ペット葬義が必要な方へ、6つのやらなければいけない事
2020年11月10日
最愛のペットが亡くなってしまった時、悲しみが深い中でどうしたらいいのか分からなくてお困りの方が多くいらっしゃいます。まだペットの死を受け入れられないお気持ちも不安な中で、初めての事ならなおさら、何をするべきなのか迷ってしまう事は当然の事だと思います。考えたくない、考えられない状況の方もいらっしゃると思います。悲しみの中でも愛する我が子を最高の形でお見送りしてあげられるよう、飼い主様のやる事・その順序などを書き出してみます。
目次
ペットが亡くなったらしてあげる事その1
体の安置まず初めにやる事は、ペットちゃんのお体を守ってあげる事。
その子のお体の状態にもよりますが、安置をしっかりしてあげれば、数日後のご葬儀でも綺麗なままのお姿でお見送りしてあげられます。その間にご家族様で充分にお別れのお時間をお取りいただけますので、亡くなったらすぐにでも葬儀の予約をしなくては、、、と急ぐ必要はございません。まずはお体を守ってあげる事をお考え下さい。葬儀は早急に対応してくれる霊園が多いので、少し落ち着いてからのご予約でも構いません。ご不安なことがあれば、お気軽に霊園のスタッフに問い合わせてみてください。
ご遺体の詳しい安置方法はコチラ。→犬を安置するのにドライアイスは必要?
ペットが亡くなったらしてあげる事その2
葬儀の方法を決めるペットのお見送り方法はいくつかありますので、ご家族様の納得のいくお見送り方法をご検討ください。参照サイト→https://www.petsougi.jp/cremate
立ち会って最後までお見送りしてあげる火葬の場合
人間と同じように手厚い葬儀で、骨壺にお骨を収める収骨までご自身で行いたい。
個別で一任火葬を任せてくださる場合
葬儀手厚いお見送りをしてお骨は戻ってきてほしいけど、我が子のお骨を見る自信がない、又は時間がないなど。
合同で火葬する場合
お骨が戻ってきて手元にあると辛くなる、他のペットちゃん達と一緒に火葬して欲しいなど。
送迎や訪問を希望される際
送迎を希望したいが、移動火葬車ではなくちゃんとした霊堂がいいなど。
また、上記のもの以外でも対応可能な事もございますので、まずは霊園に問い合わせてみるなどして納得のいくご希望のお見送りをご提案ください。
ペットが亡くなったらしてあげる事その3
ペットの葬儀場を探す事
予約するどこに連絡したらいいのか分からない、近くにある霊園を知りたいなど、霊園をお探しできるサイトもあるので是非ご活用ください。
ペット葬儀マップ→https://www.pet-farewell.net/hotline/
また気になる霊園があったら、口コミを参考にしたり、実際に電話をかけてみた時の対応や、施設を見学に行くなどして、我が子の旅立ちの場にふさわしい霊堂を見つけてあげてください。飼い主様はご希望を伝えるだけでも大丈夫です。細かなサポートは霊園のスタッフがやってくれますので、飼い主様のやる事はご希望のお見送り方法を検討する、相談や提案をするだけでも大丈夫なので安心してスタッフにお任せください。
ペットが亡くなったらしてあげる事その4
ペットの葬儀に必要な物を準備する
- ・葬儀の時に我が子に一緒に添えてあげる物を準備する。(ご飯、おやつ、お花など)
- ・手紙を書く
- ・写真を撮る
- ・遺毛を残しておく
- ・ご家族やお世話になった方たちと一緒にお別れの時間を設ける。など。
お身体がある間にしかできない事もあります。後から後悔しないように、大切な思い出として残してあげてください。
ペットが亡くなったらしてあげる事その5
役所に届けを出す(必要な場合のみ)
まず犬の場合は、飼い犬の死亡届を出すことは『狂犬病予防法 第四条』で義務付けられています。届け出期間は、亡くなった日から30日以内とされています。
届け出に必要なもの
- ・印鑑・犬の鑑札
- ・狂犬病予防注射済票
- ・死亡届け
提出方法
- ・役所に行きその場で記入
- ・ダウンロードファイルを印刷し窓口へ、または郵送も可能
- ・HPからの電子申請も可能。・提出は、ペットの飼い主もしくはその家族がやると義務づけられているが代理人申請も可。
- (申請者が電子委任状を作成でき、委任された代理人が電子申請できる)
- ・手数料などの支払いは電子納付も可。
死亡届けの記載事項
- ・犬の所有者(住所、指名、電話番号)
- ・犬の所在地
- ・犬の名前、種類、性別、毛色
- ・登録年度・登録番号(鑑札に記載あり)
- ・死亡年月日
- ・死亡時の所有者
- ・注射年月日 など
※自治体により必要記載事項が異なります。
届出場所
お住まいの自治体(生活衛生課、核地域健康課)犬は狂犬病予防法により死亡届の提出が義務付けられていますが、猫はその対象ではありません。またその他のペットに関しても住んでいる地域により届出の必要なペットに違いがあるため、自分のペットはどうなのだろう?と思ったら、各役所に確認してみることをおすすめいたします。気持ちがまだ辛い中で死亡届を出すのは、とても辛い事かもしれません。気持ちの区切りがつかずに何ヶ月も経ってから出す人もいますが、すぐに出さなくても初七日を迎えた後でも充分です。愛犬にしてあげられる最後のお世話のつもりで、安らかな気持ちで最後まで綺麗に見送ってあげましょう。
ペットが亡くなったらしてあげる事その6
お世話になった動物病院や、可愛がってくれた方々に、ご報告をする。
これは義務ではありませんが、一生懸命我が子と向き合ってくれた先生や、愛情を持って我が子と接してくれた方々に、今までありがとうございましたと感謝の気持ちを持ってご報告してさしあげましょう。
まとめ
愛するペットが亡くなる事は、その場に直面すると思ってる以上に辛い事かもしれません。冷静に考えて行動することが難しいそのような時に、こちらのサイトが少しでもお役に立てば幸いです。飼い主様とペットちゃんの幸せを心より願っております。
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