階で専門の場所に連れていき、火葬や葬儀をしてあげないといけません。
そこで大いに役立つのが、動物専用の霊園というわけです。
動物専用の霊園は、人間の葬儀と同じように火葬から葬儀までを対応してくれるため、まずは問い合わせをして、どう対処するべきかを確認しておきましょう。
動物霊園とは?
普段、動物霊園に行くことはあまりないのかもしれません。
なぜなら、ペットが亡くなってはじめて霊園に足を運ぶからです。
ですから動物霊園が、どういうところなのか何をしてくれるところなのかが解らないというわけです。
動物霊園(ペット霊園)とは、ペットの火葬や葬儀を行う施設のことを表します。
動物霊園では、ペットを火葬するだけではなく納骨や供養など、人間が亡くなったときと同じような対応をしてくれる場所でもあります。
とくにペットを家族同然と思っている飼い主からすれば、動物霊園のような施設の存在はとてもありがたいのではないでしょうか。
なぜなら、自治体などの火葬サービスを利用するとペットが一般ごみとして処分されるからです。
さすがに、家族同然のペットを一般のゴミと一緒にされてしまうのは、許せないと感じる飼い主が多いということも事実です。
動物霊園の選びかたと注意点について
近年、動物霊園を利用する飼い主が非常に多い傾向にあります。
それは、ペットは家族という認識が強くなってきているからです。
それもあってか、動物霊園や動物専門の火葬業者が増えてきたため、どこにお願いするべきなのかを迷ってしまうものです。
そこでここからは、動物霊園選びについての注意点についてお話します。
住所や連絡先が不明な業者は利用しないこと
とくにペット専門の火葬業者の場合、訪問対応をして現地で火葬対応をしてくれるケースがあります。
ペットの飼い主からすれば、わざわざ足を運ばなくてもいいためメリットに感じられるかもしれません。
しかし、訪問メインのみで対応しているペット火葬業者は、所在地や連作先がよくわからないこともあり、トラブルになる可能性があります。
もちろん、すべての業者に当てはまるわけではありませんが、所在地や連作先が不明な業者には依頼しないほうが安心と言えます。
自宅から通いやすい動物霊園を選ぶ
ペットが亡くなったときに、動物霊園に足を運んで葬儀や火葬を行わなければなりません。
ですから、可能な限り通える範囲の動物霊園を選ぶべきと言えます。
インターネットなどで、動物霊園を検索される場合は、念のためにエリアを確認しておくことが重要です。
高額な費用請求に要注意!事前に確認しておこう
動物霊園ごとに、葬儀や火葬の料金が異なります。
ペットの種類や大きさによっても費用が変わってくるため、注意が必要です。
ホームページに掲載されている金額でおさまれば、そこまで問題ないのかもしれません。
しかし、場合によっては聞いていなかった費用を後から請求されることも考えられます。
さすがに、ペットが亡くなって精神的に参っているのに、あとから高額な費用を請求されてしまうと、もはや何もやる気が起きなくなってしまうものです。
ですから、事前に料金や追加で支払うものがないかどうかを確認しておくといいでしょう。
飼い主やペットのことを考えてくれているかどうか
ペットが亡くなると、本当に言葉では言い表せないくらいにツラい気持になっているはずです。
そんなときに動物霊園のスタッフに、冷たくされたりペットを適当に扱われたりすると、余計にダメージが大きくなってしまいます。
ですから、飼い主のことやペットのことを第一に考えて対応してくれるような動物霊園を選ぶべきと言えます。
管理が行き届いているのかどうか
ペットの火葬や葬儀が終わっても、それで終了ではありません。
場合によっては、霊園内にお墓を作り納骨をすることも考えられます。
その場合、定期的に亡くなったペットに手を合わせにくることもあるでしょう。
もし、霊園に足を運んだときに、すごい汚くて管理が行き届いていなかったとしたらとても残念な気持ちになってしまうはずです。
また、この霊園にお願いしたことを後悔するかもしれません。
ですから、管理が行き届いているような動物霊園を選ぶべきと言えます。
事前に施設を見学しておくことも重要
もし、スタッフの対応が気になったり、管理の部分で適切なのかだったりが気になる場合にやるべきことがあります。
それは、直接動物霊園に足を運びチェックしてみることです。
ホームページだろうが、電話やメールで問い合わせをしようが、見えないところでもありますので、直接足を運ぶことに大きな意味があります。
実際に足を運んでみて、スタッフの対応が良かったり管理が行き届いていると感じたのであれば、安心して利用できるのではないでしょうか。
知りたいことを適切・丁寧に教えてくれる
何でもそうですが、はじめて利用するサービスはとても不安に感じるものです。
たとえば、自分が思っているサービスに対応しているのか、料金はどれくらいなのかなど。
また、利用したことがないからこそ、知らないこともたくさんあることでしょう。
そういう疑問や不安に思うであろうことを、動物霊園のスタッフが親切丁寧に、そして適切に教えてくれると、とても安心して利用できると言えます。
動物霊園のまとめ
ペットが亡くなったけれど、適切な対応をしたい、ペットが安心して旅立てるような方法を探している。
そうお考えでしたら、ペット専用の動物霊園に問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
きっと亡くなったペットも、安心してそして笑顔で旅立ってくれるに違いありません。
最新記事 by 大森ペット霊堂 (全て見る)
- トイプードルとの最期の時を優しく迎える【愛するペットの終活】 - 2024年11月9日
- 珍しい生き物グリーンボアとその火葬の文化的意義を紐解く - 2024年11月8日
- イモリを心を込めて最期まで大切に。火葬とお別れの儀式ガイド - 2024年11月3日