小鳥の火葬をお願いしたい方、初めてで不安なことを徹底解析します。
2020年10月22日
可愛いさえずりや仕草で見る人を癒してくれる文鳥やインコ。芸達者なオウムやおっとりしたフクロウ等、様々な鳥がペットとして飼育されています。飼育が難しいことや、鳥類を診れる獣医さんが少ないこともありますが、平均10~30年と犬猫と変わらず長く一緒に過ごす事の出来る人気のあるペットです。
私共大森ペット霊堂でも様々な鳥類の火葬を承っており、フィンチ類、インコ、オウム、フクロウはもちろん、大きな子だとアヒルの火葬実績もございます。大切な家族として暮らしてきた子に万が一のことがあった時、後悔のないお見送りをしていただく為によくあるご質問や小鳥の火葬についてお伝えしたいと思います。
目次
小鳥の火葬を行うにあたって、家族様からいただくよくある質問
鳥の火葬をする方は、犬や猫を飼われている人に比べては少ない傾向ですが、それでも多く大森ペット霊堂では火葬のお手伝いをさせていただきます。
その中で初めて葬儀や火葬を行う、ペット霊園に来るといった家族様がほとんどです。では、どのような質問をいただくのか解説させていただきます。
Q.小鳥のお骨は残るのか?
小鳥の飼い主さまから「お骨は残るのでしょうか」とご不安に思われお電話をいただくことがございます。
お身体がとても小さく、「もしかしたら骨まで燃えて灰になってしまうのではないか」「病気だったので骨は残らないかもしれない」などご心配されるかと思います。
大森ペット霊堂ではどんな小鳥でも、お骨が残るように火葬時間や火力などに細心の注意を払い火葬致しますので針ほどの細さの繊細なお骨ではありますがしっかりと残りますのでご安心ください。
Q.他の方も小鳥を火葬することを選ばれるのでしょうか?
「昔はよく庭や公園に埋葬していたが、今回は骨を残したいので火葬することにした」「そのまま埋めてしまうのが可哀想で火葬を選んだ」など飼い主によって理由は様々ですが近年は土葬よりも火葬を選ぶ方が増えているようです。
また、庭への埋葬やプランター葬を希望される方も一度火葬してから行う、ご自宅がマンションなどの集合住宅で庭やスペースが無いというのも増えている理由の一つではないかと思います。
小鳥のような小さな子でも大切な家族の一員であることに変わりはありません。葬儀を行いしっかりとお見送りをしてあげたいという方がとても増えております。
Q.小鳥が亡くなってしまったらまずはどうしたらよいのか?
予期せぬ出来事にご不安な点も多いかと思います。
「どうしたらよいか」を事前に知っておくことで不安な気持ちを和らげることができます。
小鳥の安置について
まずはお気持ちを落ち着かせていただき、お身体の安置を行ってあげてください。
この工程はこのあと自宅でお別れの時間を過ごすためにとても大切なものとなりますのできちんと行いましょう。
お身体が納まる大きさの箱やケースなどを用意して、保冷剤を敷いた上にお寝かせください。この際、保冷剤が直接触れると羽が濡れてしまいますので、キッチンペーパーやハンドタオルで包んでからあててください。
安置中に保冷剤に保冷効果がなくなったら取り換えましょう。
直射日光の当たらない涼しい場所であれば3日ほどは問題なくご自宅で一緒に過ごす事ができます。
ご家族でどのように見送りたいのか話し合う
火葬か土葬か、お手元にお骨を残すか残さないか、してあげたいことは何かなど、お気持ちが落ち着き、話し合いができる心情になってから家族でしっかりと話し合うことが大切です。亡くなってすぐは悲しみが深く、正常な判断ができないことも多々あります。万が一に備えて、事前に話し合っておくのもよいでしょう。
火葬してくれるペット霊園や火葬業者を探す
昨今はインターネットが普及しており、お住まいの地域やペットの種類などでたくさんのペット霊園や火葬業者の情報を得ることができます。いくつかピックアップし、まずはお電話で問い合わせてみてください。
わからない事や不安な事などがあれば聞いておくとよいでしょう。そして時間が許す限り、何か所か施設見学されることをお勧めします。多くの霊園、火葬業者では火葬プラン自体に大差はありませんが、電話や見学時の対応、施設の設備などにもちろん違いがあります。
大切な家族のお見送りですから、信頼できる所を厳選し心安らかに送ってあげてください。
Q.小鳥の火葬はどのように行われるのか
大森ペット霊堂ではお身体の小さい小鳥の場合、専用の器具に繊細なお骨を守るため石灰を敷き、そこへお寝かせをして火葬します。
オウムやフクロウ等の大きい鳥はお身体のサイズによって器具は使用せず火葬します。
お花やごはんなどはお骨に影響が出ないようにお身体から少し離した場所に添えさせていただきます。
Q.一緒に火葬できるものは何がありますか
生前食べていたごはんやおやつ、生花やお手紙などは問題なくご火葬可能です。
また、止まり木やおもちゃはお骨に影響がある物もございますので、持参いただきスタッフが確認致します。
最後に
お見送りの方法やその後のご供養なども多種多様な時代となってきました。
何が正解というのではなく、前述のとおり「後悔しないお見送り」を行っていただくのがその子にとっても飼い主にとっても一番良いことなのだと思います。しっかりとお見送りが出来ると気持ちに一区切りが付くと仰る飼い主もたくさんいらっしゃいます。
大森ペット霊堂では、事前に予約が必要ですがいつでも施設見学をすることができます。いざという時に慌てないためにもどんな些細なことでも一度ご相談下さいませ。
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