ペットの納骨ってどうすれば良いの?
2020年8月26日
最近はペットを飼う方が多く、とても愛されているペットの様子をSNSでもよく見かけます。そんな家族の一員であるペットが亡くなった時は立ち直れないくらい辛いという人もいますよね。
私も犬を飼っていて、その子がいなくなったらと考えるだけで涙が出てきます…。
しかし、ペットにも死はつきものです。あなたは大切なペットが亡くなった時のこと考えていますか?
しっかり葬儀をするという方も増えているようですが、葬儀後の納骨方法が分からないという人もいるようです。
今回はそんな方に向けて、ペットの納骨方法やその場所について紹介します。
目次
ペットを納骨したいけどどうやるの?ペットの納骨方法や場所は?
ペットの納骨方法と場所って?
基本的に故人のご遺体を納骨する場合は、火葬後に骨壺に納骨し、お墓や納骨堂などに納めます。では、ペットの場合、どのようにどこへ納骨するのでしょうか。
ペットのご遺骨はペット用の骨壷や納骨用骨壺に納めます。場所は飼い主の希望によって異なってきますが、大体以下のようになります。
ペット霊園などのお墓に埋葬する
ペットを納骨する場合、ペット霊園などのお墓に納骨する方法があります。
お墓に埋葬する場合、故人と同じように専用のお墓に埋葬します。
また、霊園によっては故人のお墓に一緒に埋葬できる場所もあるので、もし一緒に埋葬したい時は霊園に相談してみましょう。
自宅の庭に埋葬する
これは火葬後に家で保管したいなど、ペットと離れたくない方向けの方法です。
ペットであれば自宅の庭などに埋葬が可能ですが、将来的に埋葬場所を手放す可能性がある場合は、後でトラブルになる場合もあるのでよく考える必要があります。
また、公園などの公有地や他人の所有地では法律上埋葬できないので注意しましょう。
納骨堂に納骨する
納骨堂に納骨をする場合、2つの方法があります。①個別納骨と②合同納骨です。
それぞれの違いについて説明します。
①個別納骨
個別納骨は、他のペットと混ざらないように専用のスペースに納骨します。自分のペット専用のお墓を持てるため、お墓参りも他のペットのことを気にせずにできます。そこが個別納骨の長所ですね。
ただ、専用スペースの分、合同で納骨する場合よりも費用がかかります。また、霊園によっては個別で納骨できるプランがない場所もあるので、事前によく知らべましょう。
②合同納骨
こちらは個別納骨とは違い、他のペットと合同火葬し、同じお墓に埋葬されることになります。
個別納骨に比べると費用も安く、合同納骨は個別納骨よりも採用している霊園が多いです。
しかし、他のペットのご遺骨と混ざり、後から収骨することが難しくなります。
他のペットのご遺骨と混ざりたくない場合は、合同納骨ではない方法で納骨することをおすすめします。
手元供養する
手元供養により、ご自身のそばで供養する方法もあります。
ミニ骨壺にご遺骨を納骨する方法と、ご遺骨の一部でアクセサリーを作って身に着けるなどの方法があります。
この場合、亡くなったペットとずっと一緒にいられ、近くに感じることができますね。
ただし、自分で供養するのでご遺骨の管理なども自己責任で行うことになります。
ペットの納骨の費用
さて、実際に納骨をする場合の費用はいくらかかるでしょうか。
ペットの納骨に必要な費用は、墓石の料金や納骨場所などによって様々であり、業者によっても異なります。
場所にもよりますが、基本的に個別納骨は合同納骨よりも高く、最低でも1万5千円~2万円は必要です。また、個別納骨には管理費も5千円~1万円程かかるので、個別納骨を考えている方は管理費用にも気を付けましょう。
一方で合同納骨は安くて8千円~3万円程のプランがあります。また、こちらは管理費等が一切ありません。しかし、他のペットと同じお墓に納骨になるのでお墓参りしにくい方もいらっしゃるかもしれません。
ペット霊園に納骨する場合どこを見て選べばいいの?
では実際にペット霊園などにお願いして納骨する場合、どこの業者に頼むのが良いのでしょうか?
まず、個別納骨と合同納骨のどちらで納骨したいか考えましょう。そして、近くのペット霊園にご自身が希望する納骨プランがあるか探しましょう。
住む場所によっても様々な業者があります。自分が住む場所の近くのペット霊園を探し、プランや金額を見積もって、お願いしたい業者を絞りましょう。
「大森ペット霊堂」では個別納骨と合同納骨を選ぶことができます。合同納骨は8,640円と、比較的安い料金となっています。
さらに、海に散骨をする「海洋散骨」プランもあります。こちらは2万5千円かかりますが、海や自然が好きだったペットにおすすめです。散骨する海の場所は、東京湾、沖縄県などです。
また、1万5千円の樹木葬というプランもあります。樹木葬は、お墓の目印を墓石ではなく樹木や花などの植物にすることで、自然に還えられるように送り出す納骨です。
大森ペット霊堂では、桜の木の下で自然に還ってもらうプランになっています。
大切な家族だと思うと、様々なプランが選べて年中無休で24時間相談受付をしているといのはうれしいですよね。
まとめ
今回は、ペットの納骨の方法や場所などについて紹介してきました。
以上をまとめると、
ペットの納骨方法
- 1、ペット霊園などのお墓に埋葬する
- 2、自宅の庭に埋葬する
- 3、納骨堂に納骨する
- 4、手元供養する
①個別納骨
②合同納骨
ペットの納骨費用
- 個別納骨で最低でも1万5千円~2万円+管理費が必要
- 合同納骨は8千円~3万円
様々なプランがあるので、自分が希望するプランを決め、近くのペット霊園にそのプランがあるか探し金額を見積もる。
となります。家族の一員である大切なペットの納骨についてこれから考えてみませんか?ペットの死はとても辛く悲しいものですが、飼い主である私たちがしっかり供養して納骨してあげましょう。
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