火葬までの流れと東京都で霊園を選ぶ時のポイント3点
2020年9月28日
近年、ペットを飼う方は増えています。その中でも犬は絶大な人気を誇っています。愛犬がそばにいるだけで癒され、元気になれるという方も多いのではないでしょうか。その分、亡くなってしまった時の悲しみは相当なものです。立ち直れない方もいるかと思います。
しかし、大好きなペットであるからこそ、最期まで見届けてあげるのも飼い主の務めです。辛く悲しいことではありますが、家族の一員である愛犬のお見送り方について今のうちから考えておきましょう。
目次
ずっとそばに居たいけど…火葬はした方がいいの?
ペットが亡くなった場合、どのように供養してあげるのが良いのでしょうか?人によっては火葬をせず、自宅の庭に埋葬したいという方もいらっしゃると思います。もちろん、それはそれで大丈夫です。
しかし埋葬する時に自宅の敷地外に埋めることは法律違反です。また、埋める時の穴が浅いと悪臭を放ち他人の家に迷惑をかけることもあるので注意しましょう。
必ずしも火葬をしなければいけないという訳ではありません。ただ、現在ではペットの火葬も主流となっていますし、霊園によっては様々なプランがある場所もあります。
愛犬の最期のお見送りに、火葬も検討してみてください。
ペットが亡くなってから火葬までの流れを理解しておこう
では、実際に火葬を考えた時、どのような流れで手続きや準備をしていく必要があるのでしょうか。いざという時に焦らないように少しでも流れを頭に入れておきましょう。
①涼しい部屋へ移動させる
まずはご遺体を涼しい部屋まで運び、下にお気に入りの毛布などを敷いて寝かせてあげましょう。また、寝かせる時は足を折りたたむようにしましょう。
②体を冷やす
腐敗が早く進まないように、お腹を中心に冷やしましょう。冷やす時は保冷材などを使用し、氷を使う際はビニール袋に入れて使うようにしましょう。
③体液をふき取る
作業をしている間に穴から体液が出てくることもあります。その場合はティッシュなどで優しくふき取ってあげましょう。必要に応じて脱脂綿などを詰めても大丈夫です。
④業者に連絡する
以上のことを行ったら、ペット霊園や火葬業者に連絡しましょう。頼む業者や火葬の種類によってその後の動きが変わるので、あらかじめどのような火葬を希望するかなどを考えておきましょう。
霊園と言ってもたくさんある…東京都ではどういう場所を選べばいい?
実際にペット霊園に依頼する時はどのような場所を選ぶのが良いでしょうか?東京都では特にですが、数多くのペット霊園が存在します。母数が多い分、良い霊園もあれば悪徳業者などもあります。愛犬のためにも、良い霊園を選んで安らかに眠ってほしいですよね。
ペット霊園を選ぶ時にどういう点を意識すべきかお伝えします。
希望するプランがあるか
まずはこれを一番に探すことをおすすめします。ご自分が希望する形でお見送ることが第一ですので、そこを重点的に意識しましょう。霊園によってはオンライン葬儀ができたり、海に散骨をする海洋散骨という納骨プランがあったりします。どのような最期にしてあげたいかよく考えてから霊園を探すと選びやすいですよ。
自宅からの距離が近いか
自宅からの距離が近いとお参りに行きやすいです。特に、亡くなってすぐはできるだけ会いに行きたいと思う方も多いでしょう。その時に遠い場所を選ぶと、好きな時に行きにくくなります。
そのため、たくさんお参りをしてあげたいと考えている方は近場のペット霊園を探しましょう。
霊園内の管理は行き届いているか
大切な家族の眠る場所となる霊園が汚いところでは、自分もペットも悲しい思いをします。
気になる霊園が見つかったら、レビューなどを参考にしてしっかり管理されている施設なのか確認しましょう。
大森ペット霊堂は東京都の大田区にあり、火葬や納骨などに基本プランに加えたオプションプランがあったり、オンライン葬儀も行っています。24時間365日、深夜まで電話相談を受け付けていますので、気になった方はぜひご相談してみてください。
大森ペット霊堂はこちら
できるだけギリギリまで一緒にいたい…いつまでに火葬するべき?
大切なペットが亡くなってから火葬を依頼するまでの流れを説明しましたが、「すぐにそんなキビキビ手続きを進められない…」という方もいらっしゃると思います。
「納骨」に関しては、いつまでにするべきという期限はありません。納得するまで手元に置いておいて大丈夫です。
また、お墓に埋めずに手元供養をするという形をとることもできます。
しかし、「火葬」には期限があります。法的に定まっていませんが、動物は命が絶えると腐敗が進んでいくため、腐る前に火葬をする必要があります。
その進みを遅らせるために亡くなってすぐご遺体を冷やすようにしていますが、夏場は2日程度、冬場でも長くて3~4日程度が限界です。ギリギリまでそばに居たいという気持ちは分かりますが、限界まで自宅に置いておくことはおすすめできません。とても辛いことですが、できるだけ早めに火葬をし、気のすむまで手元に置いてあげましょう。また大森ペット霊堂では、ペット専用の安置室をご用意させていただいております。無料でお貸し出しをしておりましてご自宅で安置するよりも長い期間ご安置ができるようにさせていただいております。どなたでもご利用は可能でございますので、ご希望の方はお問い合わせくださいませ。
まとめ
今回は、ペットの火葬までの流れや東京都などの都心でのペット霊堂を選ぶ時のポイントについてお話ししました。以上をまとめると、
- ペットが亡くなってから火葬までの流れ
- ①涼しい部屋へ移動させる
- ②体を冷やす
- ③体液をふき取る
- ④業者に連絡する
- 霊園を選ぶ時のポイント
- ・希望するプランがあるか
- ・自宅からの距離が近いか
- ・霊園内の管理は行き届いているか
ペットが亡くなった後のことについて考えるのはまだ早いと思う方もいるかもしれません。しかし、人間もそうですが、いつどこでどのようにお別れするか誰にも分かりません。また、愛犬の死など考えたくもないことですが、いつかは訪れます。
大切な家族の一員として一緒に過ごしてきたからこそ、最期まで見届けてあげてください。
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