愛する家族を最期まで大切に。ペットが死んだらすべきことと3つの供養方法
2020年9月24日
愛するペットの死は、飼っている人にとってはとても辛いことですよね。でも、犬や猫などは人間よりはるかに寿命が短く、飼い主である私たちはその最期を必ず看取ることになります。
友人も6歳の犬を飼っており、そろそろ最期について考える時期かなと行っていました。
「そんなことまだ考えたくない」と思う方もいると思いますが、ペットの終活や亡くなった時のことについて今のうちから考えておくことも、愛するペットのためですよ。ペットを飼っている皆さんには愛する家族の最期を大切にしてほしいので、今回はペットが死んだらすべきことと3つの供養方法についてお話していきます。
目次
ペットの最期を迎える前に準備しておこう
まず、ペットが亡くなる前に準備をしておきましょう。
亡くなった後は冷静に物事を考えにくくなっているので、事前にどうするか考えたり、準備しておくことが大切です。
自宅か病院のどちらで看取るか考えたり、供養方法や依頼するペット霊園を調べておくだけでも慌てることが少なくなります。
また、ペットが死亡するまでの過程を理解しておくことは、実際にその場面に立ち会った時に慌てることが少なくなるかもしれないので、辛いですが知識を入れておくことをおススメします。
遺体を正しく安置してあげよう
ついに愛するペットが永い眠りについてしまった…。涙に溢れ、何もできなくなるかもしれません。
しかし、大切な家族のためにも、最期までできることをしてあげましょう。
亡くなってしまった後すぐにするべきことは、ご遺体の安置です。
動物は亡くなると、時間とともに死後硬直が始まっていきます。
足が伸びた状態のまま放っておくと棺に収まらなくなってしまう場合があるので、優しく体の内側に足を折り曲げてあげましょう。
また、目が開いたままになってしまうこともあります。その時は、手をかざして瞼をゆっくり閉じてください。
次に、体の大きさに合う箱などに敷いてあげた毛布ごと寝かせてあげましょう。そして、直射日光が当たらない風通しのいい場所に安置し、保冷剤やドライアイスなどでお腹を中心に冷やしてあげてください。
大切なペットとのお別れの方法を決める
ご遺体が安置でき、気持ちが落ち着いたら供養方法を決めましょう。
供養方法は大きく分けて3種類あります。ペットの望む供養ができるようによく考えましょう。
①自宅で埋葬する
自宅で埋葬する方法は、費用がかからず手軽にできる供養方法で自分の都合が良いときにいつでも手を合わせることができます。
埋葬する環境によっては骨化するのに時間がかかる場合があるので、深い穴を掘り、なるべく早く土に還ってあげられるようにしましょう。
ただ、敷地外にペットの遺体を埋葬するのは法律で禁じられているので、引っ越す予定がある場合や、自分の庭などの敷地が無い時は、埋葬するのは控えましょう。
②自治体に依頼する
自治体にペットの遺体の引き取りや火葬をお願いすると、2千円~3千円と業者に依頼するよりも安価で済みます。
しかし、自治体によっては遺体をモノ扱いし、「供養」ではなく「ごみ処理」の一環である場合もあります。
そのため、手厚く供養してあげるためには安価であっても自治体はおススメできません。経済的な理由などで自治体に依頼したい場合は、事前に問い合わせて手続きや費用などを詳しく聞いておきましょう。
③ペット霊園などの業者に依頼する
業者に火葬や葬儀をお願いすると、他と比べて費用はかなりかかります。
しかし、その分手厚いサービスを受けることができるので一番おススメする供養方法です。
ペット霊園などに依頼する場合業者によって様々ですが、大体は合同火葬と個別火葬の2つの方法があります。
また、業者によっては様々なオプションがつけられます。東京都の大森ペット霊堂では、火葬当日まで自宅でしっかり過ごせるよう花祭壇を作る花祭壇プランや、オンライン葬儀プランなどもあります。
また、大森ペット霊堂では納骨もできたり、供養についても自分に合ったプランを選べます。電話やメールで生前相談を行うこともできるので、もし自分のペットの終活などについて不安なことがあれば相談もできますよ。
大森ペット霊堂はコチラ
https://www.petsougi.jp/
やっぱり辛い…ペットロスから立ち直るには?
供養も済み、ペットとしっかりお別れできたけど、悲しみは全く薄れない…。
何も手につかないし、早く立ち直りたいと思う人も多いと思います。
しかし、無理に早く立ち直ろうと思う必要はありません。悲しみを全て受け止め、たくさん泣いていいんです。ゆっくり時間をかけて気持ちを落ち着かせましょう。我慢せず泣きたい時に泣いてたくさん悲しむことで、愛犬との時間を良い思い出に昇華することができますよ。
また、ペットがなくなってしばらくは何も手につかないという状態が続いてしまうかもしれません。
そう言う場合は無理せず、できることをやればいいのです。しかし、仕事をしている方はそうはいきませんよね。
ペットが亡くなったことを理由に仕事を休むことは、理解が得られない可能性が高いです。
どうしても仕事に身が入らない時は、有給休暇を使ってお休みするのも一つの手ですよ。
愛するペットを亡くした時に立ち直るのには時間がかかると思いますが、ゆっくり時間をかけて思い出を笑顔で語れるようになっていきましょう!
まとめ
とても辛い話ではありましたが、ペットの最期について考えることはできましたか?以上をまとめると、
- ペットの供養方法
①自宅で埋葬する
②自治体に依頼する
③ペット霊園などの業者に依頼する
実際にペットが死んでしまったら冷静でいられなくなるはずです。しかし、大事な家族の一員でもあるので、最期までしっかり考えてお見送る準備から手続きを行えるようにしましょう。
とは言っても、ずっと最期のことを考えていては気が沈むばかりです。今のうちにたくさん遊んだり一緒に過ごして、思い出を作ってあげてくださいね!
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