ペットの供養は納骨以外に何ができるの??
2020年11月5日
目次
ペットの供養はどんな方法があるの?
ペットを火葬した後、皆様様々な方法で供養されるかと思います。ペットの供養の仕方に決まりはありませんので、沢山の選択肢の中から自分にあった供養方法を選ばれると良いでしょう。
では、ペットの供養にはどんな方法があるのでしょうか。
手元供養
いつも過ごしていたご自宅で供養をする方法です。ペットと離れるなんて考えられない、ずっとそばに置いておきたい。そう思う方がほとんどでしょう。そばに置いておくことで残された家族が少しでも穏やかな毎日を過ごすことができるのであれば、手元供養は最善の選択だと思いますし、ペット自身も喜んでくれるでしょう。ペットがいつも寝ていた場所、お気に入りだった場所などにペットのコーナーを作っている方が多いようです。仏具セットを置き、毎日お線香をたいてもいいですし、火を使うことに抵抗があるのであれば、お水やごはんなどを供えて手を合わせるだけでも十分供養になります。
粉骨をしてお骨をパウダー状にし手元供養をする
ご自宅で手元供養をする場合、骨壷を置くスペースがないと悩まれる方もいらっしゃいます。特に一人暮らしをされている方は大きな骨壺を置く事ができず悩まれることでしょう。そこで粉骨をして骨壺を小さくするという方法があります。粉骨とは骨をパウダー状にすることをいいます。よって骨の体積が三分の一~四分の一程になり、それに伴い骨壺も小さくなりますので省スペースで手元供養をすることができます。
しかし、中には骨を砕くということに抵抗を感じる方もいるようです。
ペットの納骨にはどんな種類がある??
個別納骨
ペット霊園に個別で納骨をする方法です。人間の納骨堂のように個室のお部屋に納骨をします。お部屋はその子だけのスペースですので、好きだったおやつやおもちゃや写真などを自由に飾っていただくことができます。霊園にもよりますが、解約もいつでもできますし、お正月などに一時的に自宅に連れて帰ることもできます。スペースに余裕があるのであれば、数体納めることもできます。個別の納骨に関しては、年間の管理費がかかるところがほとんどです。最初の購入費用や年間の管理費は霊園によってかなり差がありますので、一度実際に見学に行き詳しく話を聞くとよいでしょう。
合同納骨
ペット霊園に合同で納骨をする方法です。他のペットの遺骨と一緒に合同のお墓に埋葬をします。骨はそのまま土に還すまでの供養を行っているところがほとんどです。
ただし、ペットの遺骨を骨壺から出し、他のペットの骨と混ざってしまうため一度合同で納骨をしてしまうと遺骨を取り出すことができません。あとから後悔のないようによく考えてから納骨する必要があります。費用は数千円で行える場合がほとんどで、管理費などもかかりません。
ペットの分骨
分骨とはペットの骨の一部を分けることをいいます。小さなキーホルダーカプセルに入れたり、分骨用の小さな骨壺に入れることもできます。【分骨をすると、あの世で五体不満足になる】というようなことを聞いたことがある方もいるかと思います。ペットの分骨について特別な決まりはありませんが、飼い主自身がどうしても気になるということであれば、【爪】や【歯】などの再生されると言われている部分を分骨するとよいでしょう。大切なことは家族全員が納得のできる方法を選ぶということです。
家族がそれぞれ独立をしているからという理由でいくつもの小さな骨壺に分ける方もいらっしゃいます。
また、合同納骨をする際に、一部の骨をお手元に残す方も多くいらっしゃいます。
ペットと一緒に入れる納骨堂やお墓ってあるの?
昔は、お寺や宗派の都合によりペットと人間が同じ場所に眠るということは難しく、【ペットはペット霊園】という考えが当たり前でした。しかし、長い時間を共に過ごしてきたペットとこれからもずっと一緒にいたいと思う方が増えてきている現代において、わずかではございますが、ペットと同じ場所に納骨をすることができるお墓や納骨堂が増えつつあります。樹木葬などの永代供養もございます。
ペットを自然に還したいと選ばれるのは海洋散骨、樹木葬など
ペットの骨をパウダー状にする【粉骨】をして、海などに撒いて自然に還す供養のことをいいます。所有権が自分にある場合は、【自宅の庭】【山】【川】に撒くこともできます。「海沿いをよく一緒に散歩をしたから」「海で泳ぐのが大好きだったから」「自分たちも将来は海に散骨を考えているから」「自然に還してあげたいから」など、理由は様々ですが人間の散骨同様に希望される方が増えてきています。
散骨をする場合は、ペットの骨であっても必ず粉骨をするのがマナーです。トラブルが起きないよう十分に配慮が必要となります。
粉骨に関しては散骨業者でも行えますが、ペット霊園でも承っております。
まとめ
このようにペットの供養方法は様々ありますが、どの方法を選ぶのかは飼い主次第といったところでしょうか。よく考えずに一時の感情で埋葬をしてしまい後から後悔をするといったことも多く見受けられます。
四十九日までにどうするか決めなければいけないと思っている方もいらっしゃることでしょう。しかし、ペットを見送った後に少しずつ気持ちの整理がつくと、どのようにしたいのか自然と気持ちが決まってくるものです。無理に気持ちの整理をつけようとしたり、無理に決めようとすると後々後悔をすることになってしまいます。決して急がずに、大切なペットとの想い出を思い返しながらゆっくり決めるのが良いと思います。
大森ペット霊堂では葬儀だけでなく、供養の相談も承っております。自分にはどの供養方法が良いのかわからないなどお困りの時はいつでもご相談ください。
当施設以外で火葬をしたペットの供養も承ります。
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